ukak@ゆるふわバックオフィスゼネラリスト

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ukak@ゆるふわバックオフィスゼネラリスト

管理部門立ち上げ/IPO準備/スタートアップ応援/経理・労務・総務・経企/東証G企業常勤監査等委員/簿記1級/社労士/上級内部統制実務士/CIA/AP/内部統制を学ぶブログやってます http://backofficestudy.com

最近の記事

マインドマップでアウトプット ー連結会計編ー

私のストレングスファインダーの結果で資質第1位は「学習欲」。新しい知識を吸収することへの飽くなき渇望が私の原動力のようです。 しかし、ワクワクするのはあくまで知識を習得するその過程であり、その学習結果としてその知識を使って何かしたいというわけでもないため、どうしてもインプット行為に偏りがちです。 真に知識を身に付けるにはアウトプットは必須。というわけで、学んだトピックをマインドマップにまとめることにしました。 「マインドマップでアウトプット」シリーズは、私の学びの軌跡を

    • マインドマップでアウトプット ーシステム監査編ー

      私のストレングスファインダーの結果で資質第1位は「学習欲」。新しい知識を吸収することへの飽くなき渇望が私の原動力のようです。 しかし、ワクワクするのはあくまで知識を習得するその過程であり、その学習結果としてその知識を使って何かしたいというわけでもないため、どうしてもインプット行為に偏りがちです。 真に知識を身に付けるにはアウトプットは必須。というわけで、学んだトピックをマインドマップにまとめることにしました。 「マインドマップでアウトプット」シリーズは、私の学びの軌跡を

      • マインドマップでアウトプット ー内部監査編ー

        私のストレングスファインダーの結果で資質第1位は「学習欲」。新しい知識を吸収することへの飽くなき渇望が私の原動力のようです。 しかし、ワクワクするのはあくまで知識を習得するその過程であり、その学習結果としてその知識を使って何かしたいというわけでもないため、どうしてもインプット行為に偏りがちです。 真に知識を身に付けるにはアウトプットは必須。というわけで、学んだトピックをマインドマップにまとめることにしました。 「マインドマップでアウトプット」シリーズは、私の学びの軌跡を

        • マインドマップでアウトプット ー給与計算編ー

          私のストレングスファインダーの結果で資質第1位は「学習欲」。新しい知識を吸収することへの飽くなき渇望が私の原動力のようです。 しかし、ワクワクするのはあくまで知識を習得するその過程であり、その学習結果としてその知識を使って何かしたいというわけでもないため、どうしてもインプット行為に偏りがちです。 真に知識を身に付けるにはアウトプットは必須。というわけで、学んだトピックをマインドマップにまとめることにしました。 「マインドマップでアウトプット」シリーズは、私の学びの軌跡を

        マインドマップでアウトプット ー連結会計編ー

          ゆるりと進む、マイペースキャリア

          29歳までほぼフリーターだったのに、気の向くままに流されていつの間にか監査等委員になっていた私ですが、齢50歳になったことを機に、自分のキャリアを振り返っておこうと思います。 学校卒業から非正規時代私は専門学校卒です。専門学校で学んだ内容は現在のバックオフィスの仕事と何の関係もない分野なので、詳しくは書きませんが、一応その時一番興味のある分野の専門学校に通い、就職氷河期で撃沈し、卒業後に世の中にリリースされました。 就職氷河期ではありましたが、私自身は他の人と比べて就職活

          ゆるりと進む、マイペースキャリア

          常勤監査等委員2年目を振り返る

          2022年1月に常勤監査等委員に就任し、今年で2年目。 昨年の年末に、以下のnoteで1年目の仕事の振り返りをしました。 今年も備忘録的に2年目の振り返りをやっておこうと思います。 はじめに2023年に会社が東京証券取引所に上場しました。 氷河期世代で29歳までほぼフリーターだった人間が、そこから20年間、バックオフィスで七転八倒し続けてきました。 特に経理を中心としたキャリアパスを考えたとき、上場企業の経験が転職市場での評価を高めるためと思い、どうにか上場企業への転職

          常勤監査等委員2年目を振り返る

          それでも私が専門性を持つことを薦める理由

          バックオフィス地位向上委員会(仮)のukakです。会員はまだいません。 私は以前から、バックオフィスとしてサバイブするには、専門性を持つことを勧めています。 ちなみに昨年も以下のようなnoteを書いています。 このブログについて簡潔に述べると、 という内容です。 「とはいえ、ひとつの職務に専念するスペシャリストよりも、いろんな業務に関わる方が飽きなくてエキサイティングで性に合ってるんですよね」 という方も多いと思います。 実は私もそういうタイプです。 それでもなお、私

          それでも私が専門性を持つことを薦める理由

          定款を知るバックオフィスは会社法の夢を見るか ~定款とおして会社法をチラ見しよう~

          バックオフィス地位向上委員会(仮)のukakです。会員はまだいません。 私は、経理メインで労務や総務や経営企画っぽいことをやっていたら、いつの間にか取締役(監査等委員)になっていたバックオフィスゼネラリストです。 今年もSOU-MU部 Advent Calendar 2023に参加してます。 はじめにバックオフィスは、以下のような多岐にわたる業務があり、組織全体のスムーズな運営や業務プロセスの効率向上に寄与しています。 経理財務 人事・労務管理 施設・オフィス管理

