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【自分自身に肯定的な言葉を】毎日使っているプラスの言葉がポジティブ感情を作る【アファメーションの技術】

アファメーションという言葉がありまして、これは「自分自身に肯定的な言葉を投げかけることでいい結果を生む」という概念のものです。毎日使う言葉を肯定的なものにするメリットと、具体的にどうすればいいのかについてシンプルに解説していきますのでぜひ最後まで読んでいってください!

プラスの言葉が毎日をより良くしていく理由

アファメーションというのは自己暗示というような日本語訳も当てられていて、私たちの頭の中で無意識に思っていることをもっと自分のためになる思考に変えていくというものです。ここでは、言葉(言語)がどれだけの役割を担っているのか、言葉を変えることがどれだけ効果的かということを説明します。

人は言語を用い認知する

まず、人は基本的に生まれてから現在まで、頑張って母国語を理解し話せるようになって、言葉を使って人とコミュニケーションを取ってきています。そして、長期的な意思決定や日々の思考にも言葉(言語)を用いています。

また、身の回りのモノに意識を向けてみてください、そこにある椅子も、本も、車も建物も、言葉によって何も定義付けされていないのであれば何ものでもありません。その物体の特徴と意味が漠然とそこに存在するだけです。言語の枠組みによって定義され、区別され、意味づけされているからこそ私たちの理性で捉えることができているのです。

人は言語を用い思考する

そのように、言語・言葉は私たちの生活とは切っても切り離せない存在です。私たちの意識の深い深い部分で、記憶だったりイメージとして残っているものも、それはかつて言語のフィルターを通して意味づけされたものであって、言語のフィルターがどんな色だったかによってその見え方も変わったはずです。

そして、考え事をするときなんかは、答えなんてものはないのに頑張って頭の中で答えを導き出そうとしますよね。そこが人間の美徳だとも思うんですが、思考は形のないものなので容易に迷路に迷い込んでしまったり、マイナスの思考回路に囚われてしまうということが起きてしまいます。

言葉が変わると気持ちが変わる

言葉は私たちを形成している最大の要素です。生活している中で言葉を用いない日は一度もありません。そんな中で、毎日毎日マイナスなことばかり考えてしまったり、マイナスなことばかり言ってしまったり。誰にでもありうることだと思うのですが、このような生活になってしまうと色々なことがうまくいかないし、色々なことをプラスに捉えられない風になってしまいます。

なので、「ついてない」「許せない」「愚痴・泣き言」「悪口・文句」「心配事」「何かが怖い・恐れている」なんて考えや言葉は、次の8つの言葉を使いまくることで追い出してしまいましょう!言語のフィルターが変われば、色々なことが明るく楽しく見えてきて、人生の幸福感がどんどん向上していくはずです。

心が穏やかになる8つの言葉

先程の「ついてない」「許せない」「愚痴・泣き言」「悪口・文句」「心配事」「何かが怖い・恐れている」という言葉は納税額が前に一位になっていた、斎藤一人さんという経営者の方ができるだけ言わないほうがいいと言っていたマイナス言葉です。

そして、ここから説明していくのは一人さんが絶対毎日唱えるべきだと言っていたプラスの言葉です。この言葉を使って、色々なことと関連させて紙に文章を書くのもいいですし、単純に毎日口で言うのでもいいので、自分の考え方・捉え方のフィルターをどんどん明るく楽しいものにしていきましょう!

