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財務省職員から営業職へ!相手の話に耳を傾け「Ryota」が創る、unbotのチームワーク。

【プロフィール】Ryota(りょうた)
株式会社unbot  Global Sales Dept. Group Leader
新卒から財務省の職員として勤務。4年間、税関窓口を担当し不正薬物や銃器の密輸を取り締まる審理現場業務に従事。とりわけ中国への思い入れが深まったことをきっかけに、2020年7月、株式会社unbotへ入社。日本現地法人顧客向け営業のGroup Leaderとして活躍中。

「自分の思考を巡らせ、何かを創造したい! 」

―なぜ転職しようと考えたんですか?
中国への“好奇心”と、全く別の仕事に“チャレンジしたい気持ち”が芽生えたことがきっかけです。
unbotに入社する前、僕は財務省職員として税関窓口の業務をしていました。具体的な仕事内容は言えないのですが、日本に薬物や銃器などを密輸しようとする人の取り締まりをしていました。それこそ筋骨隆々な海外の人と対峙して、検査へのご協力を依頼していました(笑)

4年間勤めた中で、僕が担当した現場は、たまたま中国の方と触れ合う機会が多くありました。検査協力をいただく方とコミュニケーションをとりたくて、自主的に中国語を学び始めたことから、中国自体に興味を持ちましたね。「中国ってデジタル領域が発達しているんだ…キャッシュレスも進んでいて…スピード感もある…すごーっ」と。そんな思いから漠然と「中国ともっと深く関わりたい!」と思うようになりました。

同時に「もっと挑戦的な仕事をやりたい!」という思いが湧いてきて、特にチャレンジ精神が求められそうな営業職に目を向けるようになりました。決められた仕事を正しく丁寧にこなすことにも、やりがいはあったのですが、“自分の思考を巡らせ、何かを創造する“、そんなクリエイティブな仕事への興味が高まっていました。

正直なところ、これらの“好奇心”が転職の原動力でした。何か大それた信念があった! とかではないのです。意外と思い切りあるんですよ、僕。(笑)

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▲ところどころ笑いを織り交ぜて話すRyotaさん 

―入社を決意した、決め手があれば教えてください。
転職のきっかけとなった、“中国とダイレクトに関わりたい思い”と、 “営業職に転身したい思い”を、両方叶えられる環境がunbotには揃っていました。その上で面談や面接を重ねた結果、unbotらしい魅力を見つけました。

1つ目は、経営層の先輩とも密に対話ができることです。unbotという会社は、国境を跨いで組織形成しているにもかかわらず、経営に関わる先輩にも、上海子会社で働く先輩にも、すぐ相談できる“近さ”を感じられました。
例えば、経営企画を担うCorporate Planning Dept. Directorの吉本さんは上海勤務ですが、僕が「ちょっと相談があるんですけど…」と、声をかけると気さくに返答してくれます。役職者であることも、コロナ禍により会ったことが無いことも…関係なくメンバーと対話できるのです。
もちろん、先輩方に相談を持ちかけるためには、その分思考を研ぎ澄ませなければなりませんが、この“近さ”を入社前に感じることができ、刺激的に思えました。

2つ目は、先輩方の人柄や功績が挙げられます。営業職の僕の場合、今の上司にあたるGlobal Sales Dept. DirectorのRyoさんと、ラフに話すことができまして…これは、あまりご本人には伝えたことが無いのですが、入社前、ざっくばらんに話をした時「ああ…この人と一緒に働けるんやったらいいなあ」と、思ったのです。…うん、やっぱり何か、ちょっと照れ臭いですね。(笑)
総じて! 各面接でお会いした先輩方は、それぞれ実績を残している精鋭揃いで、こんなすごい人たちの傍で働けたら、きっと面白い経験ができるだろうと思えたことが、入社の決め手となりました。

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「やりたい! と、手を挙げる人に対して協力的な環境」

―Global Sales の特徴を教えてください。
ご提案できるサービスの種類が圧倒的に多い点は、とりわけ特徴的です。だからこそ1度の商談で、ご提案可能なサービスを全てお伝えし切ることの難易度は高く、知識を突き詰める甲斐がありますね。

