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マイナス文化を「ぶっ壊す」勇気@今週の自分業務

今日明日の概念しかない部署

以前からの課題というか、僕が嫌いだった部署の文化がある。

とにかく今日明日の売上をつくることのみに全集中するという文化。
明日の見込み売上を計算し、足りなければ明日の売上をつくるために今日必死になる、みたいな。
で、毎日毎日、毎月、毎年、それしかやってない。
中期的な目標どころか、短期目標もない。
今日明日しか存在しないという、自分たちを追い込むことで結果を出そうとする、永久自転車操業

ので、中期的に顧客を獲得したり、今すぐ売上にならなくてもじっくりと仕込んでおくことや、ブレない考え方、価値観をチーム全体に持っておきたいという思いが僕にはある。
アマゾン風に言うと「種を植えること」ってやつだ。
ので、コンセプトとか差別化とか、対顧客でも対社内でも「僕らはこうやって売っていきます」というようなスタンスを決めたいのだ。

僕らは中古のバッグや時計宝石などを、一般の方から買ったり、業者から仕入れたりして、ネットで販売している。
リサイクル品なので、自社製品じゃない。
つまり自前での商品コントロールが難しいため、ただ一生懸命売っているだけでは限界があると思うのだが、そういった概念的なものはすこぶる軽視されてきたのだ。

ワークショップやってみようかな

そこで、チーム・メンバーへの啓蒙活動であったり「教育の時間」ってものが必要だと考え、僕が最近見聞きして、気になったワードや勉強になった考え方を、ワークショップ形式でメンバーに共有しようと資料をつくってみた。

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が、資料を作成しながら、こういう勉強会みたいのって刺さるのかなと不安にもなってきた。

「ぶっ壊す」勇気

メンバーも日々の業務に追われているし、手を動かす業務以外のことを言っても右から左に聞き流されたりしそう。
仮に「なるほど」と思ってもらえても、これまでやってきたルーティンの方が優先され、すぐに忘れ去られる可能性もある。
そんな不安がよぎってきた。

東京側のマネージャーと僕の思う価値観も違うように思えるし、勝手にこんな教育活動していいのかなと思ってしまう。
どんなにマイナスだとわかっていても、これまでの部署の空気感、部署文化をぶっ壊すというのは、いざとなると勇気がいるもんだ。

とはいえ、僕の経験上「やった方が良さげだけど、どうしようかな?」と迷うことは、やっておいて損はないことが多い。
ので、「5分間ワークショップ」みたいな形で、僕が注目しているワードや考え方をみんなにも共有していこうと思った。

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