見出し画像

ヘルプマーク、下から見るか?横から見るか?

タイトルは、なんとなくで付けました。
打ち上げ花火のやつです。
映画は、見てないけれど…

使いやすくしたよ。

この度、ヘルプマークの強度と、使いやすさをレベルアップさせました⤴️

ずっと、使いにくいと思っていたんですよね笑

裏返しになっちゃったり、あらぬ方向に向いちゃったり。

雨が降ると、後ろに書いたシールは寄れていくし、そのうち滲んでしまいそうで…😅

そして、色々探して、本来、名札を入れるらしいケースにシンデレラフィット📛

ついでに、取り外し部分をカラビナにして、使いやすくしてみました。

良い感じ。気に入っています。

例のグッズ

少し前、ヘルプマークに似た、グッズが問題になっていましたね。

椎名林檎さん。
とても好きなので、残念というか、悲しかったです。


ヘルプマークをもらうのは、結構簡単で、市役所で「ください」と言えば、貰えます。

(簡単に貰えるからこその問題点もあります。)

ただ、もらうまでの気持ちだったり、実際に付けた時の気持ちだったり。

個人的に、色々思うところもあって、悩みました。
きっとそれぞれあると思います。

私の場合、電車で辛そうにしている私を見て、姉が「ヘルプマークもらいなよ」と、提案してくれました。

ただ、我慢すれば、普通に乗れるしなあ…私より辛い人が付けるものじゃないのかなあ…と、結構迷いました。

そして、ヘルプマークについて色々調べている時、

「発作を起こした時に、自分は発作だと分かっているのに、伝えることが出来ずに、救急車騒ぎにしてしまったから、ヘルプマークを付けている。」

という、内容を書いている人を見かけて、

「あ〜、確かに大きな騒ぎにされた方が、しんどいし、迷惑をかけてしまうな。」

と思い、貰うことにしました。

とりあえず、自立支援の申し込みの際に、貰うだけ貰いました。

ただなんだか、これみよがしにアピールしている気もして、「私は我慢すれば大丈夫だし…」と、最初はカバンに忍ばせていました。

その時になって、パッと出せる所に入れておけば、迷惑かけずに済む。お守り、安心材料。これで大丈夫。と思っていたんですよね。

ただ、やっぱり辛い時は辛くて、座りたい…
それがいつ来るかも分からないので、今更出して、変わって貰えませんかとも、言えないし…
やっぱり、最初から付けておくのが1番良い。

