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チームで働くについて、話してみて

僕の独断と偏見で #自分の感じたこと を書く「YAMADAタイムス」です。

前回に続き「僕がチームで働く理由」について#3を書く予定でしたが、今日は、チームで働く魅力について、オキナワダイアログさんのイベントにて
登壇させていただく機会がありましたので、そのことについて書きたいとおもいます。

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新しい働き方lab meetup 「個人で働く、チームでも働く、の創り方」

今回、沖縄の那覇市にあるコワーキングスペース「OKINAWA DIALOG(おきなわダイアログ)さんの取り組みの一部として、僕とダイアログの水澤さんと二人で、トークセッションのような形式でお話させていただきました。
http://okinawadialog.com/event/labmeetup-teamwork

こういう場は、以前大きな失敗を経験したこともあり正直苦手で。
トラウマのような感情があったのですが…
今現在の僕たちの働き方や、シェアオフィスについて興味を持っていただ方からの紹介とあって、思い切って参加してみることにしました。
僕のあがり症も考慮いただき、やりやすい雰囲気と進行で約2時間半の楽しい時間を過ごさせていただきました。
それと、ご参加いただいた方からのご質問からも、多くの学びや気づきがある貴重な機会となりました。
オキナワ ダイアログの皆さんどうも、ありがとうございました!

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ご参加いただいた方々へ

まず、はじめに心より御礼申し上げます。
土曜の貴重な時間を削り何者でもない僕や、今の取り組みついて何かしらの興味を持って、足を運んでいただき心より感謝申し上げます。
20人近くご参加いただいていたかと思われますが、イベントでのお時間は、みなさん一人一人のお考えに、比例/反比例どちらでも構いませんので今後の何かのきっかけや、糧になれればと想いありのままで話させていただいたつもりです。
約2時間半の時間を共有させていただいたことに感謝しています。
本当に緊張していたので、ところどころ記憶がないですが今も、なんとか記憶をただおりながら、振り返りとしてこのnoteを書いています。

実際、参加してみて

今回、僕の主なスタイルである「チームで働く」をテーマに、これからの働き方ついて考えてみることがテーマのイベントでした。
ダイアログさんも、僕も、参加者の方々にご質問するまでは、てっきりフリーランスの方が多く参加されるものだと予想していました。
実際、参加いただいた方々のほとんどが会社員の方や公共機関?なのかな?にお勤めの方々が殆どで、一瞬ちょっと焦ったのは本音です。
ただみなさん、これからの時代に向け
今の働き方について真剣に検討されている方や、今の職場での環境に対し、何かしらのヒントを求め足を運んでくれたのかなと思うと
ちょっと嬉い気持ちでエンジンがかかり過ぎちゃった感じもして少し反省しています。
なので、限られた時間で尚且つ、僕も緊張してたこともあり、頂いたご質問に対しもっと細かく意見交換をさせていただきたかった想いも込め、振り返りとしてこのnoteに書きまとめさせてください。
※気になった質問について、改めて書かせてください。


Q:チームを組む際に、参加するメンバーの良し悪しはどうやって決断しているのか?

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こちらについて、正直に話させてもらいましたが改めて振り返ってみても同じ答えになりそうです。
そこに正攻法は存在しないと思っています。
では、僕はどうしているかというと…
思い切ってまずは、一緒にお仕事をしてみるというなんとも直感的な方法です。
一緒に行動を共にしたい背景や理由などを共有させていきながらも、そこだけの情報や言葉だけで人間を判断することは難しいです。
そもそも僕にそんな判断能力はないので、やはり実際のお仕事ととなる、働く現場でその人のモチベーションや姿勢で判断する方が一番手っ取り早いかと感じます。
そもそも、「判断」と言いましたが、それは自分だけの裁量ということではないです。
その対象となる方への裁量は、現場に関わる全員で検討し判断する。
その決断するという大きな責任自体を、チームでシェアすることができればベストだと思います。
(もちろんその本人にもそのような方法を取るということを事前に話し、承諾を得ることも重要です。)

