無意識の心 無意識の力
考えもしなかった。
本を作っている人がいるなんて。
誰も教えてくれなかった。
作家という職業があるなんて。
いや、それ以前に私の脳みそどうしたっていう問題もあるが
そう思っていたのにはワケがあって言い訳をすれば
私の家には物心ついたときから沢山の本があった。
それはもうどの家でも当然のことだと思っていたし
保育士だった母は私のために沢山の絵本を用意してくれ
学者肌の父は自分の書斎の本棚に沢山の本を所有していたため
大げさかもしれないが本は呼吸するのと同じくらいに
わざわざ