①ついてる

「夢をかなえるゾウ」って本読んだことありますか?私はドラマで見たことがあるんですが、あれのなかでもゾウの神様ガネーシャが言ってました。どんなことがあっても「ついてる」って言えっていうんですよ。なんかめちゃくちゃ厳しいですよね。

でも、論理的に考えて「ついてる」は絶対言ったほうがいい言葉なんですよ。なぜかというと、ついてないときに「ついてる」って言ったら、それはもうついてるからです。この世には「良いこと」と「悪いこと」がありますよね?美味しいもの食べたーとかは良いことだと思います。逆に、今日は雨が降っててなんか鬱屈した気分だーとかは悪いことだと思いますよね。

でも、是と非なんてものは捉え方次第で変わるものなんです。美味しいもの食べても、「ああ、でもこれちょっと高い値段だったから損したわ」とか言ったら全然不幸ですよね。雨が嫌いなのに雨が降ってるときでも、「雨が降るおかげで野菜が育って美味しい野菜食べれるんだよなあ、感謝感謝!」とか言ってれば実は幸せなんですよ。

幸せなんていうのは、その人の主体的な価値観で見た指標でしかない。客観的な事実も、客観的な視点も何も必要ないんです。だからこそ、「ついてる」という肯定性を持った言葉が必要になってくるんです。そして、後ほども出てくる、物事に対する楽観性。これらを持って「ついてる」「今日はいい日だ」「〇〇って嫌だけど、でも・・・なところはありがたい」「〇〇がない人もいるのに、それについてこんなに不足がない環境でいられるのは最高だ」「やっぱりついてる」というような思考・言葉がけをしていくことがポジティブな感情に繋がっていきます。

②許します

結構、生きてきた中で許せない対象っていると思うんですよ。あのときこんなことを言ってきた人とか、こんなことをしてきた人とか、自分の思った環境じゃなかったとか、過去にあんなことが怒らなきゃよかったとか、あの人がいたせいでこうなったとか。

まずは第一に、その対象を許せない「自分」を許してあげてほしいんです。自分の考えや意識を肯定してあげること、受け容れて上げることからまずは始めてほしいんです。自分は悪くない。許せない感情は当たり前です。

そこから次のステップに移っていきます。自分を許すことができたら、恨んでる対象を許すしかなくなるというステップですね。なぜかというと、その対象が仮に人だとすると、その人は自分と同じ人間ですよね。ということは、その人自身から見たらその人は「自分」自身なんですよ。

「自分」という立場で考えたときに、人間は利己的な生き物なので、自分の置かれている環境の中でしかものを考えることができません。自分が置かれている環境で自分が損をしない行動をとることを自然に選択しているんです。

それぞれの立場があって、それぞれの環境の中で半自動的に意思決定が行なわれる。これは、人間のシステムの中で、基本的に変わりようのない仕組みです。と考えたときに、「自分」を許すことができたなら、他の「自分」も許してあげてほしいんですね。

人は全員、全然違う価値観を持っているし、そして違う行動指針で動いている。全然違う環境の中で動いているし、その範疇の中で物事を考える。他の人のことまで気は回らないし、基本的に人は自分のことしか考えられない生き物。

だから、許せない他者や環境は、元来無力なので、過去にあなたに与えた負の影響力は仕方のなかったものなんです。仕方のなかったものとは考えたくなくても、できればそう考えてほしい。そうすることで人は前に進めるから。

自分と他者と環境を許すと一気に人生が良くなっていきます。肯定的なものの見方が身につき、どんどん楽観的でハッピーな空気を作り出せる。人を楽しい気持ちにさせることができるし、そもそも自分の毎日が充実してくる。「許します」を心のなかでもいいので唱えて、すべてを許せるように。

完ぺきじゃない自分も許して、心身に悪い影響を及ぼす怒りや恨みを追い出してしまう。そのようにして過去の自分や相手、出来事を許し、過去にとらわれない生き方を目指していきましょう。

補足:心理学者のエベレット・ワーシントンさんが容認、許しの5ステップとして示したのが以下のもの(REACH)で、これを意識することで上手に「許す」ことができます。Recall(出来事を思い出す)→★Emphathize(対象、加害者の立場になって考えてみる)→Altristic(「許し」という贈り物を対象に与える)→Commit(許すことを決意して言葉にする)→Hold(許すことを諦めず、記憶がよみがえっても何度も持続して許し続ける)

③楽しい

楽しいと思えば楽しいんです、人生そんなもん。「楽しい!!」って言葉に出しましょう!楽しかったら幸せだし、嬉しかったら幸せなので、後の「しあわせ」のところでたくさん説明したいと思います。

④嬉しい

嬉しいと思えば嬉しいんです。実際1日の中でいっぱい嬉しいことがあります。ちっちゃいことでもいいんです。ちっちゃな「嬉しい」を噛み締めましょう。何度も嬉しいと唱えましょう!

