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狂気と衝動

ちょうど今、タイトルに近い気持ちが出てきたので書くことにした。

どうやって言葉にしたらいいのかわからない、どんな気持ちが心の奥底にあるのかまだ見えていない。

元々幼い時から父の酒癖で悩まされていたため、父が酒を飲む状況は嫌いだった。

「ぷしゅっ」に書いた通り。

最近は更に顕著にイライラを感じる。

叫びたくなるほど、狂いたくなるほど。

この状況の中にいることが耐えられなくなるのだ。


昨日、父は日頃酒を飲みすぎているせいで痛風に近い症状が出たようで足が痛いと言っていた。

なんせ朝から、昼から、ほぼ毎日飲んでいるのだからそうなるだろう。

自業自得、それで懲りてくれと思っていた。

それが今日になったら症状が良くなって再び昼から「ぷしゅっ」としているのだ。

なんだんだ、この人は、馬鹿なのかと。

その側でグチグチ文句や嫌味を父に向けて言う母。

この茶番何回繰り返しているんだろう、これまで何百回も、いやもっとかもしれない。繰り返しているのだろう。

自分も強く言いたくなる、怒りを出したくなる、叫びたくもなる。

それを必死に抑えて我慢して狂いそうになっている。

ここで言ったら母と同じじゃないか、同じようになりたくない。

こんな気持ちから我慢しているのだろう。母が憎いんだ。


この怒りを爆発させたとしても、明確な言葉を持たない、今のところは。

この怒りは何なのか、何を言いたいのか。

言葉にならない怒りと衝動性、ただ叫びたい気持ち、そして理由のわからない涙。

「悔しい」

自分は幼少期の復讐を両親に続けているのだろう。

叶わなかった平和な子供時代を何よりも求めて、叶えてくれなかった両親への恨みを果たしたいのだろう。

酷い酒癖で暴れ回る父への怒り。

その父親に愚痴をこぼし、毎回泣かされながらも離れない母への怒り。


やめて欲しかった、お酒なんてもうやめて欲しかった、平和な家庭で愛されたかった、そんな叶わない願いを、期待を捨てられずに復讐を続けている。

「お前らのせいで…」と心のどこかに思いながら、不幸せな人生を選んでいるのは他の誰でもない自分だ。

地獄のようだよ、復讐のための人生は。そりゃ狂いそうになるさ。

こんな重たい荷物、さっさと捨てたいよ。

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