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【台湾ぐるり旅】太魯閣峡谷 秘境カフェみつけた

台湾をぐるりひと回りする「環島」旅行。6日目は花蓮を起点に、台湾随一の景勝地・太魯閣峡谷まで足を伸ばした。何万年だか何十万年だかという長い時間をかけて形作られた峡谷で、かなり広めの国立公園に遊歩道が何カ所も整備されているらしい。

タクシーをチャーターするか1日ツアーに参加するのがおすすめと聞いていたが、行き当たりばったり旅なので、もちろん下調べも事前予約もしてあるはずがない。「台灣好行」という観光客向け路線バスだけでなんとか回りきった。

悠久の大自然がもたらす素晴らしい景色に息を呑んだ、みたいな展開になるかと思いきや、個人的に一番おもしろかったのは峡谷そのものではなくて……。


【2022/12/06の旅日記】

バスに乗って太魯閣へ向かう。新城という街を過ぎると、もうすでに車窓からの景色は断崖絶壁の連続に。この国立公園は本当に大きいらしい。

まずは九曲洞という遊歩道でバスを降りることにする。

このあたりまで来るとかなり対岸(対崖?)まで近い。石を投げれば届きそう。投げないけど。
「九曲洞」はかなりしっかり整備された遊歩道で、サンダルでも歩けちゃいそう

バスを降りるときは、次のバスの時刻を確認しておくのがポイント。この日はとにかくバスの運行時刻をベースに行動するように心がけた。

九曲洞の滞在は1時間弱くらい。台湾のバスはかなり早めに到着する(そして乗客がいようがいまいがお構いなしに通過する)ので、わたしも想定到着時刻の20分前にはバス停に戻った。

次に向かった先は天祥。路線バスの折り返し地点/終点となる街である。

バス停を降りて後ろを振り返ると何やら中華風の五重の塔。観音像もあるので、目指さないわけにはいかない

ひとしきりのおしゃべりの後、天祥の中心に戻る。

かわいい手書きポスター

再びバスに乗って、国立公園の入り口近くにある遊客中心(観光案内センター)に戻った。なぜ最初にココに来なかったか。それは山奥で夕方を迎えるのが怖かったからである。国立公園の入り口付近なら、最悪バスがなくてもタクシーを呼べばいいかなという狙い。

そして。ここで奇妙なことが起きる。

Googleマップにも載っていない秘境カフェを発見してしまったのである

↑当日のツイートにはこう書いたけど、こういうカフェはガイドブックに載らないほうが良いな。載らないでくれ。

ああ、楽しかった。早足で遊客中心へ戻った。もう道は暗くなり始めている。おばさんはバイクに乗って戻るんだろうか。

机に向かっての勉強時間は1時間13分。

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