期待についての散文
思えば期待することに疲れただけであった。裏切られたくないだけだった。恋は宗教で、君は神様だったけど、ほんとは僕たちは人間だったから成り立たなかった。
期待してないわけでもしたくない訳でもできないわけでもなかった。
期待するのに、こうなってくれればという思いが叶わないことに疲れただけだった。
こうしてよって言いたかったし、俺を助けてよと言いたかったが、また叶わないくらいなら黙っている方が傷つかないだけだった。
「他人に期待するな」かなり前からインターネットに広がっている論な気が