メキシコからやって来たTHE WARNINGのライブに触れて
どうも、ウクモリ ヒロオです。
1週間は早いもので、気が付けば木曜日。先週はTHE WARNINGの来日公演の話題がこんなタイミングになってしまいました。今日は未だに余韻に浸っている、あの日の出来事を振り返ってみたいと思います。
仕事で外出先から代官山に直行し、SPACE ODDの前に到着した時には、かなりの人が開場時間の到来を待っていました。
THE WARNING。
メキシコの三姉妹バンド。2014年にMetallicaの「Enter Sandman」の演奏動画が注目された彼女たち。そのパフォーマンスに絶賛した人の中には、なんとMetallicaのカーク・ハメットも。その翌年、シングルデビューしたのち、2021年にMetallicaのトリビュートアルバム「The Metallica Blacklist」で、再び「Enter Sandman」を披露し人気が爆発。
世界的には武道館クラスの会場でプレイするバンドですが、今回は300人規模の会場でライブを行なうということもあり、チケットはたった3分で完売してしまったそうです。
この規模でライブを・・・そんなチャンスを掴もうと、海外からやって来たファンも多く、会場前はいつも以上に海外の方が多かったように感じられました。そんな中、前日のBAND-MAIDとのコラボライブで仲良くなった、イギリスとスウェーデンから来たファンと偶然再会。彼らは、THE WARNINGを場所を問わず追いかけている筋金入りのファンで、今回の日本公演も楽しみにしていたそう。ただ、今回は海外向けにチケットが販売されておらず、会った時点ではチケット未入手。バンドのマネージャーにリクエストし、なんとゲストパスを発行して貰うことになっている・・・そんな方々でした。日本のチケット販売、グローバル化されておらず、ちょっと残念に思いました。
そんな彼らとの楽しい時間を過ごしていたら、あっという間に開場の時間になってました(笑)整理番号に恵まれ、開場と同時に入場。無事、ダニー側の最前列をキープしました。なぜか、Space Oddでは最前列の確率が高く、過去にはCyrhaやKip Wingerで、同じような視界良好な環境だったことがあります。
定刻と同時にステージが前日同様「S!CK」で始まり、会場は一気にヒートアップ。2曲目の「Z」からひさびさに後ろから押されまくり、どんどんと会場のボルテージが上がっていくのが分かりました。3人の奏でるヘヴィーなサウンドが心地好く、一度聞けば一緒に歌えるようなフレーズが多いことから、大合唱が。未だCDが発売されていない状況下、正直ここまで盛り上がるとは思ってもみませんでした。
ダニーの掛け声で始まる「MONEY」というミドルテンポの曲では、会場全体がコーラス隊に。この曲を境に会場の熱気はさらに高くなったように感じました。前日のライブのレポートでも語った通り、ダニーの歌声はHALESTORMのLzzy Haleのように心に響くスタイル。動画で見ていた以上に圧倒される歌声でした。
3人のポテンシャルが非常に高く、グイグイと観客を引き込んでいき、Space Oddのような小さな会場では受け止められない・・・そんなパフォーマンスが続きました。それぞれのタレント性が異なるため、おそらく次回来日した際には、多くのファンがそれぞれの推しを見つけているんだろうなと(笑)当然ながら、私はダニーにすっかり心を奪われてしまいました。
2階のバルコニーまでビッシリと詰まった会場。2時間弱にステージは、あっという間に終わってしまった感じがしました。
ニューアルバム「Keep Me Fed」が、来週発売されるという状況下での来日。タイミング的には発売後の方が良かったのですが、BAND-MAIDがホールツアーを開始するタイミングと重なってしまうため厳しかったんだろうなと。ただ、今回の単独公演でポテンシャルを感じた人は、かなり多かったんじゃないかと思います。
次回、可能であればサマソニのような異種格闘技戦的なフェスで見てみたいなぁと思いました。逆に言えば、おそらくこの規模でのライブはもう観られないだろうなと。そんな会場でダニー前の最前列は相当ラッキーでした。
最前列だったこともあり、今回は本人から直接ピックをもらいました。セトリは写真を撮らせて貰ったのですが、注目すべきは右側のローマ字。
「WATASHITACHIHA」
「KAKATTEKOIYO」
「IKENOKA」
下ふたつは、前日のライブでBAND-MAIDのSAIKIさんから教えてもらったマジックワード(笑)この日も披露して、大盛り上がりでした。4人目のサインは一体誰なんだろうと思いつつも、こんな演出で日本のオーディエンスを楽しませようとしてくれた彼女たちを、ありがたく思いました。
本当に楽しいライヴでしたTHE WARNINGの皆さん、関係者の皆さん、そして奇跡のライブを体験した多くの仲間、本当にお疲れ様でした。
(追記)
今回出会ったスウェーデンの方とは、今もメッセージを送りあっています。日本でレコードを買いまくり、ホクホクの状態で帰国したようです。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
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