ひなた

好きになったアイドルのことをぽつりと。

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Sexy Zoneのことを好きになってもいいですか?

「Sexy Zoneのライブ配信、買おうか迷っているんだよね」 友人にそう言い始めたのは2週間前頃からだろうか。配信のライブを買うお金でSexy ZoneのライブDVDを買ったほうがいいのではないか、若しくはアルバムを買うべきではないか。まずは楽曲を知ったほうがいいのではないか。 わたしは悩んでいる自分を俯瞰しながら、きっと買わないのだろうと思っていた。わたしはここぞというときは即決することが多い。 だからこそ、10月29日の公演が終わる頃の時間に30日の配信ライブのチケ

    • 帰ってきてもいいですか。

      KAT-TUNに会いにきました。 その曲を聴くと、その曲を聴いていた当時のことを思い出す。 けっこう鮮明に覚えているもので、受験期間のときに聴いていたアーティストの曲を今聴いても苦しくなったり、恋がうまくいっていない時期に聴いていた曲を聴くと、それがロックだとしても、しくしくと泣けてきたりする。 わたしにとって多分楽曲は人生のしおりみたいな存在で、そのページが開かれるから思い出すんだろうと思う。 この1年くらい、KAT-TUNをお茶の間から

      • KAT-TUNに会えなくて寂しいなんていう甘いわがままを。

        4月17日、KAT-TUNに初めて会った記録。 好きなアイドルに会える。 好きなアイドルのコンサートに行くことは、私にとってはじめての経験だった。 どんな感情になるんだろう。私はどんな感情を持つのだろう。 開演までの1時間、ずっとそわそわしていた。ほんとうはもっと前から、当選したときから私はそわそわしていたんだろう。意外と冷静でいられるんだなぁと思っていたのは最初だけで、落ち着きなくKAT-TUNが歌い踊るであろうステージを見つ

        • 15回目のお誕生日を

          箱の中に15年を綴じ込めて、その前の5年も綴じ込めて、ひとつひとつを大切に取り出していったみたい。 ツアータイトルが「KAT-TUN」。 それ以上ないツアータイトルだった。 ありがとうとありがとうの交換をする日。できるならKAT-TUNが大歓声を浴びている姿を観たかったけれど。 KAT-TUNの記念日に3人ぼっちなのはそれはそれで美しいかもしれない。 3人ぼっちじゃなきゃかめなしくんは泣けなかったかもしれない。 3人は、6色だったKAT-TUNのことを、まるごと

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        Sexy Zoneのことを好きになってもいいですか?

          ただ好きだと、叫びたい

          アイドルを見られなくなってしまった。 この1ヶ月の間、急に好きなアイドルを見られなくなってしまったのだ。 そのことに、テレビを付けなくなったことから気づいた。テレビが好きだったのに、わたしはいつからかテレビの音がなぜか怖くなった。 理由がほんとうにわからない。特に辛いこともなければ毎日平穏に暮らしていると思っている。ただどうしても見られないのだ。 見られなくなってから、新しい情報がくるたびに罪悪感に襲われた。見ないと。早く買わないと。見なきゃいけな

          ただ好きだと、叫びたい

          花火のような美しさを。

          わたし年表があれば、2020年の欄には「KAT-TUNのファンクラブに入る」と刻まれるのだろう。 ファンクラブに入るのはちょっと様子を見て1年ぐらい経ってからでもいいんじゃないか、そう友人にアドバイスをもらったけれど、気持ちを抱えきれずにそこから1か月ほどで入った。わたしにとって人生初めてのファンクラブだった。ペイジーもわからなくてインターネットで調べたり、明細に「KAT-TUN」と書かれるのも知らなかったり。ちょっと半泣きで、嬉しくてくすぐったかった。 わた

          花火のような美しさを。

          はじめましての記念日

          初めての「現場」の記録。 KAT-TUNのファンクラブに入ってから8ヶ月、とうとうわたしに好きなアイドルに会いに行ける機会がやってきた。 『中丸君の楽しい時間4』 当落日、当選を夢にも思っていなかったわたしは文字通りに手が震えてしまったし、あまり実感が湧かなかった。 中丸くんに会うことができる。 今年は会えないのだろうと心でたしかに思っていた。「現場」は難しいのかもしれない。来年にいければいいな。そう思っていたときの『中丸君の楽しい時間4』の決定。それでもどこか

