餅つきと味噌づくりの共通点

こんにちは。

2024年も早2月になり、
立春・春節を経て
今朝もだいぶ暖かくなってきたなと感じる目覚めでした。
春の兆し!いいね!

と、2024年も本格に幕開けといったところで、
ちょうどそのタイミングにあった2つのイベント参加してきました。

1つは 旧正月祝いの餅つき祭り。

1つは 手作り味噌体験。

餅つきに隠された儀式的意味

餅つきは大晦日という新正月の時期にもやったけど、
今回の餅つきを指導してくださった人の説明の中で、

臼が女性器(女性性)
杵が男性器(男性性)
を表す。
それらが合わさる餅つきという行為は、
生命の誕生そのものなんです。
今日の餅つきを儀式として一度やって、
その後は皆でお祭りのように楽しくやっていきましょう。

その説明もあってか、
実際に杵を水でぬらすときに
(もちろん、餅をつきやすくするためですよ)
その杵たちか本当の男根かのようにだんだん見えてきた…

それは筆者がいやらしいからでしょと思われるかもしれませんが、
私は卑猥なものではなく、
「神聖な」ものとして(御神具のように)見えたのです。
(実際に神社の儀式でも性に関連したものはよくありますからね。)

という感じで私も杵を持たせていただきました。
つくときは上から重力に任せて真ん中をつく
のがコツみたいですよ!


素手で大豆から味噌づくり

というわけで、話は味噌づくりの方へ。

こちらは前もって大豆を浸水→ゆがく→熱いうちに潰す
といったことをしておいてきてねと言われていたのですが、

これがめっちゃ時間も労力もエネルギーもかかり大変でした。
(当日の作業よりも大変だったかも💦)

しかもつぶしてきたと思った大豆ちゃんたちが、
まだまだ潰せていなかった(味噌づくりの先生基準)
みたいで、、

当日はまだ潰せていない大豆をつぶすところからという、
参加者の中で一番遅いスタートでした(;^ω^)

それでも先生や他の参加者さんの協力もあって、
なんとか予定時間内に作業を終えることができました。
(良かった~~😌)

そんな作業中は自分の常在菌も働いてもらうつもりで
全部素手で行っていたのですが、
そのとき言われていたのが、

「おいしくなあれ」という心の中で唱えながら作るんですよ
間違っても「コンチクショウ!」とか思ってはダメですからね!

ご存じの方も多いとは思いますが、
味噌の原材料は大豆、糀(麹)、塩
…そして微生物ちゃんたち。
特に微生物は近くにいる人の感情が乗りやすいといいます。
だから、良い気持ち・気分で作業することは本当に重要なのです。

(ぶっちゃけ正直なところ、
「おいしくなあれ」というのは念を送っているような感じがして、
個人的には好きな言葉ではないのですが、、、
この空間全体が「明るく・軽く・暖かく」なるのをイメージするよう心がけていました。)

はっきり言って、作業は
人の手で圧力をかけていくものがほとんどで、
かなりの肉体労働でしたが、
味噌づくりの間は多少しんどくても楽しいと思えたし、
だんだんゲーム感覚で(童心に戻ったかのように)
取り組むことができて、
意識的にも、無意識的にも口角が上がっていました。


2つの体験を通して

ほぼ同じ時期にこれら2つのことを経験させていただいたのには
意味があると思っています。

それで、この2つに共通するなあと感じたのは

  • 何かを生み出すためには圧力が必要

  • 人の手を加えることが必要

  • 楽しんでお祭りかのようにやる

これらって人が成長したり、
何か困難(大きな問題)にぶつかったりしたときも
同じやなって。

私は今研究で、ある現象(というか行動)が起きるのはなぜか?
について連日ずーっと考えています。

ずーっと考えているということは、
なかなかすぐに答えを出せない問で(研究は大体そんなものらしいですが)
つい表情も険しくなってしまいますが、
その過程も楽しんでできたらなと。
あの味噌づくりで圧力をかけていたように!
考えている問題にもゆっくり圧力をかけていきたいなと思いました。


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