          定款を知るバックオフィスは会社法の夢を見るか ~定款とおして会社法をチラ見しよう~

          常勤監査等委員1年目を振り返る

          2022年1月に管理部門の立ち上げから関わっていた会社の常勤監査等委員に就任してから約1年間、なんとかやってこれました。 私が就任する前1年間は常勤監査等委員がおらず、複数名の非常勤の監査等委員のみで、監査活動も必要最低限にとどまっていました。 私の就任時に年間監査実施計画の案はありましたが、実際に期末の監査報告の根拠として何をどこまでどのように監査するのか、その検討から始めなければならない状況でした。 常勤監査等委員としてのスタート地点監査役等(=監査役、監査委員、監査等

          常勤監査等委員1年目を振り返る

          スタートアップのひとりバックオフィスは赤魔導士から飛躍せよ

          SOU-MU部 Advent Calendar 2022に参加してます。 バックオフィス地位向上委員会(仮)のukakです。会員はまだいません。 上記のtweetのように、なぜプロを増やすことがバックオフィスの地位向上につながると私は考えているのか、その辺を書きたいと思います。 以前にも以下のようなtweetをしたことがあります。 図の右がプロフェッショナルなバックオフィスで、左がそうでないバックオフィスとお考え下さい。 「プロフェッショナル」の定義としては、「熟達

          スタートアップのひとりバックオフィスは赤魔導士から飛躍せよ

          未来志向のタスクスケジュール管理を考える

          はじめにこのnoteはスケジュール管理、タスク管理について、私の独善的な考えを書いていますので、ほとんどの人には役に立たないかもしれません。 でもずっと気になっていたテーマで、この思考を吐き出したかったので、論点があちこちに飛ぶかもしれませんが、お暇な方はお付き合いください。 上司から、他部署から、大小いろいろな仕事がどんどん降ってきて、それをさばくので精一杯。 計画的に仕事をこなすなんて夢のまた夢。 バックオフィスの皆さんの中で、そういう方も多いのでないでしょうか? で

          未来志向のタスクスケジュール管理を考える

          内部統制と精神性についての話

          この辺りの考えをまとめたいので、このnoteを書きます。 内部統制は「組織目標を達成するための効率かつ健全な組織運営を行っていくための仕組み」です。 内部統制の一般的なイメージ的としては、企業活動をカチッと枠(ルール)にはめた杓子定規的なものだったり、文書化していかに監査法人に適正意見をもらえるか、というようなもののような気がします。 でも、これが内部統制の本質なのでしょうか? 結論から先にいうと、内部統制は「組織目標を達成するための効率かつ健全な組織運営を行えるよう

          内部統制と精神性についての話

          誰かのための一般社団法人の解散手続き

          まえがき会社が設立した一般社団法人の解散業務が自分に降りかかって来ました。 活動も大してできていなかったので、ややこしい負債も特になく。 解散手続きについて調べてみましたが、網羅的に詳細が書かれたウェブサイト等がこれといって見つからず、具体的にどうしたらいいか分かりません。 ということがあったので、将来同じ目に遭ったときのために、解散手続きについて書き残しておこうと思いました。 ついでに誰かの助けになれば幸いです。 前提 あくまで債務超過ではない事例です。 債務超過であれば

          誰かのための一般社団法人の解散手続き

          ダイエットにも効果的な「内部統制」のフレームワーク

          近頃「内部統制」botと化しているuk_akです。おはこんにちばんは。 なぜそんなに『内部統制!内部統制!』と繰り返すのか。 仕事をしている以上、本当は誰もが内部統制に関わっていますし、効率的な組織活動には欠かせない概念です。 そんな身近かつ重要な存在なので、難しい、事務負担が大きい、などと邪険にせず、上手く活用できれば心強い味方になってくれるはずです。 内部統制のフレームワークとして、「4つの目的」を達成するために、「6つの基本的要素」を確立すれば、組織目標に到達できる

          ダイエットにも効果的な「内部統制」のフレームワーク

          スタートアップ・IPO準備企業の常勤監査役の困惑と苦難

          経理業務を主とする一管理部員だった私が、社の諸事情により、ある日突然常勤監査役のオファーを受け、たった半年間ではありましたが大役を務めさせていただきました。 オファーを受けた時点では、内部統制や、監査役の役割についての実際的知識が私にはほとんどありませんでした。しかし、会計や会社法等の知識がある程度あり、会社の業務全体の流れを知っている者が現職の取締役以外には私しかいないことは分かっていましたので、戸惑いつつもお引き受けしました。 就任前からすでに監査役の監査業務として具

          スタートアップ・IPO準備企業の常勤監査役の困惑と苦難

          専門家不在のコーポレートガバナンスの狂宴 ─『BAD BLOOD』を読んで─

          バイオベンチャーの管理部門で臨床検査業界に8年間ほど関わっていました。時期を同じくして、アメリカで画期的な臨床検査手法を開発したとされ、ユニコーン企業と冠されるまでに注目を集めたセラノス。その不正について詳細に取材し、2018年にアメリカで刊行された本書の日本語訳が出版されるのを私はずっと待っていました。 セラノスの不正事件に関心を持っていた人は日本にはそう多くはなかったかもしれません。簡単な事の顛末は、amazonの本書紹介や以下のウィキペディアのページをご覧ください。

          専門家不在のコーポレートガバナンスの狂宴 ─『BAD BLOOD』を読んで─