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抹茶の時間 Urala

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#裏千家

お稽古memo 2024/2/22【大炉、濃茶、大津袋】

お稽古memo 2024/2/22【大炉、濃茶、大津袋】

本日は2月3回目のお稽古でした。大炉も3回目になるとやっとスムーズに動けるようになってきます。そう思った頃に2月が通り過ぎていきます…。
本日は他の生徒さんが炭手前をされていました。

【炭手前のメモ】
私は炭手前のお稽古がまだなので、お客様目線で予習メモ。
●大炉ははく回数が多い
●湿し灰はたっぷりと
●大炉の時は灰匙も大きく陶器のものを使用
●亭主が炉正面に戻り、羽箒で初掃きを始めたら、正客か

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11月 開炉

11月 開炉

爽やかな秋晴れが続いています🌸
秋の行楽シーズンですね。だんだんと東京も葉が色づいてきています。
二十四節気では立冬(11月8日頃~)に入りました。
まさに冬のはじまりです。今年はまだあたたかな小春日和が続いていますが、気付いたらすぐそこまで冬が迫ってきています。
記事のUpが少し遅れてしまいましたが、とうとう開炉の月がやってきました!お茶の世界のお正月です。まずは七十二候から。

七十二候では

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お稽古(10/25)中置/五行棚

お稽古(10/25)中置/五行棚

先週から急に冷えてきて、着物が着やすくなってきました。
季節は二十四節気で霜降。
「霜降」とは、読んで字の如く、北国の方から徐々に霜が降り始める時期、という季節です。関東ではもう少し先になりそうですね。

七十二候では次の3つの候に分かれます。
10月23~27日頃 霜始降
秋の霜は農作物に大きな打撃をもたらします。そこから、「秋霜烈日」という言葉も生まれました。秋の霜と、夏の猛烈な日差しの過酷さ

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10月のお稽古は中置(10/11)

10月のお稽古は中置(10/11)

10月と言えど昨日は夏日で、先生と「季節感がないわね〜」と笑ってしまいました。
季節はもうすでに二十四節気で寒露。
「寒露」とは、朝晩の冷え込みがはっきりと感じられなるようになり、明け方、草や葉に宿る露の冷たさに驚かされる、という季節です。

七十二候では次の3つの候に分かれます。
10月8~12日頃  鴻鴈来
燕が南へ帰ると入れ違いに雁が渡ってきます。遠くシベリア、カムチャッカから海を越えてやっ

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“茶道と禅” #1 「禅」とは、、?

“茶道と禅” #1 「禅」とは、、?

茶道のお稽古をしていると、掛け軸に禅語が書かれています。
禅ってよくわからないけど、なんだか有難いお言葉なんだろうなぁくらいに思っていました。今回は改めて、茶道と禅のつながりについて考えてみたいと思います。

まずは「禅」って何ぞや!?っていうね。
ジャカルタに住んでいた時、お友達のインド人がとても日本が好きで、
「ZENの本、私いくつも持ってるのよ!さぁ語りましょう!」
と。。 ご、ごめんなさい

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裏千家茶道 棚の種類

裏千家茶道 棚の種類

棚のお点前が増えてきたので、備忘録。

棚の場合は湯返しがあること、お仕舞の仕方、飾り方、バージョンがあるので、メモめも、、!

更好棚(こうこうだな)玄々斎好/桐木地。利休好みの三重棚を元に二重棚で作られたことから「更に好まれた棚」という名を持つ。炉、風炉両方に用いられ、4本扱いなので水注ぎの際は水指を棚から下ろして注ぐ。

吉野棚(よしのだな)圓能斎好/桐材春慶塗で、丸い窓と障子の造りが特徴。

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