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千葉へ進学した僕が地元の石川に帰ってきた理由

どうも

XXUXです

今日はちょっといつも違って少し真面目な話をしようと思います。

僕は千葉県の大学に進学して、4年間千葉に住んでいました。

しかし、今は地元で就職するために石川県へ帰ってきました。

ここでよく周りから聞かれることがあります。

”なんで千葉で就職しなかったの?”

です。

そんな僕が何故地元に帰ってきたのかという話をしようと思います。

恐らく世の中には僕と同じように地方から上京したけど
”そのまま首都圏(もしくは県外)で就職するか”
”地元へ帰るか”
で悩んでいる方もいると思います。

そんな方にも向けて僕の記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。


千葉での生活

先ずは4年間千葉に住んでいた時の話をしようと思います。僕が住んでいたのは千葉県の習志野市という街です。

赤矢印で指したところ

千葉市と船橋市の間にあって、谷津干潟が有名ですね(行ったことないけど)

4年間千葉に住んでどうだったか。一言で言うと

”最高に楽しかった”ですね。

お店や遊ぶ場所がたくさんあるし、基本電車一本でどこへでも、東京へも簡単に行けて交通の便が良い。そして近くにはあの大人気テーマパーク”東京ディズニーリゾート”があります。大学1,2年の時はキャンパスが近かったので(電車で10分くらい)よく昼休みや学校帰りに友達と公園感覚でディズニー行ってました笑。

あとは首都圏なので東京で好きなバンドのライブにもよく行って、渋谷や新宿でも遊んだり、何より大学ではたくさんの友達と巡り合えました。毎日一緒に授業を受け,遊んで,飲みに行ったりと、本当に充実した4年間でした。何なら学生時代で一番楽しかった時代といっても過言ではありません。今でも千葉は僕の大切なもう一つの故郷です。

じゃあ、何故千葉で就職せずに地元へ帰ってきたのかについて話そうと思います。

地元に帰ってきた理由

大きく分けて3つあります

①千葉(関東圏)で特別やりたい仕事があったわけじゃないから

実言うと最初は千葉で就職するつもりでいました。しかし、それは千葉でやりたい仕事があったからとかではなく、”千葉に来たから千葉で就職するんだ”と自分の中でそう決めつけていただけでした。そこで、卒業後のことや家族のことなど色々考えて考えて、大学3年の冬前頃まで本当に悩みました。そして最終的には地元で就職しようという考えに至りました。

②親への感謝の気持ちに気づいた

大学時代は1,2年は大学の寮(その年に新しく出来た)に住んでいて、2年の途中からは寮を出てアパートを借りて一人暮らしをしました。寮はどっちみち2年までしかいることができないので早めに出ました。寮の時は1日2食ご飯がついて、大浴場もコインランドリーもあったので、上京が初めての僕にはありがたかったです。しかし、アパートでの一人暮らしは当然ですが料理,掃除,洗濯などの家事は全て自分でしないといけません。あとお恥ずかしいことに僕は学生時代バイトをしていませんでした。正確に言うとバイトの面接は受けていたけど全部落とされたんです。なので一人暮らしと言っても生活費は全て親からの仕送りのみで生活していたので、実質一人暮らしとは言えない気もします、、笑。そこで、気づいたのが”親という存在のありがたみ”でした。今まで自分がこうやって不自由なく暮らせてこれたこと,上京できたこと,一人暮らしをできたのも全部親がいてくれたからなんだということに気づいたのです。だからこれからはちゃんと親孝行がしたいと思いました。一人暮らしは大変なこともありましたが、凄い楽しかったですし、何より家事全般のスキルを習得することもできました。今ではそのスキルを活かして実家でも家事を手伝っています。

③親が病で倒れた場合のこと

僕の両親はもうそれなりに年です。今のところ2人ともこれと言って体に悪いところはありませんが、いつ何が起きるかはわかりません。大学の時に”世界仰天ニュース”という番組で、とある年配夫婦の話をしていたんですが、その話では旦那さんが病にかかってしまい、子供は家を出ていて傍にいないため奥さんが最後まで看病していたそうです。このエピソードを見て僕はこれを自分の両親で考えてみました。”もし自分の親が病で倒れた時、誰が面倒見れるの?”と思いました。その時僕が思ったことはただ一つ”長男である自分しかいないだろ”です。僕には姉がいるんですが、現在は結婚して福岡に住んでいます。もし姉が石川で結婚していたら帰らなかったかもしれません。なのでもし親が病で倒れたりでもしたら、看病できる人がいませんし、何より千葉にいたらすぐに駆け付けることもできません。なのでなるべく親の近くにいてあげたいと思ったのも理由の一つです。