例えば広告代理店であれば、各プラットフォームで広告出稿を行いますが、広告展開という限られたサービスを提供するシーンが多いでしょう。
対して僕たちは、異なるプラットフォームを熟知し広告展開できることはもちろん、EC店舗運営、SNS運用・リアルでのポップアップ展示、マーケティング用の細かな消費者インタビューやリサーチまで…! unbotだからこそ展開できるサービスを幅広く扱っています。1人の営業をとってみても、幅広い施策を蓄えていることが強みです。

日々拡張し続ける膨大なunbotの引き出しの中から、目の前のクライアントが達成したい事や、プロダクトに込めた思いに対し、最もフィットする策を選び抜いて提案する能力が問われることが特徴であり、磨き続けたい強みです。

―Global Sales のやりがいを教えてください。
日頃からお名前を耳にする企業様とお仕事をする機会も少なくありません。決裁権を持たれている役員層の方や担当者さんが、直接悩みを打ち明けてくださる時間は、日々の贅沢な瞬間です。「わあ…あの企業さんのお話を聞かせていただけている…」という純粋な興奮を感じますね。僭越ながら一緒に悩ませていただける職であることにやりがいを感じますしワクワクします。

何より、課題と向き合い解決策を生み出す過程で、着実に知識やスキルが身に付いていく実感を得られることが、一番のやりがいです。例えば、商談で的確な助言をお伝えすることができた瞬間や、弊社の持つ知見を理解いただけた結果、受注につながった時は、営業職としての手応えを感じます。月並みですが「ありがとう!」「よく分かりましたよ!」と、ささやかでも、貴重なお言葉を聞けた時は、やっぱり嬉しいんですよね。

―Global Sales の面白さを教えてください。
自分の意見を反映させられるところですね。逆に、自分の意見を持っていないと辛いかもしれません。お客様に「どうしたらいいですか?」と問われるシーンは幾度となく訪れます。そして社内でも「何がしたい?どうしたい?どうなったらいいと思う?」そんな問いかけの数々をお互いに交わします。こうしてメンバーの意見を重ね合わせ、unbotチームとしての最良の提案を導きだします。
先輩後輩関係なく「どう思う?」「それで、どうしてみたい?」と、問いかけてくれる存在がいることで、“自然と思考する”ようになりましたね。なので、自分でやりたいことをしっかりと持っている人にとっては、楽しさを感じられる現場ですし「やりたい!」と、手を挙げる人に対して協力的な環境であることが、面白さにつながっている、と僕は思います。

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▲1つ1つの質問に対し、言葉を大切に選びながら答える姿が印象的でした

―Global Sales の厳しさを教えてください。
とにかく、やることがとてつもなく多いです。(笑)それはunbotというチームが担えるモノゴトが多岐に渡り、突き詰められる要素が多分にあるということです。ゆえに、幅広い知識を身につけ、情報を常に最新の状態に更新し続けることが必要なことは言うまでもありません。

肝心なのはその先で、“僕たちが持っている強みを、どのようにお伝えするか”で、営業職としての力量を試されます。例えば、クライアントに「僕たちは、中華圏を得意としたデジタルマーケティングができます!」なんて、ざっくりと提案してしまっては、元ある強みや価値は伝わりません。
やりたいことを徹底的にヒアリングし、“相手に最も合うご提案をすること”。営業職にとって、当たり前でシンプルなこのアクションが、難しいんです、奥深いんです。

併せて必要なのが、“自分の意見を持つこと”です。僕は先ほど「面白さ」としてこの要素を挙げました。その反面、難しさに感じる人もいると想像します。自分が「どう思うか?何をしたいか?」意見を持てないことには、クライアントへ言葉をかけられませんし、苦しむかもしれませんね。

―どのようにして、最良のご提案を見極めるのですか?
鍵は、“目の前のクライアントをよく知ること”にあると考えています。
新規のクライアントからの依頼内容において「WeChat(中国のチャットアプリ)に広告を出したい」のようなピンポイントな依頼は、そうそうありません。依頼の多くは「中国にAという商品を展開したい」という大枠の状態がほとんどです。
ざっくりとした与件から「クライアントが目指している真のゴールはどこだ?」「その商品がKGIを達成するために、unbotのどの施策が効果的か?」想像を膨らませつつ徹底的にヒアリングします。「目的は?なぜ中華圏に展開したいのか?なぜその商品なのか?目標は、数、売り上げ、知名度?」と、担当者さんにご協力いただき、質問しまくります。(笑)

