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わたしのオノマトペ〈午前の部〉
ピピピ、ピピピ
部屋の置き時計は鳴らない。
目覚まし代わりに使用してはいないからだ。
学生時代、何度苛立ちを覚えただろうか。
自身の声を録音し、目覚ましに設定すると
起きやすくなるという迷信がこの世には存在する。
カァー、カァー
曇り空。隣のビルでカラスが鳴いていた。
物騒な街ではないが、平凡な街。
「カラス、おはよう」と挨拶を一つ。
側から見れば変質者かもしれない。
ゴロゴロ、ゴロゴロ
愛猫
ピピピ、ピピピ
部屋の置き時計は鳴らない。
目覚まし代わりに使用してはいないからだ。
学生時代、何度苛立ちを覚えただろうか。
自身の声を録音し、目覚ましに設定すると
起きやすくなるという迷信がこの世には存在する。
カァー、カァー
曇り空。隣のビルでカラスが鳴いていた。
物騒な街ではないが、平凡な街。
「カラス、おはよう」と挨拶を一つ。
側から見れば変質者かもしれない。
ゴロゴロ、ゴロゴロ
愛猫