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12月9日の手紙 今井真実さんの 低温オーブンの肉料理

拝啓

今日もお天気が良く暖かい1日でした。
日が暮れるのは早いけど、綺麗な青空と明るい光がさしていれば、とても気分が良いです。
しっかり睡眠を取った後、
寝具を洗濯して、掃除機をかけ、床も雑巾掛けしました。
暖かいと、テキパキと家事ができますね。

さて
オーブン料理が好きです。
下準備をして、温度設定をして放り込んだら、あとは数時間待つだけ。
こんなに楽で簡単な料理ってなかなかないでしょう。
その上、今の時期ならキッチンはオーブンの熱で暖かくなり、いい匂いも立ち込めるのです。
一石二鳥どころか、一石三鳥くらいの料理、それがオーブン料理です。
しかも、オーブン料理はテーブルに出した時の「ご馳走」の趣があります。派手なのです。効果音は「ジャーン」とか「バーン」です。
おそらく派手な食べ物を好むのは、金星が獅子座にあるせいだと思います。華やかさを楽しみたい!のです。
地味だけど丁寧な料理も美味しいものですが、疲れた時こそ、「ご馳走を食べたい」のです。
ちょっとした非日常を感じる、インパクトという意味でも、煮物やサラダよりオーブン料理は力を持っています。
丸鶏に詰め物をして焼いたことも、何度もあります。
日本人に丸鶏をやく風習はありませんが、大体の人は、声をあげてよろこびます。ザ・ご馳走。
非日常料理として、丸鶏は王道です。最高に楽しいです。
しかし、そうそう頻繁に丸鶏を買うわけにもいきません。

そんな時に、おすすめなのが、こちらの本です。
今井真実さんの
「低温オーブンの肉料理 拍子抜けするほどかんたんなのに、絶品常備肉」
グラフィック社です。

今井真実さんの本は写真やレイアウトがおしゃれ

低めの温度で90分、お肉を焼くレシピが詰まった一冊です。
鶏胸肉、豚肉の塊肉、牛肉の塊肉が載っています。
よく使うのは、鶏胸肉と豚肉のレシピです。
牛肉は高いですからね…。
低温で焼くからか、お肉はそれぞれふっくらと柔らかく、安いお肉でもカチカチになることはありません。
書いてある通りにすると、本当に失敗知らずです。
土日にオーブン調理しておいて、冷蔵庫で数日保存、食べる直前に再度温めて食べたり、サラダに使ったりしています。
常備肉と書いてある通り、冷蔵庫で数日、冷凍庫で1ヶ月保存できるのが、ありがたいです。
何にもおかずを準備していなくても、これさえ作っておけばご馳走です。
「いきなりお客さんが来て、美味しい食事を出してあげたい!」というシチュエーションは、昨今、なかなかあり得ませんが、
そういう状況が発生することがある人には、本当に助かるレシピ本だと思います。お客さんが怖く無くなるはずです。
反対に、週末しか料理しないという人にもおすすめです。
「ちまちま作り置きなんかやってられない」という人の方が、このレシピの簡単さにハマると思います。
下準備→焼く→90分で完成か、90分焼く→漬け込むという工程ですので。
まあ、オーブンレンジか、オーブンを持っている人限定にはなるというのが唯一の欠点でしょうか。
低温レシピなので、さほど上等なオーブンでなくても、作れるのがこのレシピの良いところです。
ちなみにうちのオーブンレンジは火力が弱いので、何回か試してみて、火の入りがイマイチだなと思う時は温度を少しだけ上げています。
オーブンにはそれぞれ、性格というか、癖があるようなので、それはトライアンドエラーで会得することをお勧めします。
この本には、常備肉を作るレシピ以外にも、できた常備肉を使うレシピもたくさん掲載されています。
これも献立の幅が広がってありがたい!



以前にも、今井真実さんの著作についての記事を書きました。

今井真実さんはご自身でもnoteをされています。

以前の記事でも少し触れましたが、
この素材別レシピの目次が便利です。
何を作ろうか迷った時、
とにかく何か美味しいものを食べたい時、
冷蔵庫に残っているものがある時、
素材で検索すると簡単で美味しく華やかなレシピが出てきます。
今井真実さんのレシピは、調理ステップがシンプルです。
先にもあげたように、料理がさほど、好きじゃない人にこそ向いていると思います。
今井真美さんといえば、
・フルーツを意外な形で使った料理
・ハーブやスパイスを効果的に使った料理
が有名で、
「なんだ…おしゃれな料理か…縁がないな…」と思うって素通りしてきた人もいるかもしれません。
しかし、ちょっと待った!
今井真美さんは、肉料理こそお強い!のです。
キャンプでお肉を焼くこともお好きなようですし、
ボリュームのある肉料理、
中でもオーブン料理がお得意です。
1番よく作るのは、焼き豚!ですが、
実は先ほどの本を買わずとも、
noteにも載っています。
ファンとしては購入してほしいところですが、
まあまずは、noteに載っているレシピに挑戦して
今井真実さんのオーブン料理の楽さを体感してほしいのです。

今日は、家事をテキパキできる日だったので、
久しぶりにベーコンを作りました。
レシピは、先ほどの本に載っているもよ使用しましたが、こちらもnoteにも掲載されています。
(今井真実さんは太っ腹…)

これで作る、ポトフやベーコンエッグの美味しいことと言ったら!
自分が料理上手になったのではないか?と錯覚するような味にになります。

妙齢の女性同士はよくお祝い事や年度替わりの時に、お茶、紅茶を送りあいますが、そういうタイミングが重なり過ぎると消費できず、賞味期限が切れてしまうこともあります。
そういう飲まなかったお茶を使いきるのにも、良いレシピです。
捨ててしまうには勿体無いが、口には合わなかったフレーバーティー(なぜかある年齢以上になるとそういうものを送り合うことが多いのです。)を使うのがベストです。

本日の自家製ベーコン

今回は、とっくの昔に消費期限が切れてしまったムレスナティーと育てているローズマリーを使用しました。
世界のどこにもないベーコンが出来たわけです。
食べるの、楽しみだなぁ。

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