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奇跡、起きたかも

6月12日(日)  令和4年度津和野中・高合唱部 合唱団、お披露目の日です。

…としれっと書き始めましたが、何日前の話よ。
何だかんだ忙しさを理由に書くのを怠っておりました。すぐ自分を甘やかす…、何度目かの反省をしつつ書いていきますので、読んでいっていただけると嬉しいです。


津和野高校文化部合同公演 JAM the 19th



JAMというのは、合唱部、吹奏楽部、美術部の3つの部活からなる合同公演です。「JAM」には、様々な部活動やジャンル、世代などが混ざり合って作り上げるイベントという意味が込められています。
それぞれの部活ごとの発表や展示、2部・3部合同での演奏があり、地域の人や教職員などと一緒に作品制作や演奏をするのも特徴です。
毎年、本当に多くの方に関わっていただき、一緒にJAMを作り上げているのです。

今年は新たに3部合同でビッグアートも制作したようです!


いよいよ本番の日。合唱部ステージ、高校生のNコンの課題曲が終われば、私たち合唱団の出番です!
全日本合唱コンクール課題曲「草原の別れ」から始めます。
久しぶりの本番、会場の雰囲気。良い緊張感で、歌っていてとても楽しかったです。

自由曲として演奏する「ぼくの村は戦場だった-あるジャーナリストの記録-」。
楽譜を持つ手が震えた…。こんなに緊張が表にでることあったっけ!?と、違う焦りを感じました。ばれてないといいけれど…。

というのも、前日のリハーサル、ゲネプロの演奏は全員迷子のトラウマ級でした。(笑)
1週間前みんなで練習したよね?なんとか通せたよね…?きれいにリセットしちゃったかな、という感じ。

音楽は「なまもの」とよく言いますが、色んな意味で実感。良くも悪くも、その瞬間に生まれた演奏は1回きりのもの。そして、一度始めたら止められないのです。
だから顧問の先生はよく、「その時その時のベストを尽くす」とおっしゃっていました。

今のベストな演奏を届けられるか、本当に心配でした。
ですが本番は、時々事故が起こりつつも、なんとか形にして歌い切ることができました!!
そして、涙を流して聞いてくださっている方も…。

今年のJAMのテーマは「Miracle」でした。モチーフとするレインボーローズの花言葉は「奇跡」。こうして長年続き、19回目を開催できた奇跡に感謝し、奇跡を起こして観客の皆さんの心に残るような特別な時間を届けたいという高校生の想いで、今年のJAMは開催されました。

Miracle、起きたんじゃないでしょうか。
演奏する私たちにとって、聞いてくださる方に伝えたい想いやメッセージが届き、受け取ってもらえるのはとても嬉しいことです。
まだまだ演奏は未完成ですが、戦争の悲惨さや残酷な現実、平和への強い想いが、一人でも多くの方に届いているといいなと思います。

そんな幸せを感じ、新たな課題も見つかり、とても良いお披露目の機会になりました。
コンクールでは、JAMでのベストを大幅に超える演奏ができるよう、JAM後から参加の新しいメンバーを含め全員で頑張っていきます!!


JAM全体の感想も少し書こうかと思っていましたが、何度書いても肩入れした文章にしかならなくて恥ずかしいのでここではやめておきます。笑
(気が向いたら関連のことを書くかも…?)

津和野高校の教員、生徒をはじめとするJAM関係者の皆さま、開催に向けて動いてくださりありがとうございました。合唱団の一員として今年も素敵な時間に関われて幸せでした。
本当にお疲れさまでした!

もう1か月前になろうかという話をここまで読んでくださってありがとうございました。
JAM後の練習も始まったので、書いていきたいと思います。これからも津和野中・高合唱部 合唱団を応援していただけると嬉しいです、!


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