そうやって目指しているモノコトを明確にすることで、結果的に「あれ…この商品ならいきなりWeChatの広告打つより、先に消費者インタビューをした方が効果的かも…」と、アポイント前の想定とは異なる、真の施策に辿り着いたりもします。
依頼されたことをストレートに実施する前に、一緒に「なぜ?」を突き詰めることが、クライアントを知ることに繋がり、unbotのサービスを知っていただくことにも繋がり、最適なご提案を生み出せるのだと思います。

▼株式会社unbot (日本本社)Global Sales Dept. では採用推進中!
ご応募の際には「Ryotaのnoteを読んだ」とお伝えいただくとスムーズです。

「とにかく”丁寧に伝えること”を大切にしています」

―上海子会社とのコミュニケーションで工夫していることはありますか?
株式会社unbotには、上海子会社『想出網絡科技(上海)有限公司』があり、EC Dept.・Media Planning Dept.・Merchandise Dept.など、僕たちが『事業部』と呼ぶ、現地の最新トレンドやノウハウを蓄積させている部門があります。僕が所属する Global Sales Dept.、いわゆる『営業部』は、上海の事業部と密にやりとりし、お互いの現地で得た情報を交換し合いながら、タイムリーで質の高い施策を練っています。
…何が言いたいかというと、めちゃくちゃ中国語言語者のメンバーとコミュニケーションをとります!そして僕を含め、全員がバイリンガルというわけではないので、チャットやテレカンでの共有時、工夫や歩み寄りが大切なのです。

例えば、僕は営業職なので、“クライアントの温度感を正確に伝える役割”を担っています。日系企業ならではの繊細な感性や、日本語でやりとりする中で感じた文脈を、他者と共有することは非常に難しいです。言語が異なれば、その難易度は更に高まります。
そこで、僕が大切にしているのは、3つの“丁寧なコミュニケーション”です。

1つ目は、伝えたいことを“簡潔な文章で伝えること”です。これは、日常的に依頼をかける際、意識しています。「これを調べてください」とか「この内容をもう少し詳しく教えてください」とか、シンプルな文で依頼するようにしています。

2つ目は、クライアントの温度感を伝えるシーンでの丁寧さです。ただ事実や依頼を伝えるだけでなく、案件に含まれる、方針・コンセプト・そこに至るまでの背景を添えて、クライアントの思いを立体的にイメージできるように伝えます。
メンバーに依頼し、受け取った資料を確認した際、「あの担当者さんには、この表現だとご満足いただけないかもしれないなあ…」と、想像がつくことは多からずあります。そんな時「この表現でお見せしたら、担当者さんはきっと、こう感じると思う」「Aの箇所を、Bと同じトーンに合わせることは可能ですか?」と、“クライアントが受ける気持ち”と“簡潔な指示”を伝えるように心がけています。
これは国籍や言語の違いに関わらず、人それぞれの微々たる感性の違いから発生する現象なので、諦めずにすり合わせています。

3つ目は、時々でも“中国語を織り混ぜて感謝を伝える”丁寧さです。日本語と…僕の下手くそな中国語を混ぜて、お礼を伝えるようにしていますよ。(笑)こういった歩み寄りは、僕の部門や日中に関わらず、unbot組織全体にじんわりと存在していると感じます。

こうして、僕なりに“とにかく丁寧に伝えること”を大切にしています。

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▲翻訳機能でもお世話になっているチャットアプリ『DingTalk』の取材風景

―今後、挑戦したいことはありますか?
unbotは、今後も中国に特化し続けると同時に、昨年から東南アジア向けの事業立ち上げにも注力しています。
特に僕は『Lazada(東南アジア最大級のECプラットフォーム)』の展開も担当しているので、飛躍させるべく試行錯誤しています。
やることとしては、これまで中国において展開してきた「日本のいいものを届ける」ということに変わりありません。しかし、異なる地域で展開するとなるだけで、必要なノウハウも勝手も異なります。東南アジアでも通用する知識を更に身につけ、中国に留まらない事業展開を狙います。
なんといっても“Global” Sales Dept.に所属していますからね!グローバルに営業展開していきたいです!いつの日か「unbotの東南アジアのEC事業は、アイツが立ち上げたんだぜ!」って言われるように…なんて。(笑)思い切ってチャレンジしていきますよ。

