見出し画像

赤裸々キラキラ自己紹介。

はじめまして。

現在(2023年1月)無職の47歳おっさんです。
2022年11月末まで、11年間飲食店経営をやっていました。

数々の失敗を経験して、失敗をするたびに思い知らされたことがあります。
そ・れ・は、、、失敗談って世の中にあんまり無くね? てことです。

本当は、失敗する前に知っとけばよかった! って思うことはたくさんありますし、失敗したあとに調べれば、関連情報はたくさんあるのですが、失敗から紐づいていないので、失敗する前には気づけないっ!! と思うのデス……

世の中には、成功するためのノウハウや事例、各種の法律や税法、助成金などなどに関する情報があふれていますが、いまの自分に必要な情報ってなに? ってことですよ。

自分の商売に関する情報は、ある程度取捨選択することは可能ですが、経営となるとそれだけではどうにもならないことが多すぎて、特に立ち上げを失敗して初手から資金不足気味になると、専門家への相談もできなくなります。

そこで、私の数々の失敗体験の中から、『失敗する前に知っておくべきこと』を今後発信できればと考えました。以下はその一例ですが、ざっと思いついた状態なので、順不同で書いていきたいと思います。

店舗運営は立地がすべて
店舗を構えることの怖さ
立地調査は無理ゲー

フランチャイズについて
ノウハウってなに?
自由度が効かないという落とし穴
多店舗展開は必須条件
FC本部の理念が利益構造の要

税金のお話
所得税・法人税と消費税の違い
消費税って、いつから払うの?
みなし税率って?

労務管理について
バックれるアルバイト
残業代、深夜手当、有給休暇
36協定って?
とっても弱い立場の雇用主

自己破産について
どういう流れなのか?
実際にやるべきこととは?
メリット・デメリット

自己紹介をさせていただきます。

地方の工業高校卒業後、ガソリンスタンド店員として4年間勤務したのち、飲食業へ転職。飲食店店長として31歳まで働いていましたが、店長として任されていたお店のメニューやポスター、フライヤーなどを独学DTPで制作していました。DTPというのは、Desktop Publishingの略で、主にパソコンを使ってヴィジュアルを制作することです。

独学で拙い技術ではありましたが、自分で作ったフライヤーなどをポートフォリオにまとめて、何件か編集や出版社で面接を受け、とあるフリーマガジンの編集部に潜り込むことができました。入社できた編集部は、当時人間関係がボロボロで、編集長への謀反や大量離職の真っ只中という最悪な組織でした。雑誌編集や広告制作について、一兵卒からスキルアップしたいと思っていたのですが、状況がそれを許さず、入社4ヶ月目にして編集長になってしまいました。

その後、このフリーマガジン出版社が広告代理店に吸収されることになり、代理店の制作にも携わるようになりました。この会社がブラック…というか漆黒企業だったので、自分で独立しようと決意。

何ができるのか、いろいろと考えましたが、失敗する可能性をなるべく低くしたいという思いから、ノウハウのあるフランチャイズに加盟して、飲食店を開業することにしました(この決断が、その後11年間の地獄の始まりだったのですが……)。

意気揚々とオープンしたのですが、ずっと赤字であっという間に運転資金も底をつき、2年半で閉店。多額の借金を背負い、返すあてもないので自己破産をしました。

自己破産という決断にいたるまでには、当然FC本部にも相談をしていました。なぜなら、FC本部にもロイヤリティ未払いや借入があったのです。

本部からの提案は、次のようなものでした。
一度自己破産をして、すべての借入を無くす。その後、別の場所のオーナー不在FC店を運営して、本部への借金を店舗使用料という名目で返済するということでした。

当時の私は、失敗したことへの罪悪感が強く、FC本部から資金を借入していたことへの申し訳なさもあったので、本部からの提案通り、引越しをして全く知らない場所でFC店を運営することにしました。

今回は、FC加盟店契約ではなく、店舗運営の業務委託契約という形となりましたので、お店の売上管理はすべて本部がおこなうことになりました。ですから、利益の全ては返済に充てられ、毎月自分が生きていくために必要な金額を本部に申請して借りるというお金の流れでした。

ですから、自分の生活費はかなり切り詰めました。お店の2階に住み、外食もせず、ほぼ毎日お店に立って、1年半かけて本部への返済を終えました。

本部への返済を終えたころ、本部からこんな打診がありました。「東京展開を本格的にしたいので、東京でも1件お店を任せたい」

最初のお店は失敗しましたが、次のお店は利益が出ていたこともあり、多店舗展開できるなら、もう一度夢を見られる! と思い、次は東京でお店をやることになりました。

しかし、東京ではイートインではなく、宅配専門のゴーストレストラン業態でした。実は、本部の方針として、今後は宅配専門のゴーストレストランを全国展開していくということで、そのための東京での2号店目をまかされることになったのです。

当時(2015年)、東京でも宅配しているお店は今ほど多くありませんでした。しかし、今後必ず伸びてくる業態だという本部社長の確信のもと、どんどんと多店舗化が推し進められて、気づけば私も3店舗の運営をしていました。

結局、コロナ禍になるまで売上は上がらず、非常に苦しい運営となりました。赤字が続き、税金や社会保障費の未払いが積み上がり、どうにもならないところまで追い詰められたときに、突然コロナ禍に突入しました。

コロナの影響で売上は2倍近くまで上がり、諸々の資金的な問題をひと段落させることができたタイミングで、FC本部との契約更新時期となったので、更新はせず2022年12月に無職となりました。

とまあ、こんな奴ですが、よろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?