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《ティール組織》の特徴、「3:存在目的」

この記事は、弊社PlayLifeの働き方、

または私が関わるチームでの

働き方について綴っています。

弊社ではティール組織の
概念を取り入れています。

ティール組織

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ティール組織の内容が深いので、

分割して特徴を
記載させていただいております。

今回は「ティール組織」の3つの特徴

1:自主経営
2:全体性
3:存在目的

の、3:存在目的について触れています。


3:存在目的(エボリューショナリーパーパス)


ティール組織では、会社のミッションや価値観が
絵に描いた餅になる事はない。

メンバー誰もが、
「私たちの存在目的は
何を私たちに求めているだろうか?」
とミッションや価値観を指針として考える。

ティール組織では、
他社との競争やチーム内での競争がない。

それは、組織が本当に
目的のために存在している時、
競争は存在しないからだ。


チームの存在目的を、
より広くあるいはより早く達成するために
協力してくれる人は誰であれ、
友人あるいは味方である。


今日のビジネスでは、あらゆる行動が、
利益を生んだり生産性を
あげたりしなければならないと考える。


しかしティール組織に
とってのビジネスとは、
それぞれのニーズを満たし、
人生を活性化するために
人々が1つのコミュニティと
して集まることである。


成長や市場シェアなどは、
存在目的の達成に寄与する限りにおいて重要である。
ただし、利益とは正しいことをしていれば
自然についてくる副次的な指標である。


ティール組織では、
組織を生きたシステムと考えている。

自らの情熱を持ち、
自らが何者かを認識し、
自らの創造性を発揮し、
自らの方向感覚を持った
独立した存在である。

そのシステムに何をすべきかを支持する必要は無い。
ただその存在の声に耳を傾け、連携し、ダンスに加わり、
それが私たちはどこに連れて行ってくれるかを悟れば良い。

組織は環境変化に合わせて常に内部から変化しているので、
変革は無関係である。

ティール組織では、変化を外から強制する必要がない。
生命体としての組織には、環境変化を感じ取り、
内側から適応する能力が備わっているからだ。

従来型の組織では、
トップが危険を感じた場合だけ行動が変わるが、
残念なことにその危険信号は現場で起こっている事実から
かけ離れていることが多い。

ティール組織では全ての人がセンサーになり、変革に着手する。
例えば生物において、すべての細胞が自分の環境を感じて
組織に必要な変化を促すのと全く同じである。

完璧な答えを探すのではなく、
実用的な解決策と迅速な繰り返しをする。


ティール組織では、
トップダウンで目標設定しない。
なぜなら、目標設定には少なくとも3つの問題がある。

自分たちは未来を予測できるという前提に立っている。

内なる動機から遠ざかった行動をするようになる。

新しい可能性を感じ取る能力がせばまりがちになる。


メンバーが意味があると思った時には目標設定をする。
しかし、いくら目標が自分たちで決めたものだといっても、
視野を狭めて目標だけを見続けることがないように注意する。

ティール組織では、組織をもはや資産として見ない。
組織は、独自の存在目的を追求する1つのエネルギー体、
新たに成長する可能性、ステークホルダーを超越する生命の
1つのあり方と捉えられる。

組織が自社の存在目的を真剣に捉えると、
その関心を組織の境界にとどめておくことができなくなる。
自社の存在目的を追求する努力の中で、
自然に取引先や顧客を巻き込んでいくのだ。


たとえばパタゴニアは、環境対策が完璧な素材の
サプライヤーとしか取引しない。
サプライヤーは価格と品質だけではなく、
組織の存在目的とどれだけ合致しているかによって選択される。

ティール組織は、顧客を自社の存在目的に
巻き込んでしまうことも多い。

パタゴニアは顧客に当社の製品を修繕、再利用、
またはリサイクルして製品の寿命をのばすよう勧めている。


顧客や取引先に対し、
組織の存在目的を公然と語りながら、
同時に組織の実態も明らかにする。

外部に対して開放的になれば、
フィードバックと専門知識を提供してもらえる。

自分たちの良い面も、悪い面も、
醜い面も全て公表することによって、
インターネットの相互作用性や即時性のおかげで、
本当にワクワクするやりとりが生まれる。


パタゴニアの創業者 
イヴォン・シュイナードはこのように言う。
「もし地獄に行くことになれば、悪魔は私をコーラ会社の
マーケティング・ディレクターに任命するでしょう。
競合製品と全く同じで、利点を訴えても売れない、
そしてだれからも必要とされていない製品の販売を
担当することになるのです。

コーラ戦争に真正面からぶつかり、
価格、物流、広告宣伝、販促で競争する。
私にとっては文字通りの地獄となるでしょう」と。

<ティール式の働き方、事例まとめ>

1:自主経営
https://note.com/ukyousan/n/nd284ae275e80
2:全体性
https://note.com/ukyousan/n/n9f4514532890
3:存在目的
https://note.com/ukyousan/n/n8cb89a2e2395

▼権限の分散化
https://note.com/ukyousan/n/n62297b8a958d?magazine_key=mb06a7ef8778e

▼ミーティングの方法
https://note.com/ukyousan/n/n79ec41db4fb2?magazine_key=mb06a7ef8778e


【執筆者:うきょう】
経営者・事業者向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン

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