ですので、まずはご自身一人で判断が難しいと感じる場合は無理をせず、
このような裁量方法を取りたいということを、事前に本人とメンバーに共有し理解してもらうことで結果について一つの学びを共有する考え方にシフトしてみてはいかがでしょうか。
実際に現場で行動を共にするメンバー全員で、それぞれについての評価や課題ポイントについて全員で出し合ってみてのは判断する側でもあり、判断される側でもある。フェアな方法として結構、ありだとおもいます。
それを念頭に置いてまずは共に取り組んでみる。
その方が、自分以外の人の視点でしか気づけない要素や隠されたポイントを発見でき、本質に触れるきっかけにもなる機会を増やせるかとおもいます。判断される側も判断する側もお互い、内容に納得できるフェアで誠意のある判断ができ共創する思考や、環境が生まれやすくなる効果にも繋がるとおもいます。


Q:どうやって、メンバー同士の意見をまとめていますか?
Q:どうやって、意思決定をしているのか? それは誰がやるべきなのか?

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こちらの内容については、もっと詳しくお話をお聞きしたかったです…。
もちろん、多くの手法がありますし参加されているメンバーのバックボーンにも影響しますが、
意思がまとまらない、判断が難しい理由について目を向ける
まずはそこから立ち返ってみてはいかがでしょうか?
このような状況下でお困りの場合の多くは、メンバーが集う目的や理由について深い理解や、ぞれがまだ自分ごととして認識できずにいる。
というような可能性が無視できないからです。
どうしても、勤務時間内での業務についてパフォーマンスの質を気になさる方(またはその報告を求められる立場の方)は多いかと思います。
その状況は組織にとって非常に重要な考えだとおもいます。
だからこそ改めて、このメンバーが集い時間や思考を共にする理由について深く、掘り下げるための時間をしっかり担保することをオススメしたいです。
時にはメンバーになった経緯や理由に対し受動的な姿勢を持つ人もいます。
・経営判断からの指示
・役職的な立場によるもの
・人員の配置によるもの
・関連する部署に所属しているなど。
組織の中でメンバーにアサインされる理由や背景によって、モチベーションはそれぞれ異なる状態は決して珍しいことではないです。
だからこそ、今一度それぞれのバックボーンを踏まえ、意識や目的を統一することをおすすめしたいです。
その意識の共通化が、おざなりにしてしまってはこの先もずっとバラバラのままに進行していく可能性もあります。
そのために、今の感情や想いについても正直に話し、皆で認識し合うための時間や、場も大事だとおもいます。

・自分たちの目指すべき指標は何か?
・目を向けなければならない本質的な課題は何か?
メンバーが同じ目線と思考になるまでしっかりと時間を持つべきです。
会社内での限られた時間や条件で、何かしらの結果や進捗を求められている。など、事情はあるかとおもいます。ここは慎重にいくべきだと感じます。

状況を詳しくお聞きできないものの…あくまで憶測ではありますが…
ご質問から、僕が感じ取った雰囲気としては”何か新たな取り組みのために集われた組織”のような気がしました。
僕らの場合、常にそのような場面では、メンバーそれぞれの思考や背景をたくさんアウトプットすることにまずは集中し、そのための時間をしっかり設けています。
様々な視点や立場になって考えたり、自分の日常生活に置き換えて考えてみたりと、可能な限り多角的に、多面的に物事の対して目を向け時間を費やします。
・向かうべき理由
・理想や目標
・目的が何か?実現するための手段とは?
何のために、誰のために労力を注ぐことが、自分の大義になるのか?
それぞれ同じ温度になるまで…同じ方向に目を向けるまで…
根気強く向き合うべきだと感じます。
そのためにはまず、自分や自分以外のメンバーと干渉し合い、それぞれのことをインプットし、自分の想いをアウトプットしていく。
時には、自分側に引っ張ってみるリーダーのような(エンパワーメント)役割や、自分の意見は一旦置いてそれぞれを整理し掘り下げ、コミュニケーションを活発化させる(ファシリテート)の役割になったりするのもいい方法かとおもいます。
またその役を、立場を変えて開催ごとにランダムに決めてみることから始めるのもいいかもしれません。
僕らも、メンバーでブレストしたり、コンセプトワークなどひつのテーマに対し、いろんな掘り下げ作業をすることを大切にしています。

様々なやり方や、メンバーや環境にとってよて方法は多数あるかとおもいますが…とても読みやすい参考書としてオススメさせてもらいたいのが、こちらです。
この本わかりやすくて、読みやすいのでオススメします。

