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2021.03.17
少しだけ怖かったこと。
一度自分の心を離してしまえたらその場所や人々なんて簡単に捨ててしまえるってこと。誰もがそのきっかけを持っていて、誰もがその権利を使うことを有している。例えばお客さんが特定のアーティストの作品にいつの間にか触れなくなってしまうことだったり、アーティストが今までのスタイルや環境を捨てていって進むこと。それが何度も吟味してそっと手放すなんてことはほとんどなく、指先からするりといつ
最近のこと、金曜日にビール。
Stay homeとTVでニュースキャスターが仕切りに言っていた。家にいる事が世の流れとなっている今この状況の中、人に会うことも誰かと連絡をとることもめっきり減った。しかし自分自身気づいていたけど自粛前も自粛はじまってもやることはあまり変わってない。そう、以前も今も僕は1人だ。
空いた時間好きなだけ本を読んで、ギター弾いて、曲を作って。練習をスタジオから車の中と切り替えてからは明け方になるまで好
わざわざ寒いのに自販機まで缶コーヒを買いに行って
昔の恋を少し思い出した、それは以前とは違う場所に収納された引き出しでもう胸が痛み出して苦しくて張り裂けそうで油断すると涙がでてくるなんてこともなくなって、古いアルバムのページをめくるようにこんなこともあったな、なんて思い返して少しだけ呼吸が深くなるだけで。
頻繁に思い出すこともなくなったから、しまう場所を奥の方に追いやっていたけれどたまに定期的にその思い出が詰まった引き出しを整理するみたいに夜深
線をひく、線をなぞる。
最近関西にいくと少年のような友達と本を貸し借りしてる。個人的な話ではあるけど本を貸し借りするのが昔から好きだ。小学生の頃からやっていて、もしかしたらわかってもらえるかもなんて思いながら、本を読んでいる途中に思い浮かんだ顔の相手に貸したり、そしたら次は向こうが貸してくれたり。
僕にとってはあれが文通みたいなもので、誰にも内緒ねって心の内側を少しだけ見せあったりしているようでわくわくとホワっとしたあ