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津和野中・高合唱部合唱団にインタビューしました! ~高校生編Part2~

今回は高校生編Part2として、合唱部最後の年を過ごす3年生からコメントをいただきました。
ぜひご覧ください。


〇2年目の合唱団への思いや意気込みをお願いします。


3年生

合唱団が結成して2年目の今回の自由曲を聴いた時、合唱経験が少ない僕は、本当にこの曲を歌えるようになるのかという不安な気持ちばかりでした。
しかし、この団で歌うからこそ、合唱や音楽で訴えたい戦争の残酷さを伝えることができるのではないかと思います。
観客の皆さんの心に響く演奏をします。



副部長

昨年度の合唱団としての活動は、とても楽しくて良い経験になったので今年度もできたらいいなと思っていました。
合唱部合唱団として今年度も活動することができて嬉しいし、大きくメンバーも変わったので、昨年度とは違う雰囲気も楽しんでいます。
2年目の合唱部合唱団も昨年度と同じくらい、いえ、超えるくらい皆さんに知っていただける、愛される合唱団になれたらいいなと思っています。

今回の自由曲は、今歌わなければならないと思いました。
合唱部合唱団が歌うことで伝えられる願いや思いがあると思います。
今年度のコンクールでは、より上の賞がいただける評価であればもちろん嬉しいですが、私たちが思っていることを、聴いてくださっている方々に伝えられるような演奏を目指したいと思います。



部長

コロナ禍で思うように活動できない中で、昨年度に引き続きこうして合唱部合唱団として活動できることを、心から幸せに思います。
やはり小・中・高校生と大人が音楽を通して関わりを持つことは、音楽の分野に限らずたくさんの刺激を受けることができます。
また何より、普段の練習は少人数ですが、合唱団として大人数で歌えることが楽しいです。

今年度自由曲として演奏する「ぼくの村は戦場だった-あるジャーナリストの記録-」は、幅広い年代で構成された私たち合唱部合唱団が演奏することで、色々な年代や立場から平和について訴えることができると思います。
この曲に出会って色々調べる中で、今のご時世だからと言わず、毎日世界のどこかで戦争によって苦しんでいる人がいることを知りました。

私たちの演奏で、直接その人たちの助けになれる可能性は低いでしょう。
けれど、演奏を聴いた方が戦争や平和について考えるきっかけになったらいいなと思います。

戦争や平和という言葉は決して軽い言葉ではありません。
それでも、戦争や平和について意識する人が増え、その一方で苦しむ人が1人でも減ることを願い、私たちはそれぞれの思いを込めて歌い、祈ります。

少しでも私たち合唱団の思いが伝わりますように。




私も3人と同じように、子どもと大人が関わる価値を実感しています。

コンクールのためだけに結成された期間限定の合唱団、子どもと大人が1つのチームで仲間として関わる少し特殊な取り組みです。
それぞれの目的や目標は違っていると思います。
それでも同じ方向を向いて協力できているのは、それぞれの思いを、この繋がりを持てる時間を大切にしているからだと私は思っています。

コロナ禍や世界情勢などから、仲間と歌うこと、「また来週も頑張ろうね」と言えることがどれだけ幸せなことかを実感しました。

コメントをくださった3人も、この時間を幸せに思い大切にしているのが、言葉や練習の様子から伝わってきます。


3回にわたり中・高生のコメントを紹介してきました。
全員分紹介する事はできませんでしたが、中・高生の思いも皆さんに知っていただける機会になったと思います。
こんな人たちが津和野中・高合唱部合唱団を引っ張ってくれています!

本番まであとわずか!
最後まで、ともに歌える時間を噛み締めて、全員で元気に頑張りたいと思います。



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