竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」…

竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」 寂しいも悲しいも嬉しいも悔しいも言葉に唄に、聴手に紡いでいく。 Twitter:@ShoTuna27

マガジン

記事一覧

9月22日

今年見た映画のなかで自分てきに見てよかったものに『ルックバック』がある。 自分の絵が一番うまいと思っていた藤野が、不登校の京本に出会い挫折し、悔しさから絵に没頭…

竹崎 彰悟
24分前
1

9月19日

この仕事をはじめて、初めてどうでもいい理由で休んだ。 グループLINEで『竹崎は休ませました』と同僚が話してるのをみて申し訳ない気持ちになった。 休んだ理由は端的に…

竹崎 彰悟
2日前
2

4月14日

僕が知りたかったことは 君が何処に辿り着いたのか 暗い闇の底じゃないことを 願うばかりです 魂の行き先は何処か 神様に初めて願った どうか穏やかな光のある方へ 導いて…

竹崎 彰悟
12日前
1

9月5日

誰かに頼まれたわけではないのに、ブログが続いてる。 多分、他人のことを指差している間は自分のことを棚にあげている時だ。 自分を自分以上に見せたい時は焦っている時…

竹崎 彰悟
2週間前
1

9月4日

なにをしてもうまくいかないってことはやっぱりある。 うまくいかない、うまくいってる時もいつかうまくいかない時がくると怯えてる。 例えばどんなに悲しいことがあって…

竹崎 彰悟
2週間前
1

9月2日

TVをつけるとBUMP OF CHICKENが番組に出演していた。30分たっぷりつかった。新曲たちのお披露目と天体観測の詰め合わせだった。 今年のHOMESICKEISEI 2024を見に行って以…

竹崎 彰悟
2週間前

9月1日

急に秋っぽい風が吹いた。 家から出る時の扉を開いたときの熱波はもうどこにもいなくなってしまった。それはそれでなんだか寂しくもある。ある時は駄々を捏ねて、なくなっ…

竹崎 彰悟
2週間前

8月31日

今日は家に帰ったら洗濯物を回して乾燥機にいれる。 すべての電気を消して玄関のドアをあけると涼しい風が身体を通り抜けた、一瞬その心地良さに戸惑う。それでもその心地…

竹崎 彰悟
3週間前

8月27日

意識していないと偏ったものばかり食べてしまう。 暑い夏でも涼しい室内であったかいコーヒーを啜りたくなる。 買っただけで積み上がった本がある。 部屋は散らかりっぱな…

竹崎 彰悟
3週間前

8月21日

8月21日 『ブルーピリオド』の実写映画を観に行った。 正直なことを書く。 実写映画のしかたのない部分はあったものの、原作の力強さや美しさは保っていた。仕方のない部…

竹崎 彰悟
1か月前

地球は丸かった

夕暮れの陽が落ちている街を眺めながら煙草を吹かしていた。 しばらく見ていなかった気がした黄昏時の街並みを見ながら、ぼんやりまだ朧げな月を見ながらふと『人類がはじ…

竹崎 彰悟
1か月前

7月29日ー8月14日

7月29日 久々に家に帰ってきた 日付を書くときに今日が何日なのかわからなくなった、気づけば7月になっていた。変わり映えのない淡々と耐えるような日々には少々応えた。 …

竹崎 彰悟
1か月前

You can make it

幼いころ夢見てた   絵空事の1つ1つ 誰もがもってた 宝石みたいに輝いていた 落書きみたいな未来を まっしろなキャンパスに描く なんにでもなれるんだってさ 未来はいつ…

竹崎 彰悟
1か月前

8月1日

希望がない場所で希望を探すよりも、希望がある方へ向かう。それが例えば故郷のような場所をはなれないといけなかったとしても。自分が思い描く希望をみつけるためなら。 …

竹崎 彰悟
1か月前
1

5月18日-6月5日

5月18日 30代からの風邪は何故こうも長引くのか。命が有限であるということを突きつけてくる。 なにかしらを毎日している、完全なオフというものがない生活をずっと続けて…

