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【保存版】就職活動インタビュー記事まとめ

私たちは君たちに地図を配りたい。
生きていると迷うときがある、そのときのための地図を配りたい。
ただこの地図には形がない。どこに何があるかを細かく書いてもいない。
だって仕方がない。
これは自分の観念の地図なのだから、ある目的地があったとしても、今の自分の能力や経験、環境によって距離は変わってしまう。
君たちの距離感が誰かに決められることはない、逆に言えば距離感は君たちが一人で決めるしかない。

人生は旅のようだという人がいる。
その旅は、車の旅だろうか、それとも列車だろうか。自転車? 飛行機? ひょっとして夜凪の中を進む夜行船?
自分がハンドルを握って自分が運転することのできる旅だろうか。
あるいは手綱を握られて、あやつられるように導かれる旅なのか。
きっと、さまざまだろう。
私は今、東京の三軒茶屋というところのマンションの12階でこの文章を書いている。去年、ある人の家に(まさしく)転がりこんで新しい生活を始めた。
その前は一人で生きていた。そのすこし前は家族と暮らしていた。
誰かと暮らすことが困難な時期もあった。
自分が自分でいられたりするときもあれば、自分ではいられないと感じるときもあるだろう。それはそう。
気に病むことはない。
お茶でもすすって待てばいい。

また順調に話がそれていく。私は以前、「人と話す」ことは旅だと言った。覚えていてくれている? 初めて聞いたという人もいるだろう。
若いということは、体の新陳代謝が激しいという意味でもあって、それはそう、毎分毎秒、体がぐるぐる新旧動き入れ替わっているのだから、ちょっと覚えていないくらいが当たり前だと思ってる。
1秒前の自分と1秒後の自分、それは同じ自分だろうか?

同じかどうかは分からなかったとしても、1秒で意見を変えたことはあるだろう。
人との対話は、旅がもたらしてくれる好奇心の満足を始めとした喜怒哀楽さまざまな感情をプレゼントしてくれるのだから、旅と思ったほうがいいじゃん、と思ってる。
なのに、どうして私たちは旅と同じように人との対話を楽しめないんだろうな。好奇心の起動スイッチの押し方がヘタなんじゃないのだろうかと、そこが原因ではないのかとあたりをつけている。

対話が旅だとしたら、それは相手の心の喜を見たり、怒の理由を知ったり、哀の辛さに同調したり、楽をともにして笑うことなんだと思う。
生きることが旅だとしたら、それは中学校から高校に進学して目に映る風景が変わったり、誰かと愛しあって知らない土地に引っ越して一緒に暮らすような、そういうことなんだと思う。
点から点へ物理的に移動して、感情の変化が起きて、それを心地よかったり居心地悪かったりなんて、思う旅。あてどがない。

大学を卒業して就職するというのもひとつの旅の分岐点だ。
ところでみなさん、断片的な情報を拾い集めて、まったく新しいものを形作った経験はおありですか? ちらばったパズルのピースを集めて、本来想定されていた完成形とは違った理想形を生みだしたことは?
思えば言葉だってそうなんですね。私たちは死んでいった日本語人たちの死骸に眠る日本語を掘りだして、見いだして、また言葉を使い倒す。
で飽きちゃって使い方をいじったり、新しい固有名詞と混ぜたり、変な言い回し考えついちゃう。インスタ映えたり、エモくなったりする。
言葉は力です。
生なかでない新しい表現が新しい世界を作ります。
ということでいつも通りこのあたりでようやく本題です。
今回ご用意いたしましたこの地図には形がなく、代わりに言葉があります。1記事1万文字以上!

記事を読んだときに、きっといくつかのキーワードが見つかるでしょう。
そのキーワードは自分がその記事で見つけた君だけの旅先。
例えば「何をしたいか分からない」という言葉が気になったとするでしょう。
そうしたら周囲を見渡してください。棚や他人など、周囲に何もありませんか?
なければ目を閉じて拳をつきあげましょう。
そして想像してみてください。
君の心の中の「何をしたいか分からない」気持ちと、記事の中で見つけた「何をしたいか分からない」という気持ちの間に線を引く。
他に、記事の中に気になる言葉はありませんか? 次の旅先です。「大学生」だったり「アルバイト」といったキーワードが見つかるかもしれません。
自分の中の点と記事の中の点を結びましょう。
それは自分の心の位置取りを推測するための補助線です。
ところで私は「目を閉じて拳をつきあげましょう。」と書きましたが、この行動には意味がありません。

言葉を拾い集めて自分の心の中身と見比べて、目的地への距離を測っていく。どの言葉を拾うべきなのか。間違うかもしれない。自分の心のどれと比べればいいのか。分からない。
けれどもそうやってしか自分というのものは作られない。読んで、考えて、試して、実感するしかない。実感して座りよければ、きっとそれが自分の気持ち、自分のやりたいこと、自分の目的だ。
君の立っている場所から目的地までへの距離は、君自身が決めるしかない。

もし君が、この地図作りに自分の経験をささげてくれるなら、
こちらからお願いします!!

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