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誰かのための一般社団法人の解散手続き

まえがき

会社が設立した一般社団法人の解散業務が自分に降りかかって来ました。
活動も大してできていなかったので、ややこしい負債も特になく。
解散手続きについて調べてみましたが、網羅的に詳細が書かれたウェブサイト等がこれといって見つからず、具体的にどうしたらいいか分かりません。
ということがあったので、将来同じ目に遭ったときのために、解散手続きについて書き残しておこうと思いました。
ついでに誰かの助けになれば幸いです。

前提

あくまで債務超過ではない事例です。
債務超過であれば倒産手続き等が必要になりますので、弁護士に要相談です。
債務があっても、内々で(例えば代表が自腹で)立替えて清算し、立替分を債権放棄すれば、債務超過状態ではないので、弁護士への相談は必須ではないと思います。
しかし、税務申告書を何度か提出しないといけませんので、税理士への相談は必要です。

解散手続きスケジュール

解散手続きスケジュール

解散手続きのスケジュールのイメージは上表参照です。
おおよその手続きは網羅できているのではないかと思います。
日付は架空設定ですが、だいたいこんなスケジュール感になります。
「一般社団法人」を「株式会社」に、「社員総会」を「株主総会」に読み換えれば、株式会社の解散手続きにも活用できます。

書類の作成例

登記関係書類等の役所既定の書類であれば、公式HPで手に入れられますが、自身で作成する書類の場合、記載例がネットにあまり落ちてなかったので、それを幾つか載せます。
以下の番号は、前述のスケジュールの左列のNo.です。

No.1 社員総会議事録(解散特別決議、清算人選任)

社員総会議事録(解散特別決議、清算人選任)

No.4 財産目録

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No.7 債権申出催告書

債権申出催告書

No.8 社員総会議事録(財産目録等の承認)

社員総会議事録(財産目録等の承認)

No.13 社員総会議事録(決算報告書の承認)

社員総会議事録(決算報告書の承認)

No.13 決算報告書

決算報告書


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