竹崎 彰悟
3か月前
4

6月12日

あまり夢をみない。 いつも泥のように帰ってきたら眠る、疲れてたまにベットに倒れ込んでそのまま朝を迎えるってこともある。子供の頃はたくさん夢をみていた気がする。そ…

竹崎 彰悟
3か月前
1

9月22日

今年見た映画のなかで自分てきに見てよかったものに『ルックバック』がある。

自分の絵が一番うまいと思っていた藤野が、不登校の京本に出会い挫折し、悔しさから絵に没頭、周囲から理解されないなかでも若かりし初期衝動から成熟していく二人、そして二人が別々の道を選び大きく人生が動き始める。

音楽もとても美しかった、今も散歩や自転車に乗っているとき聴いたりしている。絶妙な質量感でメッセージを置いているピアノ

もっとみる

9月19日

この仕事をはじめて、初めてどうでもいい理由で休んだ。
グループLINEで『竹崎は休ませました』と同僚が話してるのをみて申し訳ない気持ちになった。

休んだ理由は端的に言うと『著しいやる気の欠如』だった、生きてたらそりゃ色々ある。

ChatGPTに色々相談した履歴が残ってるのを同僚が目撃して結構深刻に思われたのがことの発端だった。誰にも相談できないことをAI相手に話しているのは中々末期に見えたのだ

もっとみる

4月14日

僕が知りたかったことは
君が何処に辿り着いたのか
暗い闇の底じゃないことを
願うばかりです

魂の行き先は何処か
神様に初めて願った
どうか穏やかな光のある方へ
導いてあげてくれませんか

僕が知りたかったことは
君が何を思っていたか
馬鹿げた最期と言ってやるさ

答えの出ない問題を
解けないまま
そちらには行けないさ
もしもハッピーエンドと呼ぶなら
覆したくてしかたない

君に手向けるこの日が

もっとみる

9月5日

誰かに頼まれたわけではないのに、ブログが続いてる。

多分、他人のことを指差している間は自分のことを棚にあげている時だ。

自分を自分以上に見せたい時は焦っている時だ。

なんとなく、違和感がとれなくてそのモヤモヤに立ち向かっている。
結局、音楽をするとは地続きなんだと思う。生活を続けて、破綻していようが平穏だろうがその時々の取り繕うことをしないものが今はとてもほしい。

佇む、をとても最近意識し

もっとみる

9月4日

なにをしてもうまくいかないってことはやっぱりある。
うまくいかない、うまくいってる時もいつかうまくいかない時がくると怯えてる。

例えばどんなに悲しいことがあっても、製作や仕事としてうけたものに没頭していると忘れられるわけではないけど気はまぎれる。でも、そこから離れて夜道を歩いてるとき、とても取り残された気になる。昨日から今日へ、今日から明日へいけなかったような何処か言葉では言いようがない何処でも

もっとみる

9月2日

TVをつけるとBUMP OF CHICKENが番組に出演していた。30分たっぷりつかった。新曲たちのお披露目と天体観測の詰め合わせだった。

今年のHOMESICKEISEI 2024を見に行って以来、BUMPからは足が遠ざかっていた。前もって断りをいれとくと飽きたとか聞けなくなったとかそういうのではなくて、いつもそれくらいの距離で生きている。

中学生の頃、まわりはワンオクだRADだと流行ってい

もっとみる

9月1日

急に秋っぽい風が吹いた。
家から出る時の扉を開いたときの熱波はもうどこにもいなくなってしまった。それはそれでなんだか寂しくもある。ある時は駄々を捏ねて、なくなったら寂しい。随分と気温に対してワガママを言ってることは自覚している。

勉強を自発的にするようになった。勉強や授業は嫌いだったんだけど、それは何のために必要だったかわからなかったからだとおもう。今は必要だからやるしかない。今は思う、あの時頭

もっとみる

8月31日

今日は家に帰ったら洗濯物を回して乾燥機にいれる。

すべての電気を消して玄関のドアをあけると涼しい風が身体を通り抜けた、一瞬その心地良さに戸惑う。それでもその心地良さがすぐに身体に馴染んでいった。もう夏が終わるのだ。

8月31日は相変わらずだった、起きて働いて気づいたら夕暮れ頃に一服していつのまにか夜になって。小学生のときは31日が無性に悲しかった、楽しかった夏休みは永遠に続け、なんて思ってた。

