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【日経MJ第6439号】気になる記事紹介

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個人的にラブな新聞の気になった記事を備忘録かねてご紹介します。
食/エコ環境/地方創生/新規事業の内容が多めです。
(※日経MJは有料記事です。読めなくてごめんなさい。)
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(1)外食伸び、首都圏は本八幡が首位 郊外住宅地が上位に 関西は近鉄八尾 「職場飲みより家族」顕著に

【まとめると】
・エリア別で外食の市場規模の伸び率が最も高かったのは首都圏では本八幡、関西圏では近鉄八尾
・2018年度「外食&中食タウンランキング」で、本八幡(市川)外食市場規模128億円。前の年度に比べ23.6%増。外食単価と延べ外食回数がともに10%以上増
・2位埼玉県上尾駅周辺など東京都心からやや離れた郊外住宅地が上位
・職場での飲み会が減り、家族との外食が逆に増えている
・単身世帯も居住地周辺での外食が増
・郊外が伸びる傾向は関西圏、東海圏でも見られる
・一方、市場規模額そのものは歓楽街やオフィス街が上位を占る
・「地元住民の利用シェア」が高いのは1位が東京都の小岩・新小岩(76.9%)、練馬(71.9%)、蒲田(68.7%)
・「カップルの利用シェア」が高いのは1位が恵比寿・目黒(中目黒)、2位下北沢、3位上野・御徒町、4位で船橋(西船橋)、渋谷・表参道(原宿)

外食するシーンが劇的に変化しているようだ。「会社の飲み会」よりも「家族の外食」というスタイルに。共働き世帯が増えて、家事負担を軽減する簡単な選択肢が外食。これが顕著に現れた数字だ。

この数字から、飲食店をやりたいけど、繁華街・ビジネス街より住宅街の方がいいの?それは、簡単にそうとは言い切れない。ランチ狙いのお店か、ディナー狙いのお店か、飲み屋かによっても選択肢は変わってくる。ますます飲食経営は難しくなってくる。

本八幡に以前出店していました。タワマンあり住宅街、そして何よりいいなと感じたのは始発駅である点だった。始発駅は狙い目だったりします。

土地の人気と比例して、外食も伸びてますね。人が増えるので当たり前ですね。


(2)野菜長持ち 倉庫に工夫 セコマ・北大、食品ロス削減

【まとめると】
・セコマは北海道大学と連携し野菜の鮮度を長く保つ技術を自社の野菜倉庫で活用
・北大が開発した触媒技術を活用し倉庫内で野菜の腐敗を促すガスを水と二酸化炭素(CO2)に分解し、加工用野菜の鮮度劣化を遅らせる
・鮮度を長く保てれば加工時の廃棄も減り、食品ロスの削減に繋がる

機械技術の新開発により、食品ロスに繋げる取り組み。技術者と共に極めて欲しい。そして、各社へ提供していって広げて欲しいですね。

食品ロスに対して、意識が高くなっている企業。そこに注目して賛同する消費者が増えるといい。

(3)一風堂ラーメン ルームサービス3400円
ザ・ペニンシュラで、訪日客にアピール手厚く

【まとめると】
・「一風堂」はホテルでのルームサービス開始
・ザ・ペニンシュラ東京とメニューを共同開発し、同ホテル内のルームサービスで提供
・「ザ・ニンシュラ東京 "マイラーメン" by 一風堂」は博多細麺の豚骨ラーメンとトッピングのセット
・価格は税別3400円で別途、サービス料が15%かかる
・注文すると麺とケトルに入ったスープ、トッピングが宝石箱のような木箱に入り、部屋に届けられる
・インバウンド(訪日外国人)へアピールし認知度向上をはかる
・ザ・ペニンシュラ東京は外国人宿泊者も多く、豚骨ラーメンが近くで食べられる店はないかという問い合わせがこれまで多くあった
・一風堂は現在14カ国・地域で店舗を展開する

学生時代によく明大前と吉祥寺のお店で食べていた一風堂。世界中に展開をしている超有名ラーメン店。

1杯700円前後のラーメンに付加価値をつけて3400円+15%にする。

提携するパートナーの価値。ルームサービスという価値。日本で食べる価値。外国人観光客からしたら、安いと感じる可能性すらもある。

日本人は富裕層でも頼まないかもしれないですね。お店で食べたほうが美味しいし雰囲気もあるから。やっぱり外食はデリバリーではなく、お店で食べて欲しいものです。店のこだわりが細部にあるからです。

一方、10月16日は一風堂創業祭で、昼340杯、夜340杯の計680杯が無料で提供される。看板メニュー「白丸元味」と「赤丸新味」のいずれか1杯と替玉1玉まで無料提供。

高級商品、無料商品・・・どこで、誰が、誰に、何に、どうやって、付加価値をつけるのか。色々チャレンジできる事例ですね。

(4)米マクドナルド、代替肉バーガー カナダで試験販売

【まとめると】
・米マクドナルドは北米市場で初めて植物由来の材料で作るハンバーガーを投入
・代替肉製造のビヨンド・ミートと提携しカナダの28店舗で試験的に販売
・マクドナルド独自のレシピでエンドウ豆を使った代替肉のパティをビヨンド社に製造させ、トマト、レタスなどを加え、1個6.49カナダドル(約530円)で販売
・競合する米バーガーキングは全米7千店超で代替肉のハンバーガーを提供
・ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)、ダンキン・ドーナツもビヨンド社と組み、相次ぎ代替肉を使ったメニューを拡大

海外でのビヨンド・ミートの動きが活発になってきた。逆に、マックが採用しなければ、一気に注目されるような風が吹かなかったかもしれない。

今後の動きに注目したい。日本にもいつ風が吹くのか。新市場として誰が仕掛けるのか。

まだ当たり前になるには早い、需要規模が小さいと、判断されているのか。

(5)(CM裏表) 日清食品「日清 ご褒美ラ王 天使の兄妹篇」 子供のつたなさ、お茶の間つかむ

このCMめっちゃ共感。好き。ママに買っていってあげようかなと、毎回思う。

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