ママ自身の心を整える~神親ナビ体験記 #10 中級講座
前回冒頭に書いた通り(→参照)
神親ナビ中級DAY2を受けた頃に娘から
「たまにハイテンション芸人っぽい」と言われた私。
個性って、どれだけ隠したつもりでも
峰不二子の色気みたいに滲み出てくるんだ、
と気づかされました。
そして、開き直りました。
無意識に「そうあるべきだ」と感じていた
“怒らず騒がず穏やかに子どもを見守れる聖母”に
私はなれないし、
別にならなくてもいいじゃないか!
たまにハイテンション芸人な母でもいいじゃないか!
日々のイライラも無理に我慢して
積もり積もって結局、爆発するんじゃなく、
こまめに上手に出していったらいいじゃないか!
そんな自己受容からおのずと
オリジナルの怒り発散法が生まれました。
それは
大のおとなが魂込めて言い放つ「プリプリ!」。
言った自分も、言われた娘ズも
「なんじゃそら…」と気が抜けるようで。
さらに、母の「プリプリ!」に
子らがブリブリにかわいく「ごめんね♡」と冗談っぽく返すのがお約束になってきて
以前より、お互いヒートアップすることが減りました。
よかったらマネしてみてください!
(ただし、テンションが特殊な母に限る?)
さて、ここからが本題です。
今回は神親ナビの中級講座から
「ママ自身の心を整える」の項目で
特に印象的だった内容をお伝えします。
***
ママ自身の心を整える
🌻機嫌よく過ごすことの大切さ
🌻アソシエイトとディソシエイト
講師ともちゃん
「最近、子どもを叱っちゃったシーンを思い出して
何にどれだけ腹が立ったのかっていうことを話してください。」
(例①)
私が急いで夕食準備しているときに
子どもがYouTubeを見て笑ってたんです。
(家族のためにご飯作ってるのに
私一人がんばって子どもは手伝いもしない)
って猛烈に腹が立ってきて
「YouTubeばっか見てないで」
手伝ってよ!」って怒っちゃいました。
ともちゃん
「そのシーンが実は隠しカメラで撮られていて、その動画を第三者と一緒に再生して見てみることを想像してみてください。
どんな印象を持ちますか?」
(例②)
・この人、めっちゃ怒ってて恥ずかしいな
・子どもがしょんぼりして、かわいそう…
・もっと違う言い方なかったのかな?
ともちゃん
「1回目、『何にどれだけ腹が立ったの』って聞かれたら、『こんな風に腹が立ってさ』ってちょっと興奮する感じ(例①)。
だけど、『ビデオを再生して、第三者目線から見てみよう』っていう風に見るのとでは感じ方が違うんだよね(例②)。」
ともちゃん
「うれしいこと、楽しいことを思い出しているときにはアソシエイトして『あのとき楽しかったよね』って何回も味わうんです。
そうやって反芻(はんすう)できるようになれば、何回もうれしいから人生楽しくなるよね。
反対に、
つらいこと、悲しいこと、怒りの感情とかは、
『もうこんな感情に支配されたくないな』って感じたら切り離して考えて(ディソシエイト)、
幽体離脱みたいにスッと俯瞰で見るような感じで
『いつまでもこんなことで怒ってたってしょうがないな』
っていう風に思えたらいいですよね。
これ、逆のパターンの人がいるんです。
怒りのときは『もう腹が立って!』ってずっとアソシエイトし続けて
楽しいことがあったときは『こんなことで幸せって言ってる私、恥ずかしくない?』とかね。
楽しいときに客観的になっちゃうことって、
もちろん、みんなにあるんだけど、それが多いと…
つらいときはアソシエイトして、
楽しいときにディソシエイトっていうのが主軸だと
幸せじゃなくなってきちゃったりするよね。
どっちが良い・悪いってことじゃなくて
『今、私はアソシエイトしてるな、
この感情はディソシエイトしよう』とか
『今ディソシエイトしてる状態だけど、
いや、もっとこの幸せを感じていいはず』とか
そういう風に落ち着いてコントロールできるようになると
幸せが増してくるよっていうことです。」
🌻ネガティブな感情から得られるもの
ともちゃん
「以前も話しましたが(→参照)、怒りは二次感情なんですよね。
怒りの中にあるものが何かというと
がっかりしたな、悲しい、寂しい、悔しいな、
こんな自分やだな、とか
つい湧き出てきちゃう一次感情があるんです。
その一次感情を『そんな風に思ってちゃダメだ』って怒りで打ち消すんですよね。
怒りは、出しやすくて、しまいやすい感情、
コントロールしやすい感情なんです。
