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「台湾留学なら台南がおすすめ」の理由①

きのうの投稿で9月1日以降の台南の最高気温&最低気温の推移のグラフをつくっていたら、なんだか楽しくなってしまった。台湾当局が提供しているcsvファイルには気温以外のデータもあったので、今度は台北と比較してみることにした。

お題は

「台北に留学している方々は『毎日雨ばっかり』『じめじめしてて洗濯が乾かない』『除湿機買わなきゃ』などと愚痴っているけれど、台南とどれくらいの差があるのか」

である。

(この投稿は留学先に台北を選んだ方々に、かなり不愉快な思いをさせる可能性があります。ご了承のうえお読みください)

まずは降雨量をみてみる。きのうと同様、交通部中央気象局のデータをもとに、私が台南生活を始めた9月1日以降の1日あたり降雨量を比べてみた。

台南、ぜんぜん雨が降っていない。対する台北はかなり降っている。

この4カ月強、台北は結構強烈な豪雨に見舞われた日もあり、このグラフにそれを反映すると台南の雨がまったく描画されなくなる。ということで、このグラフは20mm以上を省略してしまっている。

本当はもっと差がついている。

今度はその差をわかりやすくみせるために、9月1日の累積の降雨量をグラフにしてみた。

わ……。10月中旬の豪雨をはじめ、台北ではちょいちょい大雨が降っていることがわかる。台南はほぼフラットだ。9月1日から1月9日までの累積降雨量をみると、台北が927.5mm、台南が37.5mm。約25倍の差がついている。

さらにさらに、普段の生活って雨が降っていなくても「どんより」しているだけで気が塞いでしまいがち。降雨量にあらわれない、この低気圧感をみるために、今度は日照時間を可視化してみた。

このグラフは9月1日〜1月9日の131日間を、日照時間別に分類してみたもの。

台南は全体の51%で1日7時間以上、おひさまが姿を現していた。反対にまったく太陽が見えなかったのは全体の4%にすぎない。

対する台北は3日に1回の割合で、まったく太陽を拝めない日々を過ごさなければならなかったことになる。

台南にある国立成功大学のキャンパス(2022年12月20日撮影)
台北にある国立台湾大学のキャンパス(2022年12月9日撮影)

台湾留学をするとなると、ふつうは台北を第1の選択肢としてあげるでしょう。

どうして私が台北にしなかったかというと「12年前に一度旅行で来ていたから」というしょうもない理由なのだけれど、少なくとも秋冬に関しては、やっぱり天気がかなり大きなファクターになる気がする。

やっぱり晴れていたほうが気分よく生活できるというもの。これが私が今後(特に秋冬に)台湾留学する人に対して台南推しの理由①。コレ以外にもいろいろあるので、いつか書くかもしれない。書かないかもしれない。


【2022/12/12の日記】

冬学期の初日。今学期から朝8時に授業が始まるようになった。当日の午前3時近くまで遊んでいたので、眠い眠い。なんとか寝坊は回避した。

机に向かっての勉強時間は2時間36分。

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