《売上目標って誰得?》ゲーム開発で得たお金の使い道・目的は何?
フリーゲームプロデューサー、うきょうです。
今日は少しお金について
触れてみたいと思います。
会社でよく
目標売上って掲げられますけど
これ誰得なん?って思った人、
めちゃくちゃいると思います。
仮に歩合性だったり
フルコミットメントだったり
業績連動型のインセンティブがあるなら
まぁまだわかりますが。
自分の給与の1円も跳ね返らないで
会社のために、売り上げを伸ばすため、
今日もお前ら頑張れ!って言われて
頑張る人っているんだろうか?と。
正直みんな、
自分関係なくね?
って思ってますよね。
会社の都合を個人に落とし込んでくるなよと。
わかります。
売り上げを掲げる意味は何か?
会社に売上目標があるのは
会社存続のためということが
大前提でありますが、
1つは、再投資し続けて
その会社が考えている
利益や理念を長期的に実現する
という大きな目的もあります。
この金額規模や実現規模ついては
今までの投資してきた設備や
事業規模にもよると思いますが、
下記のことを説明されないままに
強制だけされてるから
我関せずだし、
モチベーションも上がるわけないと。
▼説明が抜けている部分の代表事例
・稼ぐ理由を説明されていない
売上がどう循環しているのか不明瞭
・今の事業を継続するために必要な
利益と売り上げの関係性
・その事業にあなたが関われることのメリット
・仕事の報酬は楽しい仕事であるということを
想像させてもらえていない、
または自分で想像できていない
・あなた個人に対するメリット
でもこの一見、意味不明で我関せずの
会社の売り上げという
曖昧で間接的な概念ですが、
個人が今後稼ぐ目的や理由、
個の力を高めるためにも、
うまく活用できる要素だったりして、
メリットって結構多いんです。
ゲーム開発で稼ぐ目的は何か?
上では会社を対象に例を挙げましたが、
これは私が個人レベルになっても
小さな法人レベルになっても
基本は変わっていません。
例えば僕がやっていること、
ゲームの開発や運営で稼ぐ目的は何か?
ですが、個人的な目的は
永遠に創作活動をやり続けるためです。
まさに仕事の報酬が仕事になっています。
そう言える理由の1つに
やっぱり商業的な
ゲーム開発、運営が好きだからです。
そして、
ゲーム開発はお金がかかる! という点と、
できる限り自分にとって都合のいい
質のいいゲームサービスを提供したい。
そのためには
できる限り品質は高く保ちたいし
やりたいことをやるために
収益性と利益は確保したいと常に考えています。
売り上げを追いかけるのも大事ですが
なによりも利益がないと再投資できないし
出資もされないので、
そこは経営者としてはマストだと言えますね。
常にそういう観点で考えていますので
売り上げが大事だというのは
誰しも当たり前のことですが
ただ単に全員にこれは必達!っていうのは
伝え方がおかしいと思っているし
我関せずの人に伝えても
意味がないと考えています。
同志でないと目標達成は共有しづらい
ゲーム開発ですが、
私は少人数〜中規模人数で
作ることが好きなので
同志を募って作りたいと考える方です。
そしてそれなりにこだわりもあるので
ある一定金額は稼ぎ続けたい目標もあります。
具体例を出せば、できれば
月1500〜3000万円のランニング費用をかけて
贅沢にゲームを作り続けたい!
(この場合スマホゲームだと毎月8000万〜1億は売上高が必要)
それはしばらく先になりそうだけど
当面はそれぐらいを目指して
やっていきたいと常に考えています。
なので、
仮に私が売上目標とかを立てたとしても、
私と同じような価値観や考え方を持っている人、
創作活動を続けたいって思っている方と
一緒に仕事をしないと、
きっとこの売り上げ目標とかも上の空だし、
自分ごとに落とせないと思うんですよね。
そりゃそうだよね。
なんであんたの会社の売り上げ責任を
自分が負わないといけんのよと。
なりがち。
それを避けるためにも、同じ理念や目的、
価値観を持った人たちと働くことって
すごく大事ですね。
多くの方が会社に愛着を
持てないのもそういう理由は
多くあるかと思います。
ゲーム開発って儲かるの?
ゲームに限らずですが、
当たれば儲かります。
ただ前提として、
市場規模がある程度大きいところを
選ぶ必要はあります。
そりゃ当たり前だよなって感じですが、
1つデータとして示せるとすれば、
2018年の世界ゲーム市場規模は
14兆9729億円
と、まだまだ市場がでかいので
伸び代たっぷりですし、パイが大きいので
収益性も確率も高い方ですね。
ただ、特にスマホゲームにおいて
当たれば儲かる?はやや幻想であり、
今は大規模タイトルの独立採算が
一時期に比べて超低確率です。
その分、小〜中タイトルでは
ヒットを飛ばしやすくもなってきていて
中小タイトルや小規模タイトルの方が
実は利益率は高いとも思っているぐらいです。
それはさておきとしても
ゲーム開発は常にお金がかかります。
開発、サーバー、広告宣伝などなど。
つまりゲームが売れた先には
ゲーム開発にほぼ再投資されていくわけです。
なので、稼いだ収益は再投資されて
既存タイトルの運営や
新規タイトルの開発費に充てられる。
ということですね。
【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。
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