つねきち

誰かと話しながら歩くことが好きです。エッセイも好きですが、デザインとか写真とか動画とか…

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誰かと話しながら歩くことが好きです。エッセイも好きですが、デザインとか写真とか動画とかのクリエイティブの話も、事業の話も好きです。 ポートフォリオ https://tsunekichi.tokyo/

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最近の記事

3年半住んでた部屋から引っ越した。

大学2年から住み続けている分、たくさんの思い出が詰まっていた。空っぽになって寂しくなった部屋の様子をみて僕も寂しい気分になった。部屋を擬人化するのは変なのだけど、ばいばいと言いたくなる感じ。 SNSにえもくなっちゃうなと言いながら投稿したら友達から反応が来た。 大学2年の一時期、遊び呆けて人を家に何度も呼んでいただけあって、この部屋に思い出があるのは僕だけではないみたい。 引っ越しのために片付ける中でたくさんのものを捨てた。初任給がまだ入らない僕ではすべてのものを

    • 週刊少年ジャンプを読むことをやめた。

      1ヶ月更新の電子書籍の購読期間があと1週間になった。週刊少年ジャンプを読むことをやめた。本当に大好きだった。小学3-4年生から読み始めて、以来ほとんど欠かさず14年以上僕の月曜日をわくわくしたものにしてくれた。1年間で1万2000円くらいするらしい。17万ほど、単行本もあわせればもっともっと集英社には貢いだみたいだ。 週刊少年ジャンプを読み始めたきっかけは『家庭教師ヒットマンREBORN』だった。NARUTOやONE PIECE、BLEACHではない。 それまでギャグ路線だ

      • 漫画でめちゃくちゃ元気がもらえるシーン

        大掃除をしてたらホコリを被って僕の前に現れた、漫画アイシールド21。ひさびさに読み返すと目が熱くなるようなシーンばっかりだった。(お陰で途中から掃除は全くはかどらなかった) 僕は漫画がすごく好きだ。 元気や勇気をもらえることが多い。そういうシーンを電子書籍で買って、PCの壁紙にして、ときどき見るようにすることもある。(Macは壁紙を一定経過時間ごとに変わるスライドショーにできる) 「自分のありたい姿ややりたいことに対して誠実、愚直、真摯なさま」を表現するシーンは特に勇気

        • 夏の思い出

          夜のピクニック(恩田陸)という本が僕はとても好きだ。 とある高校の、夜通し歩く行事を通じて、人間関係が変化し、思いが交錯するという青春の1ページが描かれた物語。 去年の夏、この本をひさびさに思い出して読み返してみた。夜通しクタクタになるまで語り合いながら歩き続ける。 想像するだけでわくわくしてきて、友達を誘ってみた。トントン拍子で話が進んでいくのがとても心地よかった。 いろいろあって甲乙つけがたいけれど、このことが多分、学生時代いちばんの思い出だと思う。 9月も中旬を超

        3年半住んでた部屋から引っ越した。

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        • デザイナーキャリアアップ
          33本
        • 事業
          32本
        • めちゃくちゃいいなと思ったエッセイ
          71本
        • 後でゆっくり読む
          25本
        • しごとのしかた
          24本
        • マーケ
          16本

        記事

          向き合うことと、逃げることのあいだ

          週刊少年ジャンプをかれこれ15年ほど購読している。表面的には弱いとされるキャラクターを好きになることが多い。それは、並外れて勇気を持つキャラクターであることが多いから。 無意味な仮定だけど、麦わら海賊団の全員の強さをウソップにしたとき、ルフィやサンジ、ゾロは果たしていまの物語と同じセリフを吐けただろうか。そうではないように思う。 どのメンバーも自分のありたい姿に正直なように見える。ただ、ありたい理想の姿と現実の姿とのギャップがもっとも大きいのはきっとウソップなのでは。ギャ

          向き合うことと、逃げることのあいだ

          関わりあえること、その意味

          生きる意味があるのかについて誰しもが一度は考えたことがあるとおもう。僕は実家が教会だけど、あえて宗教的な側面を無視したときに、どういう結論になるのだろう。これに関しては意見はあるけれど、尊敬する友人の受け売りで、初めてきいたときは、いたく共感した。彼は確か、こんなことを言っていた。 例えば、無人島に過ごしていて、生涯、誰とも出会わなかったとして、同じように生きているだろうかと考えた。そうではないように思った。 これは、『ただひとりで、生きる意味は確かにない。でも誰

          関わりあえること、その意味

          見えてるものと見えてないもの

          たくさん写真を撮っても、表情が変わるせいで、変な表情になってたり、目をつぶってしまっていたり、ピントが別のものに合ってたり、明るさ暗さがちょうどよくなかったり、ブレてしまっていたり。 そんなこんなで、結局撮った人に見せる写真は半分以下になることもある。3分の1以下になることもある。 自分の下手さ加減にびっくりしたけれど、プロでも失敗しない人はいないみたい。試し撮りという言葉がある。 考えてみれば当たり前か。 背景に余計なものが映っているのを消したり、ひかりや色味の調節を

          見えてるものと見えてないもの

          綺麗な写真が撮れるといいのに

          先月あったこと、忘れないでおきたいこと。 2018年8月、親類の結婚式を機に一眼カメラを始めた。インタビュー記事を書くことが多かったし、写真を撮ると喜ばれるのが嬉しかった。 いろんな人に教えてもらううちに f値、ISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、露出補正くらいはなんとなく分かるようになって、構図についての記事を読んでから、大体撮りたいものは撮れるようになった気分になった。 知り合いの「のぶさん」と「ひかり」というカメラマンに予算や用途を相談して買うカメラを

          綺麗な写真が撮れるといいのに

          価値を感じるということ

          昔から何事かにつけてものの価値についてよく考えている。もはや癖みたいなものだと思う。みんなそうかもしれないけれど自分が価値を感じるものに対してはすごくこだわる一方で、みんなが価値を感じても自分が価値を感じないものは全くと言っていいほどこだわれなかった。 そのうち価値がどのように決まるのかを考えるようになった。かなり長い時間をかけて得た結論は、価値とは必要性と希少性の積であるということだ。 いろんなものに対して当てはめたがかなりうまく適用できた。自分なりに導いた結論が原理に

          価値を感じるということ