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最終面接までと内定承諾のこと|転職日記

ゆる転職の記事、しばらくnoteにいない間に30いいねくらいついてました。

あくまで、わたしの場合はこうでしたって感じだけど、あまり体力気力がない人や迷ってる段階の人でもやって損はないと思っている。もし、誰かの役に立っていたらうれしい。

今回は、内定に至るまでの面接段階の準備について、備忘録的に書いておきます。


面接にむけての準備

面接は昨年末に大失敗して以来初だったので、企業研究を深めにしました。

前回の面接での反省点は
・事業理解の浅さ
・自分が働く価値の言語化の弱さ
という超初歩的な2点だったので、コーポレートサイトや採用サイト、ネットに落ちている情報を見、企業の業績や基幹事業についてある程度調べました。(転職会議等の口コミサイトは受ける前から熟読)


とにかく働く姿を想像してみる

どんな人が働いていて、どんなことをして稼いでいるのかを頭に入れ、
・自分の希望職種は社内でどんな立ち位置か
・自分の経歴からできそうなこと
・採用条件のなかで経験が足りてなくても力をつけられる見込みがあるところ

という、自分が働くイメージの解像度を高めました。

特に1点目、例えば営業が強い会社で開発に携わるのと、開発主導の会社で開発に携わるのとでは、同じ職種でも社内でのコミュニケーションが変わると思っています。

この辺り考えてみると、働くイメージがつきやすいです。

わたしが受けている職務は基幹事業をサポートしながら新たな可能性を広げるような部署だったので、職務の知識に加えて、基幹事業へのリスペクトや巻き込み力みたいなところも見られるだろうなと思いました。


あと、自分が苦手な働き方や魅力が半減するムーブもポジティブ変換して深ぼってました。

わたしの場合は旗振り役や1人目の役職的な立場が無理なので、「チームで働くことで力を発揮しやすい」とまずはポジティブ変換します。

それに対し、なぜそう思うのかを2回くらい自分に問う形で言語化していました。(例:なぜチームなの?→コミュニケーション能力に自信があるから→なぜ自信があるの?→過去にこんな評価を○回もらっているから、とか)

そんな感じで解像度を高めて、実際の面接に向けて準備します。


想定質問への回答は言語化しても原稿化しない

面接準備は想定質問に答えてみる形で行いました。

ネットで「面接 想定質問 転職活動」みたいな感じで検索すると想定質問50選とか出てくるので、それを使います。

質問をさらっとみて、答えられそうかどうかをまずチェックします。口でボソボソ答えてみるのもよかった。脳の使ってるところがちがうのか、声に出すと思ったより訳わからなくなる。

まず自分の経歴を整理して、その後企業への解像度を高めているので、この時点で結構答えられるな〜ってなってると思います。

ここでは答えの種類を考えてみることもしました。

例えば志望動機と自己PRがほぼ一緒になる……とかが起きる。

そこで、自分の経歴を振り返ったり、募集内容を改めて見て、こういうことも言えるとか、あえて分けて言ってみるとか、想定質問を眺めながら、答えのバリエーションを増やす作業をしました。

ちなみに、わたしは前回の面接の失敗でびびっていたので、話し言葉で回答原稿を用意したんですが、要らなかったなと思います。

後の項でも書きますが、原稿化することで覚えることを意識してしまい、面接が対話でなく発表会になってしまいやすくなるところもあると思います。

言語化はあくまで箇条書き程度にとどめることで、面接自体は面接官の方との対話に集中できるようにするのを意識したい。

あとは、逆質問の準備、意外と大切だと思います。ここも検索して準備しました。疑問がなければ自己PRを再びするでもいいらしい。


いざ一次面接へ

一次面接はオンラインだったので、前述の想定質問への回答原稿もいくつか用意していましたが、正直探して答える余裕はなかった。

当たり前なんですが、面接官の方との対話を大切にする方がいいし、よっぽど楽です。

この時に答えにつまらないように、前述の言語化フローで語彙を増やしておく、自然に言葉が出るようにしておくことのほうが大切。


最終面接のできばえ

一次面接をクリアし、最終面接はオフラインで、原稿仕込むこともできません。が、一次面接で口から出して相手方に聞いてもらっているからか、あまり準備は困らなかったです。

最終面接では、一次で伝えたくても伝えられなかったところがあるので、そこは重点的に言えるようにしよう、とかは準備していました。

ひさびさの対面の面接が正直怖かったので、序盤で緊張しているということは正直に伝えました。


内定承諾へ

最終面接のあと、2日くらいで内定の連絡があり、その際にはうれしいフィードバックももらえた(会社のシチュエーションや自身の働き方を理解しているとの評価で、満場一致で採用だったとのこと……ふるえる)。

条件面も前にあげていた内容とほぼ相違なく、昔から少なからず興味のある業界・企業だったこともあり、内定承諾にいたりました。


自分なんかと思ったら、別の人をインストールする

入りたいとちょっとでも思える会社に出会えること自体かなりすごいことで、だからこそ選考フローでは内定の可能性を1%でもあげる準備はしておきたい。

準備の過程で「自分なんか…」と思うこともあるんだけど、ある種開き直って、こんなことができる! この条件みたいな経験はないけどこんな力で実現可能じゃないですか? と言えるくらい、一瞬だけでいいので自分の中にポジティブな人をインストールしておくといいと思います。フワちゃんとか。

嘘をつくとか盛るのとはまた違って。

エンジニアやデザイナーのような技術やポートフォリオがわかりやすい職種以外のサラリーマンにとって(しかもマネジメント経験ない平社員なので)、日頃の仕事のレベル感とか言語化ってむずかしいと思っていて。

でも、確かに自分の仕事で回っている部分はあるし、数年なら数年、数十年なら数十年の経験が少なからずあるはずなので。

そういう自分を否定しないで、「いいぞ! いいぞ! もっとやれ!」といってくれる自分を持つことは、経歴書作りにしても、企業研究にしても、わたしはかなり捗りました。

言語化に迷われている方いたら、わたしでよければ壁くらいにはなれますので……。

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