          はじめましての記念日

          中丸雄一と出会った日

          ずっとずっと、少量の毒を飲んでいたみたいに。 気がついたときにはもう遅くて私の血はすべて毒に染まっていたみたいで。 甘い毒に溺れていたのは、もしかすると出会ったときからなのかもしれない。 一昨日、つい一昨日の話だ。まるで伏線が回収されたかのような気持ちだった。どんでん返しなんてもんじゃない。KAT-TUNと出会ってから私は何をみていたのだろう。なんにも知らなかった。知ることができなかった。前から存在は知っていた、そう思っていたのは私だけだった。

          中丸雄一と出会った日

          UNIONという星降る未来をみた日の話。

            日付が変わった2020年6月28日午前1時15分。 ようやく観ようと思った。 透明なフィルムすら外していなかった。ブルーレイレコーダーを買ったのは云うまでもなく、このディスクのためだった。 購入してから3か月。ブルーレイレコーダーを買ってから2週間。 特別な日というわけではなかったこの日を、特別な日にしようと思った。 私は今日、10Ksの未来を観た。 **

          UNIONという星降る未来をみた日の話。

          好きになったアイドルの話。

          ステージの上でキラキラ輝いているアイドルが好きだ。 眩しいほどの笑顔を見せてくれて踊っているアイドルが好きだ。 そのステージに立つまでの過程にどんな努力があったかを決して見せないその後ろ姿が美しくて好きだ。 この瞬間は今しかないんだということが儚くて好きだ。 アイドルという職業を、アイドルという生き方を、あなたが選んでくれたことが好きだ。 この気持ちに名前を付けるのならそれは恋だけれど、もっともっと見合う言葉を見つけたくて、それでもまだ見つからなく

          好きになったアイドルの話。

          これ以上好きになるのがこわかった。

          好きになるときはそのアイドルの人生すべてを好きになってきた。 アイドルを好きになるのがこわかった。 たくさんの愛をもらって、たくさんの幸せをもらって、その代わりにアイドルと一緒に勝手に傷ついたり、勝手に悲しみを共有してしまったり、勝手に好きになった挙げ句勝手に苦しんでしまう、わたしは面倒な人間だった。 だからこそこれ以上誰かを好きにならないように、あまり多くを知らないように、自分を守ってきたつもりだった。 そんな不器用な生き方しかできないわたしを、わたしは嫌いになれずにい

          これ以上好きになるのがこわかった。

          10Ksを観た、夜明けの空の色

          10Ksを観たのは2回目だった。 はじめに観た3月のあの日以来、観ることをやめていた。正しく云うと、「見る覚悟ができていなかった」。 もっと観ないでおくつもりだった。それでも観ることにした、その覚悟の違いが何なのかは私にもわからない。 オープニングが始まる。 きらびやかな衣装を纏い、壮大なステージセットの中、ライトのその先に導かれたKAT-TUNの3人に感じたのは憂いだった。 指先まで丁寧に、ひとつひとつの動きを踊っていく様も、 言葉をひとつひとつ大切に歌っていく様も。

          10Ksを観た、夜明けの空の色

          KAT-TUNの未来を一緒に歩いてもいいですか?

          KAT-TUNに出会ったことは、本当に夢のようだった。 KAT-TUNへの想いは雷のように激しく、出会ってから今までずっと、私の心を揺さぶり続けている。 私がKAT-TUNと出会ったのは、去年の12月。私が知るKAT-TUNは3人だった。4人の頃も5人の頃も、結成当時の6人の頃も、私は何も知らなかった。 KAT-TUNを好きになった映像「Keep the faith」は6人の頃だった。私は初めからライブDVDを追っていこうと思った。多少順番は前後したものの、最後まで3人の

          KAT-TUNの未来を一緒に歩いてもいいですか?

          上田くんという光に出会うまで

          私は熱しやすく冷めやすい。 1ヶ月も熱することは本当に少ない。そんな私が熱し続けているアイドルがいる。その人物こそ、紛れもない、 SMAPの"中居正広"である。 中居くんのことを好きになったのはいつかはもう覚えていない。ただ、もうすでに好き以上に憧れていて尊敬していて、それはずっと変わらなくて、これからもずっと同じだ。 中居くんはジャニーズの後輩グループが大好きで、中でもKinKi KidsやKis-My-Ft2、舞祭組と一緒に居る中居くんはくしゃくしゃになるほど笑ってい

          上田くんという光に出会うまで