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2024年8月4日 家庭菜園は一難去ってまた一難

家庭菜園報告です。
本来なら、夏野菜の収穫時期なのですが、
暑さのせいか、収穫は少なく、
水やりの程度に、頭を悩ませています。

・きゅうり


7月上旬は、こまめに水をやっていると、特に、きゅうりの葉が萎れてきて、黄色っぽくなってしまいました。
調べてみると、水のやりすぎだろうと思い、頻繁に水をやりたくなるのを我慢していました。
家庭菜園を始めてわかったことのひとつは、自分が「かまいたがり」であることです。
面倒は面倒ですが、植物のために、何かしたくなってしまうのです。
「水をやる」ということは、植物のためにやれることの大きなひとつです。
しかし、自分のやりたい気持ちでやりすぎることが、植物のために、本当の意味で良いかどうかということは、また別なのでした。
いつか、猫か犬かをお迎えしたいという野望がありますが、
このかまい癖がある限りは、やめたほうがよいのかもしれません。
考えてみれば、友人宅の猫と触れ合う時も、ついつい撫でてしまい、威嚇されることがありました。
しつこくして、ごめんよ…。
自分には、確かに、そういう「しつこい」ところがあります。
植物は葉っぱが枯れるだけですが、動物だと、ストレスで禿げるだけでなく、命に関わるかも…。
まだ見ぬ犬や猫ですが、弱るところを想像するだけで、悲しくなります…。
これ以上の想像はやめておきましょう。

さて、水をやりすぎたらしいきゅうりは次のように対応しました。
・水を控えめにする。
・黄色くなっている葉っぱをとる。
・硬くなっている根本に土を足す。
どうも、これらの対応は合っていたようで、(ただし、どれがあっていたかはわからない)
しばらくすると、きゅうりには新しい葉、つるが生えてきました。
元気な緑色の葉が生えてくるのは、とても安心します。
さらにそのまま、その対応を続けていくと、次々と花が咲き出しました。一本、実がなって以降、花がつかなかったので、格別に嬉しく感じます。
しかし、これで、「ほっておいてよい」というわけでないのが、家庭菜園、そして植物です。
しばらくすると、花の後に出てきた、きゅうりになりそうだった細長い実が、萎れてしまったのです。
驚いて、その実を観察してみました。
数日前までは、みずみずしい緑色であったのに、煤けたように黒っぽく、粉っぽく、そして、ねじれてしまっているようです。
正確に言えば、萎れたというよりは、からからに乾いてしまったように見えます。
また、ついていた花は、水やりで散ってしまいました。

色々とネットで調べてみると、「あまり高温である場合は、水が足りなくなることがある。1日1回でなく、朝・夕2回水をやった方が良い」とのことでした。
確かに、ここ1週間は、酷い暑さです。
水が足りていないのかもしれません。
「数週間前には水のやり過ぎらしかったのに…」と腑に落ちないところもありますが、
指に当たる実のなれはては、明らかに乾いていました。
自分の頭より、体の感覚を信じた方が良いはずです。
ここ1週間は、朝だけでなく、夕方にも水をやるようにしました。
昨日、水をやっている際に、大きくなりかけている実を見つけました。
萎びていません。
どうやら、水をしっかりやるという対策で間違いがなかったようです。

少しほっとしたのですが、これでやることがなくなったわけではありません。
自然というものは、決して、動きを止めたりしないのです。
元気になってきたきゅうりを嬉しく眺めていると、オレンジ色の虫がきゅうりの枝に止まっているのを見つけました。
すこしばかり、逡巡しましたが、結局、退治しました。
調べてみると、ウリハムシという虫のようです。名前からして、確実に、きゅうりを狙ってくるタイプの虫でしょう。
退治してよかったのです。
毎日使える殺虫剤をかけているのですが、毎日使えるだけあって、あまり強くないのかもしれません。
強い農薬を使うのは少し怖いのですが、検討も必要かもしれません。

・ナス


ひとつ実をつけたものの、次が出てきません。
花がついても、すぐ散ってしまって、実を結ばないのです。
これも水が足りないゆえなのか、悩ましいところです。
時々、葉を虫に食べられているのも気になります。
何の虫がきているんでしょう。

・ミニトマト


1番、コンスタントに収穫できています。
既に、15個くらいは収穫したでしょうか。
ミニトマトは、緑色から赤く色づくまでに時間がかかるので、毎日取れるわけではないのですが、
数日に一度は数個取れます。
もう、苗の代金のもとはとった気がします。
気になるのは黄色い葉です。
病気なのか水の問題か…。

・大葉


当初は安定して、葉を収穫できていたのですが、
コガネムシに食い荒らされたり、
葉の一部が茶色くなったり、
葉の全体が黄色っぽくなったり、
不安定になってきました。
コガネムシに関しては見つけたら、退治する以外に、土に卵を産み付けられている可能性も考えて、
土にも薬を散布しました。
葉については、日光が強すぎる、水が足りなさすぎる…ということかもしれません。
大葉は2つのプランターで育てていますが、
片方は日陰になるところに移すと、葉の色が回復しました。
もうひとつもより日陰になりやすいところに移動した方が良いかもしれません。
大葉のプランターの端にさしていた、ミントの枝が枯れていました。
ミントも枯れる、暑さ!!と衝撃をうけています。

・ローズマリー


とっても元気です。
相変わらず、安心の存在です。

・ディル


芽は出たものの、なかなか大きくなりません。
また枯れてしまいそうで日々不安です。

・バジル


元気に育っています。
種が取れたことについてはまた別の記事にします。

・一難去ってまた一難


植物の育成は、想像より、ずっとドラマに満ちています。
「めでたしめでたし」とはならないのです。
数分に一度、絶体絶命のピンチが起きる、アクション映画と同じで、次々とピンチが起こります。
でも、これが、「生きている」ということなのでしょう。

今月中にもう少し、収穫できるといいなぁと思っていますが、さて、どうなりますやら。



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