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無常




毎日減っていく人生の残り時間。永遠なんてあり得ない。誰にだって時間はない。時間に値段はつけられない。逆に、俺は永遠なんかに浪漫を感じない。





現実は無常。まずは他人に真実よりも有益さを与える。そして決して人種や見た目で相手のことを判断しない。愚かな人間は自分にとって都合の悪い人間を悪だと示したがる。

この手に抱えたい物が多すぎる。今立っとる場所は理想と現実の狭間。生きること自体、苦しいもの。正直、死のうと思えば今すぐに死ねる。だけど生きるほどに死ねない理由が増えていく。俺は周りの支えで生きていけとる。俺と関わったことを後悔させたくない。だったら、できるかできないかじゃない、この道のりは歩き切るしかない。






「都合のいい言い訳を並べる暇はない」
「口だけじゃないならとにかく行動する」

そう言いながら頑張るのはいいが、加減が分からずにぶっ倒れてしまう。失敗が自分にとっての特等席。例え今が辛くても、10年後にはこの苦しみを笑い話にできると信じる。自分が成長したと感じる瞬間は、辛い時期を過去にできた時だ。まずは人生に近道はないと自覚する。






土砂降りに打たれれば涙を隠せる。マフラーを巻けば嫌いな冬も楽しめる。冬の後には春が訪れる。桜が見頃になった頃に生まれたこの命、自分の見頃はいつだろう?って考える。段々と時間が無いことへの実感が湧いてきた。

生まれや育ちは誰にも選べない。それなのに選べない面に対して不満を言えば言うほど、人生のスタートラインから遠ざかってしまう。まずは環境の全てを受け入れる。世間は一般的に学歴社会。今さら大学には行かないけど、逆に俺が結果を出せば出すほど学歴が全てじゃないって証明できる。





辿ってきた道のり。靴紐が緩めば結び直す。涙腺も緩めば結び直す。人生は映画じゃないから2時間なんかじゃ収まりきらない。

今年から他人の悪口を一切言わないフェーズに突入した。人を妬むくらいなら妬まれる側に立つ。昨日より日々を良くして、まだ見たことがない景色を見にいく。沢山の人を喜ばせるよりも、1人の人を沢山喜ばせたい。少しずつ、確実に人生を歩んでいく。





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