『しにくい』と思ってるかもしれないけれど、
実はコントロールしやすい感情なので。
怒りをかぶせることでなかったものにしてるだけで
本当にあるのは怒りの感情じゃなくて
悲しいな、悔しいな、寂しいとか。
あとは、怖い、不安、心配って思っちゃう感情だったりするんです。
そっちを大切にしてほしいなって思います。
だから、怒りが出てくるたびに、
自分の中には大切な宝物があるんだなって思ってください。
怒りが宝物なんじゃなくって、
怒りでコーティングされている中を
こじ開けてのぞいてみてほしいんですよね。
怒りが出てきたら
感情は止められないから
わざわざ止める必要ないよってこともありますけど、
怒りをなかったものにするんじゃなくて、
その中をのぞいてみると
自分の大切にしたい価値観っていうのが出てくるので
ぜひぜひ、それを大切にしてほしいんです。
たとえば、
旦那さんが家でも外食でも
食事に何かしら文句をつけることに腹が立つ場合、
『私は楽しく食事をすることを大切にしたいんだな』
ってことですよね。
『自分は何を大事にして生きているんだろう』ってことを
しっかり認識していた方が、幸せに生きられると思っています。
『誰かがこうするから嫌だ』って見方だと
相手を攻撃することにしかつながらないから、
『そっか、それに対して傷ついた私は、
これを大事にしていたんだな』っていう風な視点を持つことで
『だから、この人が悪いんだよね』じゃなく
『そっか、この人はこれを大事にしていたのかな』って理解できるんです。
食事に対して文句をつける旦那さんは
『もっと上があるはず、これで満足してちゃいけない』って
実は向上心が強かったりするんですよね。
それは別に悪くないじゃないですか。
『ただ、この場面において、私は本当につらくて、
私はこれをすごく大事にしている』っていうのがわかっていると
相手の全部を嫌いにならなくて済むというか。
『ただ、こういう場面は好きじゃないんだよね』
っていう風に捉えられるんです。
だから、怒りが湧いてきたときはぜひ
『自分が何を大事にしているのかな』
ということに意識を向けてみてください。」
ともちゃん
「こういった学びをもとに
『まず自分が変わってみよう、視点を変えてみよう』って行動することで
自分の機嫌を自分で取れるようになってきます。
さっきも言いましたが、
自分の幸せって自分で変えられるんですよね。
人に幸せにしてもらうとか、
人がこういう風にしたから私は不幸なんだとか、
人や環境のせいにするんじゃなく、
自分でできる範囲のことを考えて
自分で行動を起こせるんだってわかってくると
本当に幸せ度が変わってくるので、ぜひ実践してみてください(^ ^)」
講座を受けての気づき
🌻主観と客観の使い分けって新たな視点!
自分を常に客観的に見つめることが大切かと思っていたんですが、
うれしいこと・楽しいことは
主観的に何度も反芻(はんすう)してOKだということが新発見でした!
確かに、常にずっと客観的・冷静な状態でいると
人生の楽しさを心底からは味わえないはず。
うれしいこと・楽しいことはアソシエイトして
おもいっきり主観的に楽しみ尽くそうと思いました。
🌻怒り=「悪」じゃなかったんだ!
私は今まで
「怒っちゃいけない」「怒りは悪だ」と思い込んでいたので
怒りの感情をいかに封じ込めるかに苦心して、
怒りを抑えきれない自分を責めていました。
しかし今回、
「怒り」の中を覗き込むと
自分の大切にしている価値観が見えるとわかって
怒りも無駄じゃない、と思えました!
もし怒りを感じたとしても
「自分が大切にしているポイントは何か?」を見つめることで
怒りが学びに変わると同時に、
冷静さを取り戻せるきっかけになるかもしれない、
という前向きな思考回路が得られました。
🌻講座を受けてから2週間後の仲間の感想
神親ナビの講座では、こんな風に
「前回からの振り返り」をメンバー全員が報告し合います。
成功体験、反省点、それらから得た気づきを
みんなでシェアすることで、
お互いの学びをさらに深めることができて
一緒にステップアップしていけるんです♪
***
次回は、
同期メンバーのお悩み相談と
講師ともちゃんの回答から学んだ
「心の平和を守るスルー技」についてお伝えします。
(つづく)
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