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既婚者だけど愛されたことのない私が、SIRUPの音楽を聴いて愛に気づいた。

わたし、人に愛されたことがないんです。

結婚して子供はいるけれど。

でも今晩、愛に気づきました。


「自分を愛せよ」と教えてくれたのは、神でもなくパートナーでもなくSIRUPだった


今パートナーがいる人もいない人も聞いてほしい。

誰かがあなたを「好きだ」「愛してる」と言ってくれないと、あなたは愛されていないのか?生きる価値がないのか?

パートナーがいないから愛を感じられないという人は、既婚者でも愛に満たされることは無いことを知って絶望するかもしれない。


でもわたしは思うんだ。

①親からの愛

両親から愛の言葉をかけられたことがないから、自己肯定感が低いまま大人になってしまった→成人する過程で自分でどうにかできなかったか?もう大人なんだし自責で生きるべきでは。

②パートナーからの愛

夫が愛してくれないから。デキ婚だからプロポーズもなかったから。→たった一人の男に肯定してもらえないからって、わたしの人生終わってしまうの?そんなことあってたまるか。

③子供からの愛

二人の息子だけがわたしのこと愛してくれている。無償の愛だ。血で繋がれた本物の愛。→それも大人になったら変わる。もっと大切な人ができて巣立ったときにわたしに残るものは? 


既婚者になるとラブソングに共感しづらい

世の歌の半分以上が「惚れた腫れた」だの「会いたくて震える」だの「あの人が好き」のオンパレード。高校生まではそれでも良かった。

でももう結婚してしまったのでドキドキする恋愛はできないし、逢いたくて胸を焦がすこともない。


じゃあ誰がわたしを認めて愛してくれるの?

そんなときSIRUPの音楽があった。

彼が歌うのは人間愛。自己愛。どの歌にも愛が満ちていて、聴いているわたしも満たされる。

いくつか歌詞をあげると

Ain't nobody like you それでもWith you 自分を愛せよまずは
愛を注げForever  もし今日が辛くても どうか恐れずGo on   Prayer Prayer 磨き続けろ For your life(PRAYER)



愛はAlwaysどこにでもある 使い方は君次第どうしたい?(Your love)

この曲はYouTubeのCMでも使われていたから耳にした人は多いかも。でも改めて言葉に着目して聴いてほしい。


二人のこれからと くだらないそのプライド 天秤にかけるなんて 終わってるのとSame thing(Rain)


これは夫との関係を想った一節。

わたしに自信がないから、夫をこき下ろして必死に心を保っていた。そのせいで夫との関係は壊れかけている。まだ間に合うだろうか。


わたしの人生は他人の評価で変わるのか

そもそも、自分だけの人生を他人の判断に任せるのが間違っている。他人任せにしてはだめ。SIRUPを知らない人は中島みゆきで言う「その船を漕いでいけ お前の手で漕いでいけ」だと思ってほしい。


自己愛。Love myself.


文字にするとこっ恥ずかしいそれに気づいてから、風呂場で自分の裸をまじまじと見つめた。

今までは自分の中身が嫌いだし、よって見た目も嫌いだし、鏡でメイクしても自分のことを見たくなかった。

色は乗せなくてはならないから部分は見るけど、鏡の自分と目を合わせたくなかった。

わたしがわたしを否定してしまったらもう逃げ場がない事も分かっていたから。

醜いわたし。きれいではないわたし。着飾ってもわたし自身は美しくなれない。


良いものを身につける=わたしの価値が上がるではない

今は育休中で収入がないのだけれど、無駄に独身時代の貯金があったから、今まで年間100万円以上自分に使ってきた。上質な服・靴・アクセサリーを身につければ素晴らしい人間になれた気がして。ひとつ買っても「まだ足りない。もっと良いものを」と常に渇望していた。


辛いけど改めて裸の自分をよく見て。わたしこんなパーツしていたんだ、こんな色していたんだ。まだまだ好きになれた訳じゃないけど気づいて見つめることが始まりだと思う。

現実とわたし自身を見つめよう。


令和3年2月27日 久保田を蕎麦猪口でちびちび よい夜だ




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