そこから、ちゃんと付けておくようにしました。
電車の時だけじゃなく、外出する時、周りの人に過度に心配させないようにも。

付けることによるメリット

・ 優先席に座れる
・ 席を譲ってくれる人がいる(経験1、2回)
・ 安心材料になる

デメリット

・ 座っている人の前に立つのに、気が引ける
・ 逆に注目を浴びているように感じてしまう

そんなデメリットもあり、居心地が悪いなと感じると、今でも隠してしまうことがあります。

座れないことより、居心地が悪い方が、私にとっては辛い場合があります。

「ヘルプマーク、外して生活できるなら、外せばいいじゃん。」と、利用者の方も、もしかしたら思うかもしれません。

でも、私は自分が生活しやすい方法で、利用しています。これがそれぞれにとって、1番ではないでしょうか。


ヘルプマークを持つようになってから、気がついたのは、ヘルプマークの認知度の低さです。

私は、駅のポスターやテレビの特集をよく目にしていたので、なんとなく知っていましたが、

「ヘルプマークもらったんだ」というと、「何それ?」と言われたり、「これ何?」と言われたり。

ヘルプマークって、認知度低いんだなということを身をもって知りました。


そんな中でも、知っている人ももちろんいて、席を譲って下さる人もいたり、

先日は、ヘルプマークを付けていたからかどうか真相は分かりませんが…

観光地で、話しかけてくれた幼稚園生の男の子に、「子どもがいるの?」と急に聞かれました笑

あまりにも急に、今まで話していたことと、全く違う話題になったので、その時は驚いて、「え!?そんな感じに見える??いないよ!笑」と答えました笑

すると、「じゃあもう、生まれたの?」と。
「子どもいないよ!笑」と、その時はすごく不思議でした笑

本当に妊婦さんに見えたのか、大人の女の人には子どもがいると思っているのかなと、色々考えたりもしたのですが、

ヘルプマークって、実は妊婦さんも貰えるんです。


マタニティマークもあるのになぜ?と思いますよね。

ただ、マタニティマークって、母子手帳と一緒に貰うことが多いらしく…母子手帳は聞くところによると、大体妊娠2、3ヶ月で貰えるらしいです。

(リサーチ不足ですみません…)

その間は、手に入りにくい場合がある、という話を聞きました。

そんな、妊娠初期の方にも、ヘルプマークは、利用可能で、簡単に貰えます。

それを踏まえて考えると、もしかしたら、男の子は、それを知っていたのかもしれませんね。

お母さんが付けていたとか…
お父さんに教えて貰ったとか…

有り得ない話ではありませんよね。


そして、あの例のグッズ。これが今回の本題です。
前置きが長くてすみません笑

法律がどうのこうの、ヘルプマークを知るきっかけになったからいいじゃんとか…苦笑

当事者からすると、そういうことじゃないんです。

当事者のヘルプマークを貰う勇気、つける勇気、席を譲ってくださった勇気あるあの人、もしかしたらヘルプマークを知っていてくれたかもしれない、あの優しい男の子。

少しずつ少しずつ、積み重ねたあれこれが、信頼が、勇気が、あの話題で、一蹴りで、崩されたような気持ちなのです。

実際に、あの一件から、


「それ椎名林檎のグッズですよね」と言われた。
「炎上グッズ」だと笑われた。
それらが怖くて、付けるのをやめた。

というツイートを見かけました。
Twitterなので、真偽は分かりせん。

ただ、本当にそういうことがあったのだとしたら、間違った広まり方をしてしまったということです。

ヘルプマークを付けている人の中には、視線を異常に感じてしまう、気にしてしまう人もいます。

むしろ、そういう方が多いと思います。

そんな人が、急に肩を叩かれて、「それまだ発売されてないですよね」って…考えただけで怖いんです。

というか、そういう方じゃないとしても、急に知らない人に肩を叩かれて「それどこで買ったんですか?」って、怖くないですか?

私だったら、きっと電車を降りてしまう。
動悸が止まらくなってしまう。

人によっては、パニックを起こしてしまうこともあります。

私は確かに、「ヘルプマークの認知度が低い」と言いました。じゃあ「認知度が高まっていいじゃん」ではないんです。

それは、知名度が高まっただけではないですか?
本当の意味で、理解して頂けましたか?
調べて頂けましたか?

私でもまだ、知らないことばかりです。

それを、「あ〜、椎名林檎のね」で済ませて欲しくないんです。

「一時期炎上したよね」で済ませて欲しくないんです。

グッズは一瞬の話題かもしれません。
ヘルプマークは一瞬ではありません。
人によっては、一生です。

そこを、間違えて欲しくないんです。
間違った認識をして欲しくないんです。
下からでも横からでもなく、向き合って欲しいんです。


すみません、感情的になりすぎましたね🫠

椎名林檎さん。大好きです。

私が鬱になった時、仕事を辞めた時、支えてくれたのは、泣かせてくれたのは、「ありあまる富」でした。
今も好きです。

これからも聴きます。


長々と失礼しました。

いつかヘルプマークについて、書きたいなあと思っていたら、こんなことがあったので、長くなってしまいました笑

ヘルプマーク、調べてみてください🔍
私が書くより、ちゃんと詳しく書いてあるので笑

ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございます。

寒くなってきました!
風邪ひかないでくださいね🥶

ではまた👋

この記事が参加している募集

#振り返りnote

84,804件

#眠れない夜に

69,281件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?