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2024年6月23日 友人とのランチは楽しい

やっぱり、友人とご飯を食べること、
お茶をすることは楽しい…と実感する1日でした。

ちょっとよいランチを予約して、
友人たちと楽しんだのですが、
穴場のカフェレストランで、とても良かったです。
窓を大きくとって明るい照明のおしゃれな内装で、
雨のうっとうしさをあまり感じず、
ゆったりとしたテーブル配置、
丁寧だが適度にドライさもある接客、
周囲は同じように女性のグループか
カップルが多く、皆、はなやいでいます。
少しだけ、おしゃれをした人々が、
最近の近況を話す中、
店員たちがテキパキと食事を運んできてくれます。
BGMはかかっておらず、雨音と会話だけが店内を満たしています。
初めて行ったお店で、
立地はかなり、奥まったところだったので、
不安だったのですが、
程よい、非日常感で、おしゃべりを楽しむことができました。

何を話していたのか?と思い返せば、
大した話ではありません。
近況とか、仕事とか、
旅行の計画とか、
健康とか…話題は色々です。
基本的にはどんな話題でも、人を傷つけるものでなければ歓迎されます。
会話の主を糾弾したり、追い詰めたりするようなことはなく、
お互いの体験をねぎらい、慰め合い、喜びあったりするのが会の楽しみ方です。
手土産を持ち寄ることもありますが、
それがぜったいと言うものではありません。
今回はごく親しいメンバーでもあり、特に手土産の用意もしませんでした。

また、いつもお世話になっているのでお店の手配は私がしました。
と言っても、スマホで検索して、ネット予約をした程度です。
ネットで予約ができるようになったので、電話嫌いな人間にも良い時代となりました。
地図を見て、程よい場所を選ぶとか、
来店時刻や頼みたいメニューを選ぶとか、
そう言うことは、スマホであっという間にできます。
お店選びや予約は、不得意な分野ですが、
ずっと任せ切るのではなく、時々は、自分から買って出るようにしています。
友達と言うものは、出来るだけ、フェアなものであった方が良いからです。
あまり誰かに負担がかかりすぎると、バランスが崩れて楽しめなくなってしまうように思います。
私の場合、腰が重いところがあり、
「ご飯を食べに行きませんか」
「お茶に行きませんか」と誘うのが下手なため、
誘っていただいたら、
その分、お店の検索やお店の予約は
素早く動く、と決めています。
誘うのって、勇気がいることだと思うのです。
その勇気に敬意を表するには、
行動で返すのが1番です。
(いつも誘ってくださる友達の皆様、
本当にありがとうございます!)
さて、同世代の同性と食事やお茶をして
何が楽しいのか?と思う人もいるようですが、
我々は、
メニューを選ぶ段階から楽しいのです。
頭を突き合わせて、メニューを眺めながら、
「美味しそう」「こっちも美味しそう」
「それも良さそう」
と口々に言い合うだけでも、十分、わくわくします。
もちろん、お互いが何を選ぼうと、
何を食べようと
それを止めることはありません。
お互いの好き嫌いを承知している、と言うのはありますが、
他人の好みをいじるような関係性ではそもそもないからです。
それぞれ好きなものを、好きなように食べて良いというのが大前提です。
それぞれ、念のために、食事の写真を撮りますが、
必ずSNSにあげるわけではありません。
むしろ、食事の写真は、自分の外付けハードディスクであって、
つらい時、少し落ち込んだ時に、
こんな美味しいものを食べたこともあったなぁ、と思い出すための手がかりです。
自分のための写真なのです。
いいねをもらえるような、美しい写真を撮る人もいますが、
ほとんどの仲間は、食事をしながら会話を楽しんでいるうちに、
写真を撮ることそのものを忘れてしまうことも多いものです。
旬の食べ物や体に良い食べ物が美しく盛り付けされていると、
皆から歓声が上がります。
それぞれに、その美しさを讃えたり、感嘆したりしつつも、
容赦なく、食事を口に運んでいきます。
良い仲間は大抵、健啖家で、好き嫌いが少ないものです。
もし、食べられないものがあったとしても、
仲間やお店に嫌な思いをさせるような、振る舞いはしません。
さらっとスマートに食べられないものを、外してもらえないかを確認するものです。

それぞれ、食事を楽しむ程度のお金は、
準備してきていて
誰かに奢らせようとか奢ってマウントを取ろうなどと考えている人はいません。
それぞれが、楽しむために、来て、
楽しんで、帰る場です。
有意義な話であっても、
ただの面白い話であっても、
楽しめるかどうかは本人次第であって、
相手によるものではありません。


少し前に、
「男性(おじさん)は同世代同士でご飯に行くのをつらいというが、女性同士(おばさん)はそんなことないよね…」という話が、
SNSの相互さんの中で話題になっていました。
女性同士、おばさん同士でも地獄みたいなご飯の場、お茶の場というものもあるのでしょうが、
ありがたいことに、
これまでに、
そういう場に参加した経験がありません。
世の中には、そういう地獄のようなご飯やお茶の場があるようですが、
たいていの女性同士、おばさん同士の食事やお茶は、ここまで、綴ってきたように
自由で、気楽で、楽しいものです。
それは、お互いを尊重している場であって、
戦いの場所ではないからかも、しれないと思います。
お茶や食事の場は、バトルフィールドではなく、
ジャズセッションのようなものなのです。



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