⑤しあわせ

幸せも結局、その人になんでも幸せだと思えるフィルターがついていたら、それはもう幸せなんですよね。聖人君子みたいな人はいないので、完全にそんな風にできる人はいないと思うんですが、人生楽しく幸せをいっぱい感じている人はいると思います。だから、「幸せです」って唱えてみてください。

ちょっとだけ、幸せに気づくヒントを教えたいと思います。他の記事でもたくさん幸せについて持論を話しているのでぜひ読んでみてください!

幸せな気持ちになるためには色々な要素がありまして、それを少しだけ解説します。

まずは、自分の価値観に適った生き方をすること。例えば、家族をとても大切にしたいと思っている人なら、家族サービスできたら最高です。仕事が大好きな人なら、仕事に打ち込めたら最高です。趣味に一番優先順位をおいているならそれを楽しめる形の生活にするのがめちゃくちゃ良いですよね。健康が最重要な人なら、絶対睡眠時間を確保したいし、食べ物気遣いたいですよね。

次は、自分の体験価値(好き)を満たすこと。例えば、好きな人がいるならその人とお話できたら最高ですよね。毎日充実しますよね。だれか推しがいるなら、その人を追って応援していたらだいぶ幸せですよね。野球が好きなら野球見るのが最高だし、ディズニーが好きなら絶対ディズニーランド行きたいですよね。友達との遊びが大好きなら友達とたくさんの時間一緒に居たいし、一人の時間が好きなら本読んだり一人でなにかしてたりしたいもの。映画とかアニメとかが好きなら、見る時間を確保したい。

次は、「健康」を合言葉にすることですね。幸せな気持ちを感じるためには、まずはその幸せな気持ちを感じる器が健康でないといけないんです。なぜかというと、幸せを感じるのは結局的には体内で分泌される物質の作用だったり、神経回路がどう動いたかだったりするわけです。なので、そもそもうまく働いていないとうまく幸せを感じられないんですね。だから、よく寝て、バランスよく食べましょう。「健康」を合言葉にしてする行動には例えば朝散歩とか食事とか人と話すとかがありまして、日光を浴びたり色々な面で幸せホルモンが出てきてくれるんです。だから意識してみてください!

次は、人とコミュニケーションをとったり、人とのつながりを大事にしたりすることですね。オキシトシンという物質がありまして、これが出るとリラックスできる幸せホルモンが出ます。これは人と接したりすることで出たりペットと触れ合ったりすることで出ます。人間としてやっぱり、人と関わることはその仕組みからも大切なんですね。

次は、小さい目標をいっぱい達成することです。例えば、洗濯機を回さないととか、ペットボトルを片付けるとか、お風呂面倒だけど入っちゃうとか、タスクを1つ片付けちゃうとか、本を1ページでもいいから読むとか、駅まで歩くとか、少し目標を高くすると例えば仕事うまくいかせるとか、お金を目標額まで貯めるとか、恋人つくるとか、最近会ってなかった友人と久しぶりに会うとか。そんな風に、なんらかの目標達成をしたときにドーパミンという幸せホルモンが出ます。これが充実感だと言っても過言ではないくらい、これが私たちが本能的に求めている感情を作り出すものです。小さなことでもいいので、目標達成を積み上げることで私たちは充実感を感じるんです。

次は、なにかに没頭することです。趣味でも、仕事でも、スポーツ・運動でも、食事でも、映画でもディズニーランドでもなんでもいいんですが、今この瞬間に集中・没頭して生活することで幸福度がかなり向上するんですね。キーワードは、「今に生きる」です。なにかに没頭して今を楽しむことが大事になってきます。

