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映画の深掘り記事や、映画人へのインタビュー・コメントなどをお届けします。
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【オスカー予想企画】どう読む?第94回アカデミー賞

【オスカー予想企画】どう読む?第94回アカデミー賞

今年も映画ファンをソワソワさせるこの季節がやってまいりました!いよいよい来週3月28日(月)、年に一度の華やかな映画の祭典、アカデミー賞の発表です。今年は濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』への期待もあり、盛り上がりもひとしお!

私たちU-NEXT映画部では、かつてはこの季節になるとどこからともなく手書きのトトカルチョ用紙が回覧板のように回ってきたものです(今思えば牧歌的だった当時の投稿はコチラ

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【映画人の声】映画監督・斎藤久志&脚本家・加瀬仁美/映画『草の響き』

【映画人の声】映画監督・斎藤久志&脚本家・加瀬仁美/映画『草の響き』

1990年に41歳で早逝した作家、佐藤泰志。故郷・函館を舞台にした彼の小説が、ここ数年で連続して映画化されています。

『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』『きみの鳥はうたえる』…力強い「はこだてフィルム・コミッション」の存在もあり全作が現地でロケ撮影され、原作者が生きた港町の空気感をスクリーンに閉じ込めたような映画たちです。

その流れを受けた佐藤泰志原作の映画化最新作『草

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【映画人の声】神尾楓珠&山田杏奈、草野翔吾監督/映画『彼女が好きなものは』

【映画人の声】神尾楓珠&山田杏奈、草野翔吾監督/映画『彼女が好きなものは』

昨年12月に劇場公開され、大ヒットした映画『彼女が好きなものは』。繊細でみずみずしい青春映画として高い評価を受け、Filmarksが発表している初日満足度ランキングでは2位(実写映画では1位)を獲得しました(出典はこちら)。

ゲイであることを隠して生きる男子高校生・純と、BL好きであることを秘密にしている女子高校生・紗枝の恋を描く、浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を映

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【年末企画】2021年、われらの“ぶっ刺さり映画”3選

【年末企画】2021年、われらの“ぶっ刺さり映画”3選

今年も残すところあと数日。SNSのタイムラインに「2021年ベスト映画」が次々と表示される季節になりました。

U-NEXT映画部メンバーも、仕事として日々映画に接しているとはいえ、プライベートでは(プライベートでも?)、気になる映画をリサーチして胸をときめかせながら劇場公開を待ち、なんとか時間をやりくりして劇場に足を運び、劇場で観られなければ配信を待ち、いそいそと視聴しては心動かされている、シン

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【映画人の声】映画監督:藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子/『DIVOC-12』

【映画人の声】映画監督:藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子/『DIVOC-12』

U-NEXTで12/27(月)から独占配信がスタートした『DIVOC-12』。新型コロナウイルス感染症により映像制作活動において大きな影響を受けたクリエイターたちの支援として、藤井道人、上田慎一郎、三島有紀子の3人の映画監督と一般公募から選ばれた新人を含む9名の監督たちが、それぞれのテーマごとに3つのチームを編成し、12の短編映画を生み出しました。

「成長への気づき」をテーマに掲げる藤井監督チー

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