続・アフリカを振り返る
2024/12/15
ジンバブエ再入国3日目。
この日のフライトで私は南アフリカへと戻る。
さて、せっかくなのでアフリカ振り返りの続きを書き残しておこうと思う。
モロッコから西サハラ、そしてモーリタニアへと南下し、そこで旅のハイライトになるだろう出来事といえば、アイアントレインだ。
乗車中は大変だったものの、貨車から眺める日没や夜明けの景色と、深夜に煌めく満天の星空は格別。
何やら最近、本当に外国人の乗り入れが禁止になったとの情報があるので、その意味でも乗れて良かったと思う。
その後、ヌアクショットでコバ君と出会い、腐った国境を抜けてセネガルまで行くも、首都ダカールで彼の携帯電話が盗まれるという事態。
この辺りで本当にもうアフリカを切り上げようかと思い始めたが、そんな災難に見舞われたにも関わらず、コバ君が発した言葉に私は驚いた。
「それでも、東アフリカから南にかけては絶対に行った方が良いと思います」
すでに訪れていた彼だからこその説得力だ。
一旦ヨーロッパに戻った私のアフリカ3度目の上陸はトラブルも有ってヒヤヒヤだったが、アンゴラ、ナミビアを経て南アフリカ・ケープタウンに辿り着き、今までのアフリカ各国とは全く違う世界を見て
「あぁ、やっぱり来て良かったな」
と素直に思えた。
背中を押してくれたコバ君に感謝している。
その後ジンバブエ〜ボツワナ〜ザンビアまで北上するにあたり助けられたのは、旅仲間のゆうちゃんから頂いたアドバイスだ。
おかげさまでトラブルも無く旅を続けられた。彼女にもまた本当に感謝している。
(オレオの苺味だけ見つけられなかったのが、ちょっと残念…)
結果的に東アフリカまで行く事は出来なかったが、気の向くまま、成り行き任せの旅をしている以上、これも自分のやり方なのだと。
そんな述べ約5ヶ月のアフリカ周遊だったが、なんだかんだあれど、この世界旅が終わった時にまた振り返る事を楽しみにしている。
この日記を書いてる今は現地時間で12/16、午前10時。
私はヨハネスブルグの国際空港にいる。
いよいよ明日にはアフリカを経つ予定だ。