それと……個人的にはメンバーをもっと支えられる人になりたいです。何か困った時に「あ、じゃあまずRyotaに相談してみようかな」と、メンバーの脳裏にポンと、僕の顔が浮かぶような仲間になれたらな、と願って頑張ります。

▼株式会社unbot 公式WEB|NEWSリリース
「東南アジア最大級のECプラットフォーム『Lazada』のLazada Partner認定を取得」

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「仕事熱心で個性的!そんな仲間が揃っています」

―どんな仲間と働ける会社ですか?
みんな仕事熱心です!任された仕事を、最後までやりきる姿を幾度も目にしてきました。例えば、Global Sales Dept.なら、最後まで頭を捻って、最良の提案を作ります。クライアントと向き合った結果、途中経過と異なる着地点を見つければ、臨機応変に方向転換をして、当日の回答に間に合わせます。そんな風に、仕事において熱心な姿は印象的です。

それと…これは、多くの人が例に挙げると思いますが、個性的な仲間が在籍しています。性格も趣味も生い立ちも、入社に至るまでの経緯も、一人一人特徴があります。それぞれ色々な決断をして、異なるバックボーンを持って入社したメンバーが勢揃いしています。こんな個性的なメンバーが揃う会社は、なかなか珍しいのだろうなと感じます。

―すごいなあ…と思う仲間のエピソードはありますか?
Global Sales Dept.のメンバーの動きは間近で見ているので印象的です。初回商談の事前準備を、みんなそれぞれに徹底していることがすごいと、毎回感じます。
例えば、クライアントから「中国に進出したい!」と、ざっくりとした依頼をいただいたとします。「多分こういう状況だよね、あの情報とデータがあったら助かるよね、きっと」と、事前に調べつくし想像を膨らませ、十分に、自分たちの引き出しをパンパンにした上で、クライアントと対話を始めます。
当然、その脳を動かす思考や事前の労力を振り返ると、決して容易なことではありません。それでも、当日どんな課題や悩みを受け取っても揺るがないように、unbotとして万全の状態で挑もうとする姿は「みんなすごい…!」と、強く感じます。

―unbotで働く中で、できた想い出を教えてください。
unbot本社では、Global Sales Dept.のメンバーが受注した際に、ハンドベルを鳴らす、ちょっとした習慣があります。「誰々が、こんな案件を受注しました〜!リンリンリン〜♪」と。(笑)
遅くまで時間をかけて頑張って、なんとか満足のいく提案をやりきって、“あのベルが鳴る瞬間”は、記憶に残ります。それが、自分でも別のメンバーであっても、やっぱり嬉しいもので、想い出に残りますよね。

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「海を越えて働いていても“近い”と感じられること」

―最後に、Ryotaさんにとっての「unbotらしさ」を教えてください。
入社の決め手にもなった“メンバー間の近さ”は、僕が思うunbotらしさの1つですかね!上下、横、斜め…組織にはさまざまな立ち位置がありますが、どの方向の距離も近くに感じます。
例えば、日本本社や上海子会社の朝礼に、CEOをはじめとする経営層の先輩方が参加していることや、仕事の話はもちろん、ラフなコミュニケーションに文字通り“立場を問わず”参加することもunbotでは、珍しくないですよね。

他社での就業経験がないので、あくまで想像なのですが、180名を超える規模の会社で『社長』『役員』と呼ばれる方と話せる機会って、そう多く無いと思うのです。なので、真面目な話だったり、たわいもない話だったり、誰とでもコミュニケーションを交わせることって特別だろうなと感じます。

部門も職種も役職も違う、異なる視点を持ったメンバーの話を、常日頃から聞けること…海を越えて働いていても“近い”と感じられることは、unbotらしさであり、毎日が刺激的です!

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株式会社unbot 採用情報

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