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人生は一夜で変わる

マイク1本あればいい

まだ記憶に新しい2021年12月19日。
50歳の漫才チャンピオンが誕生した。


M-1グランプリは、今は芸能界を引退した島田紳助が今までも夢を追いかけているお笑い芸人に諦めをつけてさせるためということも含んで、出場条件に結成から10年の項目があった。


2021年のM-1グランプリのチャンピオンは、
上記の通り50歳です。
それは錦鯉が結成してまだ8年なので。


年齢が何歳でも、コンビ結成・ユニット結成が15年未満であれば出場できるわけなので、
錦鯉は出場できる。しかもラストイヤーが雅紀さん(長谷川)が56歳なんて、もはや夢を諦めるどころの話ではないですよね。
この年まで辞められなかったのか、これしかなかったということなのかはわからないが、突き抜けてしまうのはやはりカッコいい。


2020年のチャンピオンである、マヂカルラブリーの漫才は漫才なのか漫才じゃないのか問題が発生しましたが、結論はサンパチマイクがあって、とにかく面白ければそれは漫才である!ということになりました。


2020年にしても、2021年にしても、それ以前のチャンピオンみんながM-1グランプリのチャンピオンになったその瞬間から人生は変わっていく。よくも悪くも。


そして、50歳のチャンピオンが生まれたことによって、夢は諦めることではなく、諦めなかった者だけが叶えられるモノが夢なのだと。


諦めるの元の言葉は「明らかに極める」からきていることを考えれば、元の意味に近いことのような気がしている。


誰かになる

マイクを挟んでいるのが漫才ならば、
自分以外の何かに成り代わり、面白いことをやるのがコント。


このコントにもコンテストがある。
それがキングオブコント。2021年のキングは、
空気階段の二人である。


非常にレベルの高い2021年だったと思います。
(他の年が低いというわけでなく)
その中でダントツにあの瞬間、面白かったのが
鈴木もぐら・水川かたまりのコンビ、空気階段。


鈴木もぐらは借金が500万とか700万とか、なかなかすごい金額を抱えているうえ、子供が二人いるというぶっ飛んだ芸人で、相方の水川かたまりは高校時代の担任とカチンときたとして、
慶応に合格するが岡山弁を馬鹿にされ、心が折れてひきこもってしまう。
その後、ダウンタウンや爆笑問題、バナナマンなどのDVDを見て、芸人になろうとNSCに入るという経歴の持ち主で、どちらも芸人としてのエピソードは申し分ない。


漫才と違い、元々ビジュアルや設定に自由度が高いジャンルのコントでは、コントだコントではない論争が起きませんが、それでもさまざまな議論が生まれたりしますよね。


ショーハショーテン

前置きが長くなりましたが、今日書きたかった本題はこれからです。


芸人を題材にしたマンガというのは、少ないと思う。個人的読んだことあるのは、鈴木おさむの小説をマンガ化した作品「芸人交換日記」、
森田まさのり「柴犬」、森田まさのり「べしゃり暮らし」。


芸人をマンガ化することは難しいのかもしれない。マンガに限らず小説や映画、ドラマを作るのは難しいことだと思う。
(上の作品はどれも面白いと思っている)


個人的に思うのは、漫才にしろ、コントにしろ動きなども含めて世界観があることも大切なエッセンスになっていると考えるので、それを文字だけとか絵と文字だけで伝えるのは、非常に困難なことだと感じている。


そんな難しいところに挑戦しようとしているのが、今回紹介したいマンガです。

原作 小説家 浅倉秋成/漫画 小畑健による
お笑い青春ストーリー!


登場人物は天才ネタ職人である四十万畦道と、
元天才子役である東片太陽。

この二人が出会うことでお笑いのてっぺんを目指していくというストーリーの漫画。


まだ1巻が出たばかりで、物語はこれから。
面白くなるかどうかはわかりませんが、個人的にはワクワクしています。


原作の方の小説は読んだことがないんですが、漫画の小畑健が書く漫画(DEATH NOTEやバクマン。)が好きなので、これから楽しくなってくれたらいいなぁ!という期待も込みで、これからも読んでいきたいと思います。


ので、皆さんも是非読んでみてください。
特にお笑いが好きな方は是非是非!


というわけで、今日はお笑いについてゆるっと書いてみました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。

*この記事を本当は1/19に投稿する予定だったんですが、間違ってしまったので今日投稿します。




















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