実際に地元に帰ってきてから思ったこと

大学の卒業式を終えてから数日後に僕は引越しをして、地元である石川県に帰りました。正直帰りのバスが津田沼駅(習志野市にある駅)を発車した瞬間、少し泣きそうになりました。たった4年間、長いようであっという間だった4年間だったけど、僕の故郷であったことに変わりはありません。寂しいという思い、それはその4年間が僕にとって大切な思い出になっているという証拠でもあります。その時は千葉に来て本当に良かったと思いました。

そしてそして、地元に帰ってからは再び実家暮らしに戻り、今に至るということです。

”地元に帰ってきたことを後悔してないか?”

と聞かれると、後悔は特にしていないです。

でも時々千葉が懐かしくて恋しくなる時もあるにはあります。実際今この記事を書いている時千葉が少し恋しくなりました笑。

確かに僕の住む石川県金沢市は、千葉に比べたら全然都会ではないし遊ぶところも少ない田舎だと思います。でも、一度地元を離れてから地元の良さというものにも気づくことができました。

北陸は海鮮,所謂海の幸が本当に美味しいです。僕は魚料理が大好きなのでそんな僕にとっては至福ですよ。

あと千葉に比べたらお店や遊ぶところは少ないと思いますが、金沢はやはり北陸の中心都市というだけあって、街の方に行けばお店も遊ぶところもそれなりにあります。休日はたまに地元のカフェ巡りなんかもしていました。あとは様々なアーティストのツアーやアニメの展示会・イベントが全国各所で開催される時、金沢は基本開催地に選ばれることが多いのでバンド・アニメ好きの僕としてはありがたいです。

でも見たいアニメがあっても地方なので地上波で見たいアニメが見れないのは難点ですね。と思いきやそれはすぐに解決されました。僕の実家はBSを繋いでいるので、基本的には見たいアニメは全部見れます。あとAbemaのプレミアム会員にもなっているのでBSでもやっていない時はそれで見れるので特に問題はありません。今の時代テレビがなくてもネット配信があるので、便利な時代になりましたよ本当に。

千葉に住んでいた頃と比べたら娯楽は少ないかもしれませんが、娯楽だけで暮らしていけるほど都会での生活は甘くありませんよ。それに地元に戻った今でも充実した日々を送れているので、結果的には帰ってきて良かったと思っています。

強いて言うならは大学の友達みんなと離れてしまったことは本当に寂しいです。でも、もう一生会えないわけではないし、LINEグループ(僕含めて9人)があるんですが今でも時々連絡を取り合っています。卒業後に僕が東京へ遊びに行った時に飲みに行くこともありました。

離れていても友達であることに変わりはありません

最後に

最後に僕から学生の皆さんにちょっとしたアドバイスをしようと思います。

”首都圏(県外)で就職する”or”地元へ帰る”

どちらにするか最初から決めているという方は自分の決めたその道をそのまま進むと良いと思います。

ですが、僕と同じようにどうするか悩んでいる人もいると思います。

1つ注意するなら、親に”地元に戻ってこい”と言われて仕方なく嫌々帰ることにするというのであればそれは絶対にやめた方が良いです。

あなたの人生はあなた自身のものです。家庭の事情で色々あるご家庭もあるかもしれませんが、本当にやりたいことが首都圏(県外)にあるならそこで就職するべきです。

だから少しでも首都圏(県外)で就職したと思うのであれば、思い切ってそのまま首都圏(県外)で就職しても良いと思います。もしそれでダメだったら地元へ帰るという選択肢もあります。自分を迎えてくれる場所があるということも忘れないように。

逆に地元でやりたいことがあって帰りたいと思うのであれば帰ればいいと思います。その後もしやっぱり首都圏(県外)でこの仕事がしたいと思ったら、資金を貯めてまた上京することもできるでしょう。もう社会人なので親御さんもその面は理解してくれると思います。

少なくとも親に言われたから仕方なく地元へ帰るということだけはしないように。

実際僕もこの先どうなるかわかりません。もしかしたらまた首都圏へ戻るかもしれないし、それか全く違う県へ行くかもしれないし、変わらず地元で生涯を終えるかもしれない。自分の道は自分で決めます。

人生は一度しかありません。あなた自身のやりたいことを信じて、自分の進みたい道を進んでください。

では今日はここまでにします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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