他にも、チームで取り組む際に気をつけていることについて以前、こちらのnoteでまとめているので、もしよければ何かの参考になればとおもいます。

大前提に、ただ時間をかければ良いというわけではないですが…
費用対効果への過敏な意識や、偏った生産性の向上を意識しすぎることで、本来、共通の目的として解像度を上げていかなければならない本質的な価値や、課題に向き合う機会を見失ってしまわないよう注意していただければとおもいます。どのタイミングも焦らずゆっくりが良いですね。

チームを組む理由や手段、行動と時間を共有する意味をちゃんとそれぞれが共通の意思や言語で統一していかなければ…時間が経つにつれ、共にする意味を体感できなくなり、好転していかない(機能していかない)これこそ、生産性の悪い時間の使い方になってしまう可能性もあります。
参考書として紹介させてもらった本の内容や、実践しみてうまくいかない場合には、改めて相談いただけると嬉しいです。
そもそもイベントに参加した理由はそのような繋がりを持ちたかったというのも背景にあります。

メンバーと共有する時間の質を上げるためには、チームで時間を共有する順番として
前:意識と姿勢を変える/自分ごと化する
後:解像度を上げていく洗い出し作業/手段を導き出す
の前編/後編に分けて取り組んでみるのはどうかな?
と思います。

前:意識と姿勢を変える/自分ごと化する準備期間
ものすごいシンプルな内容でアドバイスにもなっていないかもしれませんが…開催する度に、自分たちなりの目的の認識を濃ゆくしていくイメージで、自分たちなりのルールや、それぞれの役割を持たせてみることで、メンバーそれぞれが受動的な姿勢から能動的な動きへと活発化させ、それぞれが「自分ごと化」していくための意識や姿勢を整える準備期間となります。

後:目的や課題の掘り下げで、手段を導き出す。
次は、しっかり目的や課題に対しどう挑んでいくか?
取り組むべき道筋を明確に(見える化していくための)していくための
解像度を上げていく掘り下げ作業にシフトできるかと思います。
ここで改めて、様々な意見や視点を出し合うブレストの時間を重ねていくことで、これまでには出てこなかった視点や、掘り下げていくべき内容などが識別できるようになり、目標や課題について何をどうすべきかの方法(手段が)を導き出せるとおもいます。
自分たちなりのアイデアで突破口を見つけ、進むべき道が拓けていくイメージです。

このような、質の高いミーティングを繰り返し行うことで、チームの質や力は向上し、それぞれがぞれぞれのアイデンティを尊重しながらも、協力しあえる力が身にき。共創する環境が出来上がってくると僕は考えます。
それぞれの意識も変わり、費やす時間もより効率的になっていきます。
本来、生産性とは短い時間で結果をだす…みたな
効率化することだけが全てではないと僕は思っていて。
あくまで生産する質を上げるために自分たちのやり方で改善していく。
その方法を自らで示し、行動していく。
それぞれがそのやり方をしっかり消化できていて初めて質が向上し個のパフォーマンスが好転していくと考えます。

チームとは、それぞれが強みや、弱みを分かち合って初めて、個の力だけでは導き出せない方向性や、新たな可能性を広げることができる素敵な共創環境です。
どんなに時間が惜しかろうと、チーム本来がもつ強みをうまく好転させ機能させることが重要だとだと思います。
初めてのことで、困惑することも多いかと思いますが根気強く、自分たちの先に繋げるための「今」と向き合う時間を大切にしていただければと感じました。


Q:今の職種や技術を極め、独立するか?
Q:他の分野も視野に入れ独立するか? どちらがオススメですか?

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こちらの質問は、僕なら…という個人的な考えで返答しましたが。。。
少し、補足をさせていただけますと幸いです。
「これからは個の時代だ。」
「フリーランスの急増」
「大手企業からの離脱」
「人生100年時代」
「企業、独立」

