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想いを綴る自由帳。

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置いてけぼり

生まれてから死ぬまでの生い立ちは過酷かも。この先、ハッピーエンドが待ってなくても、別に泣いてない、嘘じゃない。 明日は母の日。アルバムを見ながら振り返る。 毎日を記録してある母子手帳は何回も読み返した。 保育園に通ってた頃に母さんはいなくなったけど、指折り数えるくらいの思い出ならある。台所の後ろ姿。保育園の帰り道にくれたかっぱえびせん。知らない男の家に行ったこともあるけど、今思えば、あれは不倫相手の家だったんかな? 未だに離婚した理由は知らない。 もしも離婚の原因が異

    • 羨望

      小さい頃、家を追い出されて泣く俺を近所の人は哀れな目で見てきた。そこから20年、日本と韓国を行き来していると周囲から羨む目で見られるようになった。外国に行けば差別の目で見られるかもしれないけど、小さい頃の我慢を考えれば気にならない。過酷だった環境は、裏を返すと有難いペインだと思えるようになった。ファーストクラスにスウィートルーム。今日も現実と夢を同時に見る。 目指すゴールはまだ先。なんならスタートラインにすら立てていないかもしれない。本当は作り笑いもできないほど不安な毎日。

      • 汗水

        日に日に深くなる夢。その夢のせいで早起きして勉強する。毎日は繰り返しの連続。朝に起きて急いで支度する。車は混む。イヤホンはワイヤレス。もしもネガティブな気持ちが生まれたとしても、そんなものは汗と一緒に流れ落とす。 憂鬱を感じる日々を抜け出して、プライベートは充実した生活を楽しむ。毎日が楽しければ昔話をする暇はない。絶望したらクヨクヨしてしまうけど、目線だけは未来の方向に向け続ける。 今年の目標は、韓国語が理解できるだけで韓国に行って遊んで稼げるようになること。道のりはイメ

        • 生涯

          プライドを捨てて立派に生きたい。現実は険しくて血が滲む日々。我武者羅、若いうちに出来るだけ苦労をしておきたい。人生は勉強の連続。全ては何気ない口約束を実現させる為。挑戦に年齢は関係ない、何歳だとしても今が一番若い。 今の幸せを離さない。他人の悪口を話さない。他人と過去は変えられないから、自分と未来を変えていく。人間の値打ちは日々の行為にある。人に親切にすればそれが好意になる。未来をやり直すつもりで毎日を過ごす。 雨が降れば地固まる。 さらに固める為に今日も地団駄を踏み締め

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          靴底

          小学生の頃の家の中、親だけがプレステを楽しむ光景。羨ましかった俺は親がいない隙に隠れて楽しむ。だけど見つかれば殴られた。心は凍死寸前。もしかすると現実は地獄よりも地獄なのかもしれない。 そんな環境から抜け出すために必死に脳味噌を使う。頭の中は家の洗濯機よりも回転する。昔は回らない寿司屋に憧れていたけど、一緒に行く人次第で回転寿司でも美味しく感じられることに気づいた。仕事の目的がお金になってしまうとその途端に人生が暗くなってしまう。過去から現在。どんな人生を歩むのかは自分次第

          無常

          毎日減っていく人生の残り時間。永遠なんてあり得ない。誰にだって時間はない。時間に値段はつけられない。逆に、俺は永遠なんかに浪漫を感じない。 現実は無常。まずは他人に真実よりも有益さを与える。そして決して人種や見た目で相手のことを判断しない。愚かな人間は自分にとって都合の悪い人間を悪だと示したがる。 この手に抱えたい物が多すぎる。今立っとる場所は理想と現実の狭間。生きること自体、苦しいもの。正直、死のうと思えば今すぐに死ねる。だけど生きるほどに死ねない理由が増えていく。俺は

          何の為にこんなに頑張るのか。誰かの為なんて思っているのなら綺麗事。誰もが結局は自分の為でしかない。 俺は苦労することでしか自分を表現できない。昔から努力は苦手で、苦労することは得意。骨とは違って心はいくら折れても目に見えない。骨折り損のくたびれ儲け、くたびれた数では誰にも負けない。 文章を書く為に鉛筆を削り、やりたい事の為には身を削る。加減が分からずに削りすぎて地獄が見えそうになる時もある。まるで地雷が埋まっているかのように、これは一歩でも間違えると危ない橋。俺は石橋を叩

          人生に立ち止まった時は一歩下がればいい。ダメなら二歩下がればいい。それでもダメなら下がって下がって下がって、人生の全体像が見渡せるくらい下がってみる。きっと歩き出せるようになる。

          寝てるだけで何かを成し遂げられるなら世話ない。自分が成し遂げたいことを思い出す。生きた証を残す為に足跡を残す。人生は歩き続けないと豊かにならないから。 今まで、散々失敗した。散々怒られてきた。自殺なんか数えきれないくらい考えた。悪天候、自分の上にだけ雨が降っていると思うことも多々ある。体を酷使しても思うように結果が着いてこないから、自分は何の為にこんなに頑張っているのかって落ち込む時もある。 だけど思想を現実にするにはそれくらい真剣に悩むべき。誰かに否定されたくらいでやめ

