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☆☆☆ 日常的専門へもっぱら編んで問う☆☆☆梅田 俊作 梅田 佳子•作 『あしたへのまわり道(ポプラ社)』を拝読して


今回は、大人じゃないと始めは読むのに時間がかかるかも、、?な絵本のご紹介です!

ご夫婦ともに絵本画家であり、奥さまが2020年に亡くなったため、著者ご夫婦最後の共作らしい、

とても素敵な御本でしたよ😊


著作で有名なのは、【いじめ】をテーマにした長編絵本『しらんぷり』
こちらも早く読みたいと強く思っております!

帯もすごい好きです(^○^)



写真にもある通り、
•いじめられてもいない
•勉強が嫌いでもない
なのに、なぜ学校に行きたくなくなるのか?

裏面です😊



不登校のお子さん、いじめをしている•されているお子さんたちが織りなすものがたり、、

この御本は絵本なのに、次のページに行くまで、私は誰よりも時間がかかってしまいました

なぜか開きたいのに、開くと心がザワザワするからですかね🤔
不登校体験時を思い出す、、いや、感じ出すからかもしれない、、

辛すぎる過去は思い出せないことも、私にはあるから

😭

こちらの文章は、感情表現が激しいものがほとんどないのです

なのに、

私の心の中をちゃんと観てくださってるようでもある

絵も使われることで、

何よりも心にフィットしたことばで、表現してくださっているかのようでもある


この御本が優しいからこそ、私の今が【何かを止めたくなる】気持ちでいっぱいになりました




私は不登校の時、

【明日が来るのが怖くて】仕方なかった


今も過去も未来も来ようが来なかろうが、こわかったんだろうけれど、、(^◇^;)

本に出てくる子どもたちは、学校に行かないからこそ、

【明日(みらい)と彼ら自身、誰かと関わること、居場所】を、誰よりも悩み尽くした勇気と葛藤の結晶を持っている

と想います😂


【だからこそ、誰よりも優しくなれると想う】


昔話のような文体なのに、今をちゃんと描いているその様

まるで、

絵本に出てくる【あおい星】と同じように、【明日を描いてみるか】と活きる力をくれる、抱きしめたくなるお話

だとも想うのです⭐️

ぜひ、ご一読あれーー

秋になりかけた夏の若干、夜長なりかけにー🌾

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