最後の幸せな気持ちを感じるための要素は、価値観×目標です。先程述べた価値観を満たす生き方や小さな目標を随時達成していくことに関連する項目なんですが、自分の価値観を満たすために大きな目標設定をしてそこに頑張って突っ走っていくというものですね。例えば、仕事が大事なら年収〇〇〇万円を達成するためにこれを頑張るとか、家族が大事なら家族がやりたいと言ったことは絶対実現させてあげるとか。ドーパミンも出ますし、自分の大事にしている価値観、生き方の意味・意義も満たせるという最高の合わせ技になっています。

このようにして、幸せな気持ちを感じられる要素ってたくさんあるんですよね。だから、気付ける幸せも多いんです。それに気づける気持ちの持ちようがかなり大事なので、ぜひ「しあわせです」ってたまに言うようにしてみてください!

⑥ありがとう

ありがとうは人生の答えだって言っている人もいるくらい、感謝は大事な要素です。実際、ありがとうって言うときは幸せホルモンも出てるみたいですよ。

感謝をすると、相手は嬉しいじゃないですか。しかしながら、困ったことに、感謝をした側も嬉しいんですよね笑

だから、「ありがとう」は一番カンタンで効果的な人生の魔法なんです。ニコッと笑ってありがとうといつも言っている人には、誰もかないっこありません。

⑦感謝してます

感謝してます。これはありがとうと同じなんですが、もう超重要なのでありがとうも感謝してますも100回唱えちゃいましょう。言えば言うだけハッピーになれます。まるで幸福感のバーゲンセールです。

感謝と対になるのは、親切だったりしますよね。親切か、あるいはありがとうと言ってもらえるようなサービスだったり。このようにして人の役に立つことができると、不思議なことにこちらも「受け手」と「親切にしたりした側」はどちらも幸せな気分になるんです。最高ですね。

⑧愛してます

YOASOBIさんの「アイドル」っていう楽曲で「愛してるって嘘で積むキャリア」っていう歌詞があって、でもやっぱり嘘はダメだと思いますが(笑)「愛してます」「好きです」「大切に思っています」「いつも助かっています」「私にとってあなたは欠かせない人です」と言葉にして言うことは大事です。

アドラー心理学では、「人間の全ての悩みは人間関係にかかわるものだ」と言っていたり、「人生の最終的な最大の課題は"愛"のタスクだ」という風に言っていたりします。カップルや夫婦、親子の関係性の中で色々なタスクに対してどのように取り組んでいくかというようなライフタスクが「愛」だという風に唱えておられました。

そのようにして、愛というのはすっごい大事なものだけど、間違いなく一番難しいものなんですね。だからこそ、言葉にするということが大事なんです。愛情表現の方法というのはいくつかありまして、例えば夫婦間なら二人っきりの時間・なにか相手のための行動で愛情を示す・肯定的な言葉をかける・贈り物をする・身体的なタッチをするなどの愛を示す行為があります。

人間関係の中で相手が何を求めているのか考えて愛を表現するというのは、どのような親しい関係のなかでも大事になってきます。そのなかでも、言葉の面では「愛してます」「好きです」「大切に思っています」「いつも助かっています」「私にとってあなたは欠かせない人です」など、ぜひ口に出してプラスの言葉を伝えてみてください。

◎実演

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!あなたがなにかの縁でこの記事にたどり着いてくれてほんとについてるなと思いますし、嬉しい気持ちでいっぱいです。最近全然記事を書く時間がなくて今回久しぶりの投稿なんですが、そんな自分も許したいと思います笑。なんか、久しぶりに記事を書いていたら楽しいし充実して幸せな気分になりました。こんなやりたいことをやれる環境にいれることに感謝しないといけないなと思います。みなさん、記事を読んでいただきいつも本当に助かっています。改めて、ありがとうございます!!☺

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