企業にお勤めのかたには、どうしても無視できないキラーワードが世を席巻していると思いますが、兎角まずは…
「自分がやりたいことは何か?」そこに焦点を絞って、ご自身としっかり向き合う時間を設けてみるのは人生において、大事なことだと思います。
僕自身、まだ明確なビジョンを投影できるほどではないですが、常に頭の中のイメージを研磨している段階です。
自分がやりたいことが何か?それをすることで、自分以外の人や環境にどう影響するのか?ということをテーマに、1日の約15分間だけでも集中してみる習慣を持つのもいいかもしれません。
一番僕があの場でお答えしたかったのは、独立することが目的になってはいけないと僕は思っています。
現在、お勤めの方は特に毎月の固定収入がある環境だからこそ、その環境をうまく利用し自分について考えるお時間を持つのもありだと思います。
フリーランスや、起業する場合は何をするにも、消費する時間に対し、常に理由が紐づいてきます。
・収益性があるのか?
・メリット/デメリットはあるのか?
・投資性はあるのか?など…
なので、今のお勤めの時間をうまく利用して、将来について焦らずゆっくり見つめることができる環境を十二分に活用して欲しいと思います。

そして、質問の内容について補足する点としては、独立の考えの他に、改めて今働いている環境で、今の技術をさらに極めたり、新たな技術を取得する環境を現在の会社内で保持する方法を探ってみてはどうか?という内容です。(とっくにトライしてみたよ…ということでしたらスルーしてください!)

お勤めの方で、これからの働き方や環境への変化、改善について。
まずはどうにかしたいと思っている方は、直ぐにできることとして
会社と自分の未来について共有できるメリットポイントを探してみるのはどうでしょうか?
自分にとってのメリットだけではなく、そのことを自分が行うことで
会社にとっても有益性が生まれそうなポイントを探してみるということです。
僕があなたの会社の経営者なら、社員から将来についての提示がある際に、その行動理由や目的について、会社への貢献や有益性が高いことも踏まえ提案された場合、簡単に無視はできないとおもいます。
しかも、お互いメリットを実現させるため給与以外の方法で、環境の整備や、制度の追加または緩和によってできることであれば、さらに経営側は無視はできないかなと思います。
そこまでやってダメなら、他の方法としてプライベートな時間を利用し、いろんなコミュニケーションが取れる交流の場やイベントにアンテナを張り、インプット・アウトプットできる方法を探したりします。
今回のイベントの開催素である、オキナワダイアログさんのようなコワーキングでのイベントや、ランサーズさんの「新しい働き方LAB」に登録してみるなど、オンラインサービスとして非常に有効な手段だと個人的に思います。
少し前と違って、オンラインサービスも豊富に増え、そのまとめサイトもあったりと、自分への投資に対し「時間やお金」に多くのコストをかけずに隙間の時間でできる時代だと思います。

そこで改めて自分のやりたいことを実現するための最適な環境と方法を導き出せば、あとはやりたいことに没頭する迷わない選択ができる方法の一つかと思っています。
ぜひトライしてみて自分なりの判断をしてみるのも有効と思います。
個人的にこんな本もお勧めしてます。



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またまた長くなってしまったのですが…


何者でもない僕や、その取り組みに興味を持って足を運んでいただいた方へ、勝手ながら、何かしらのお礼がしたくて書いてみました。。。。
イベントの中、「それは、YAMADAさんだからできたのでは?」と感じた方もいるかとおもいますが、僕のやり方は書いた通りです。

難しく特殊な方法はなく、自分と何かを共有する人に対し、ひたむきな姿勢でありたいと意識し、共有する物事に丁寧であればいいと思っています。

僕は見ての通り、文章力もないですし、ブランド人でもなければ大きな功績や財力がある人間ではないです。何者でもない人です。
そんな僕は、チームで働くことについて、僕にしかできないことは限りなく少ない。
だからこそ、チームで働くことで自分の理想や目標に向かっていけているのだとおもいます。

イベントに参加いただいた方で、興味を持っていただき、シェアオフィスに遊びに来ていただく予定の方もいて今回の機会は僕にとって貴重な時間でした。
これからも、今回の反省を活かしこのような場にどんどん顔を出せたらとも感じています。

これからの働き方について、お一人で悩まず、まずは想いをアウトしてみてください。

この度は、ご来場ありがとうございました。

掲載写真について

今回、素敵な写真をとってくれたJungle gym OKINAWAのメンバーでもあるフォトグラファーのkirokubitoさん
大したこと言えていなかったのに、なんか雰囲気が出てそれっぽく見えて恐縮です・・w
素敵な写真を、本当にありがとうございました!

何者でもない者より。


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