もっとみる

8月27日

意識していないと偏ったものばかり食べてしまう。
暑い夏でも涼しい室内であったかいコーヒーを啜りたくなる。
買っただけで積み上がった本がある。
部屋は散らかりっぱなしで起きて寝てだけの見窄らしい部屋で生活をしているのか怪しい毎日を積み重ねているなと思った。

よく生きるうえで関係ないことをたくさん調べる。人のこと、国のこと、土地や風土や歴史やいろいろなもの。不思議と繋がってくることがある。
それは例

もっとみる

8月21日

8月21日
『ブルーピリオド』の実写映画を観に行った。

正直なことを書く。
実写映画のしかたのない部分はあったものの、原作の力強さや美しさは保っていた。仕方のない部分、たとえば企業協賛のゴリ押しとか、売り出し中のミュージシャンのねじ込みとか。ここに歌は必要なのか、みたいなポイントとか正直なところひっかかりがあった。消費されたくない、あらがおうとしている主人公の物語に消費物がたくさん混じっているよ

もっとみる
地球は丸かった

地球は丸かった

夕暮れの陽が落ちている街を眺めながら煙草を吹かしていた。
しばらく見ていなかった気がした黄昏時の街並みを見ながら、ぼんやりまだ朧げな月を見ながらふと『人類がはじめて地球という球体を写真でみたときどれくらい驚愕したのだろう』と考えた。

当たり前すぎて、通り過ぎていたこと。生まれた時から地球は丸いと判明していて、教科書にはすでにその実像が掲載されていた。なんとなくコカコーラのロゴくらいの親しみはもて

もっとみる

7月29日ー8月14日

7月29日
久々に家に帰ってきた

日付を書くときに今日が何日なのかわからなくなった、気づけば7月になっていた。変わり映えのない淡々と耐えるような日々には少々応えた。

音楽を鳴らす余白もない日々は平気なのか。答えは本当に苦痛だった。

でも、ふんばらないといけない日がある。365日あったら今回のケースでいえば14日。その14日を耐えたら音楽をより良い品質でつくれる。

なんにしたってお金だ。お金

もっとみる

You can make it

幼いころ夢見てた  
絵空事の1つ1つ
誰もがもってた
宝石みたいに輝いていた

落書きみたいな未来を
まっしろなキャンパスに描く
なんにでもなれるんだってさ
未来はいつもこの手の中に

大人になったら強くなれるって
大切なものだって守れるって思っていた。

間違いだらけの連続に
気づけば下ばかり向いていた
必死に見失わないように
堂々巡りに溺れている

躓いた誰かを笑って
見栄とプライドばかりで

もっとみる

8月1日

希望がない場所で希望を探すよりも、希望がある方へ向かう。それが例えば故郷のような場所をはなれないといけなかったとしても。自分が思い描く希望をみつけるためなら。

どこにでも転がっている小さな芽で満足できないならきっとそうしないといけないのだと思う。

でも一番は自分がその希望となるものを植えることなんだと思う。
それはきっと時間もかかるし退屈なときもあるだろうけど、丁寧に水をやり過ごすその日々も愛

もっとみる

5月18日-6月5日

5月18日
30代からの風邪は何故こうも長引くのか。命が有限であるということを突きつけてくる。

なにかしらを毎日している、完全なオフというものがない生活をずっと続けている。多分だけど局地的なものであればいいのだろうけど、自分の身体が脆くなっていくことを実感するたびにこのままではいけないと痛感させられる。無茶はたまにするものであって常習的にするものではない、多少の無茶が普通になると無茶しているのに

もっとみる

6月12日

あまり夢をみない。
いつも泥のように帰ってきたら眠る、疲れてたまにベットに倒れ込んでそのまま朝を迎えるってこともある。子供の頃はたくさん夢をみていた気がする。それが、怖い夢だったり悲しい夢だったり大冒険だったり。寝る前に読んだ本やTVの世界観にはいりこんでしまうなんてこともあった。具体的に、なんて夢のことは覚えていないけどそれでも夢をみていた。

歳を重ねて、あまり夢をほとんど見なくなった。睡眠が

もっとみる