          人生に立ち止まった時は一歩下がればいい。ダメなら二歩下がればいい。それでもダメなら下がって下がって下がって、人生の全体像が見渡せるくらい下がってみる。きっと歩き出せるようになる。

          乱暴な怒声が響き渡る。近所中にブチギレられていることが伝わって恥ずかしい。そう思いながら、それよりもさらに大きな泣き声を響かせる。物心ついた頃には既に母さんはいなかった。父さんと2人で暮らしている一軒家。けれど間違いを犯すと言われそう、「どうせあの家の子供だから」って。 小学生の頃は首から鍵をぶら下げた。そして帰ると殴られて気分を下げられた。殴られた後は家を追い出される。深夜に、もちろん子どもは自分しかいない。通りがかりの人に目を向けると向けられた白い目。新しい母さんが来た

          食レポ「とくら」京都

          京都の錦市場から堺町通を真っ直ぐ10分ほど歩くと美味しそうなソースの香りが鼻を刺激する。「とくら」だ。閉店時間近くに訪れたため来客は少なかったが、普段は店の前に人が沢山並ぶらしい。外国からの観光客もよく来るらしく、外国語のメニューまで用意している。店内は清潔感があり、落ち着いた雰囲気が厨房から溢れる香りとよく似合う。 私が頼んだのはチーズハンバーグだ。量を選べるようにしてあるのが親切で嬉しい。プレートは素朴で、チーズが乗ったハンバーグと茹でたニンジン、ポテトが盛り合わせてあ

          食レポ「とくら」京都

          抱負

          私の周りには助けてくれる人がいて、夢の中でも自分を支えてくれる人がいる。果たして私を守ることが吉と出るのか凶と出るのか。それが正解かどうかはいずれ分かるだろうから、今はあえて急いで結果を知ろうとはせず、道理に従って行動するしかない。 ーーー 春になって桃とスモモのどちらが先に芽吹くかを争うかのように、行く先々で春風の香りを周囲に伝えるような役割を果たしたい。もしかすると来年には子どもを授かったり、家の中の問題が早く解決するようになるかもしれない。もしくは家族や親戚から婚姻

          忘れられない先生

          私は今まで"会って本当に良かった"と思えるほど尊敬できる恩師に出会っていない。学校で特に問題を起こさずおとなしく生活する優等生が先生の記憶に残りづらいように、その優等生の記憶にも先生という存在はあまり大きいものではない。2人は一見仲良く見えるが、実際はビジネスのような関係だ。 数年前、私は母校に実習生として訪問する機会があった。その時久しぶりに挨拶を交わした先生たちはみんな私のことをただ"優しくて静かな生徒"として覚えていた。私も当然、先生たちに対して覚えているエピソードは

          忘れられない先生

          ゆめ

          私の地元は大きな3つの山に囲まれている盆地だ。そしてその3つの山は龍がしゃがんでいる姿に似ていることから「臥龍山」と呼ばれている。空を飛んでいた龍が少し休むために降りてきたのか、それともまだ空を飛べない大蛇がそのまま山になったのかは知らないが、その龍の胸元に人々は家を建て町を作って生きていることになる。そして自分たちの町を守ってくれる龍への感謝の気持ちを込めて、その地域を「龍山」と名付けた。大きなショッピングモールもあるし、それなりの広場もあるいい感じの繁華街だ。その町の最寄

          あるインタビューで聞いた一言を思い出す。 「誰もが前に進む時に真っ直ぐ歩いていると思っていますが、後で振り返って自分が歩いてきた道を見てみるとくねくねと曲がっていたりします。私たちの人生がまさにそういうものでしょう。」 ーーー 今年の果てに着き、少し立ち止まって自分が歩いてきた一年分の道を振り返ってみる。毎日前に向かって必死に歩いていたけれど、その苦労に比べたら大した距離を進めたわけではない。分かれ道に立ち止まって悩んだり、入っていた道をまた辿って出てきたりして、やけに

          不味くて美味しいお酒

          身についた仕草のように缶のふたを開け、キンキンに冷えた影響で滲み出る水滴が手のひらを濡らす。缶を傾け、冷えたビールを口の中に含む。味を感じるよりも先に、ほどよい炭酸が舌の根元を通って喉にたどり着き、やがて胸の辺りがさっぱりとする。炭酸が薄くなった頃にようやく、ちょっとした苦味と一緒に発酵した麦の香りが口の中に広がる。冷静に考えればそんなに美味しいとは思えない。今冷蔵庫の中で眠っているコーラの方が美味しいはずだ。少なくとも、子どもの頃はそう感じていた。しかし私の手はその頃の気持

          不味くて美味しいお酒

          逃亡

          電話が切れて頬をくすぐる涙を拭う。普段心の内に秘めていたことを全て言ったのか?自信ありげに意見を言うことができたのか?いや、むしろ否定され、反駁され、嘲笑を買っただけだった。その言葉の前で私は罪人のように扱われるだけだった。しかしプライドとメンツという名のもとでギリギリ耐えてきた膝が地面についた瞬間、不思議と心が軽くなった。何の心配事もなかった半年前よりもずっと、心が軽くなっている。もうこれ以上言い訳を準備しなくても済むし、いつ電話が鳴るかの心配や、メッセージが来てすぐに返信