
【イベントレポート】ファッションサークルFtoSファッションショー(大阪大学まちかね祭)
こんにちは。tunageruインターン生のR.Nです。
気温が冷え込んできて、街の木々も葉の色が変わってきましたね。
さて、今回は大阪大学ファッションサークルFtoSさん(以下FtoS)のファッションショー"FRONTIER SPIRIT"・展示にご縁があり取材・見学してきましたのでそちらのレポートを執筆したく思います。
ご縁というのも、弊社ディープラストレーディングには現在でも数人の阪大生がインターン生として所属しており、卒業していったOBにも少なくない割合で阪大生が在籍しておりました。
そうした中でオンライン取材・生地提供といった経緯があり、今回の取材に至りました。
それでは、早速レポートに参ります。
舞台はある教室の一室
普段は講義が行われているであろう教室がファッションショーの舞台でした。ですが同じなのは席の配置だけで、他はすべて異なると言っても差支えがありません。


座席を余すことなく席についた人々は黒板ではなく移動するモデルの方を向き、黒板の位置には「FtoS」と黒地の生地に白い文字で書かれた横断幕が、座席の中央列は黒い布で覆われて、教室の電気は消え照明が効果的にモデルを照らします。

メンバーの各々がサークル活動において制作した色とりどりの衣装に身を包み、教室やキャンパス内を飾りつけます。その様子は遠くから眺めてもやはり目立つもので、学園祭を彩るビビッドなカラーの一色になっていると言うべきものでした。

姿・形を変え活躍する生地
今回弊社がFtoSに寄贈した生地は、保管スペース整理のタイミングで出てきたいわゆる「不要品」となってしまったものです。
「SDGs」や「サステナブルファッション」が声を大にして言われてきて久しいですが、今回のファッションショーの展示品や衣装で我々が注目していたのは「生地のリユース」です。
今年でサークルを離れるという大阪大学工学3年の阪上さんは、そんな我々の生地をふんだんに利用した作品を着用・展示していました。

また、彼は「巾着袋好き」ということもあり、巾着袋を作成。
こちらももちろん不要となった生地のリユース品です。
「今後も使用していけるような作品を作った」と語ってくれました。

阪上さん以外にもいたるところで我々の提供した生地は姿・形を変えリユースされ活躍していました。
中には祖父母の使っていたものをリユースして作品制作を行っていた方もいらっしゃいました。
「こういった草の根的な活動の先にこそサステナブルファッションが存在するのではないか」という気づきを得た点において、今回のファッションショー・作品展示会は大変有意義なものであると実感いたしました。
取材にご協力いただいたFtoSさんへの謝意とその展示・ショーへの賛辞をこの場をお借りし申し上げて、このイベントレポの締めとさせていただきます。
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株式会社ディープラストレーディングはアパレルメーカーと生地工場をつなげるテキスタイルB to Bプラットフォーム"tunageru"を運営しています。

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