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辛ラーメン


私が未来の為に出来ることは、普段から慎ましく暮らすことだ。毎月旅行へ行きたいから、旅行以外の日は節約しながら暮らしている。

甘川文化村


私は毎月旅行へ行っている。旅行先の大半が韓国だが、日本国内も旅行するし、先日にはバンコクにも行った。どこへ行ってもつまらないと思ったことはない。旅行先が日本国内だとしても私が生まれ育った場所と違う魅力が県外にはある。海外だと尚更だ。

釜山タワー


私は経営者でもなければフリーランスでもない。平凡なサラリーマンだ。もちろん毎月の手取りは多くない。だから普段から自炊しながら節約して、なんとか旅行へ行っている。朝は納豆キムチを食べ、夕食には袋麺の辛ラーメンを食べる。もちろん週末に居酒屋も行かない。飲みに出ることは好きだが旅行のために我慢している。

ソウルにいたポケモン


旅行へ行く度に映える写真を撮っているが、実際は地味な旅だ。特に海外では道を尋ねようとしても話す言葉が伝わらないし、仮に伝わったとしても相手の言葉が聞き取れない。バスや電車の乗り方も分からなければ、タクシーで大幅にぼったくられた経験もある。

バンコクの王宮


それでも懲りずに海外旅行へ行く理由は、達成感と苦労を味わえるからだ。ずっと地元にいると体験できない非日常が旅行には存在する。

バンコクの歩道


私は旅行での苦労をデメリットだと思っていない。確かに現地での苦労は大変だが、なんとか目的地に辿り着き、写真で眺めていた憧れの景色を目の前で見ると感動するからだ。

道に迷い、自分にがっかりし、現地の人の優しさに触れる。旅は大変なほど物語が増えていく。苦労すればするほど達成感が大きくなる。もしもなんの苦労もなければ平凡な毎日と変わらない。それではただ綺麗な写真を撮るだけだ。そんな旅行は私の求めている物ではない。旅行先では毎日の質素な生活を忘れられる体験を求めている。

釜山の大団地


写真を振り返りながら自分に問いかけてみる。またここへ行きたいか?もし行くなら次はどんなルートで行こうか?次の旅行はここに行ってみよう。

綿密に計画を練ることもあれば、前日に飛行機を取ることもある。私は20代のうちに日本全国を回った。30代では世界を回りたい。まずは11月に控えているハングル検定に合格して世界を広げる。今は袋麺を食べて耐え凌いでいるが、この現実を笑い話に変えられるように日々精進するしかない。

原爆ドーム


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