“風に任せて　ゆらゆらと揺れてなさい”

スパルタリハビリ旅から戻り
いつものように　三日　寝込む

晴れの日
回復期リハビリテーション病棟へ
半年ぶりの　理学療法士　スパルタMのリハビリだ。

入院中は　“ジャンボ🐩　散歩行こうって
”
いつも　外を散歩していた。

歩き方を　一から教えてくれた。

“お久しぶり　どう？　体調は？”

“スキーデビュー　出来たよ”
後に全身筋肉痛で寝込んだけど

“え？.... やり過ぎです。”
的確に　釘を刺される。

“抜重した時に　スキー板が暴れて
暴れて...”と

“触っていいですか？”と
全身の筋肉の状態を　観て行く

背中が相変わらず　板みたいに
緊張していると…

細い身体で　筋肉に負荷をかけてくる
“あれ？.....
基礎筋肉　落ちてるよ….
え？…..

無意識レベルでも　鍛えた筋肉で
身体支えて
意識すると　鍛えた筋肉で活動している
結果　基礎筋肉が落ちている

流石　超マニアックなスパルタM
って…

一年かけて　あれやこれやと　やったのに

“退院した時と　変わらないよ”

“基礎筋肉鍛えるのには
どうしたら　いい？”

“風に　任せて　
ゆらゆらと揺れてなさい”

スマートなスパルタMらしい
深い深い言葉を　くれた

ギランバレー発症から一年半
また　一から始まる…
ゆらゆらと

やっと　地に足が着いたぐらいで

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
自然体…

いつでも　ZEROになった日を
思い出せばいい...