竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」…

竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」 寂しいも悲しいも嬉しいも悔しいも言葉に唄に、聴手に紡いでいく。 Twitter:@ShoTuna27

マガジン

最近の記事

10月25日

やることが溜まっている、目下ワンマンライブが控えている。 本当は音源を販売するつもりだったが、色々あって制作が途中で止まった。 この繰り返しを数年している、正直なところ自分で苛立っている。 誰のせいでもない、自分のせいだ。 変な時間に目が覚めて、あったかいお茶でものもうとおもったけれど、どうも今夜は蒸し暑い。ペットボトルの水を冷蔵庫からとってそれからタバコを咥えてベランダで吸った。 ワンマンライブの直前はいつもこう、あんまり人と連絡のやり取りができなくなるし、ご飯も偏った

    • 10月24日

      この時期になると野球選手は”戦力外通告”と呼ばれる時期になる。 2週続けて野球の話からはじまるけれど、とにかくそういう時期だ。 とてもシビアで自分で辞めますという引退をするか戦力外になるかどちらか必ず選手の終焉にはやってくる。 かつて活躍した選手、鳴物入りで入団した若手、世間から大いに期待された大型新人と呼ばれていた選手。肩書きはさまざま。 彼らはどこかの球団が拾ってくれるように続投するか、第二の人生を歩む。 ちょうど28歳から35歳くらいの間の選手が多い気がする。そ

      • 10月6日

        中日ドラゴンズを応援するようになったのは3年前、本当にひょんなことからみるようになって今では熱心に野球中継を追って2軍の様子まで伺うまでになった。 魅力的な選手が多い、他球団で芽がでなかったが中日に来て才能が開花した選手、難病を克服し飛躍のシーズンを過ごした選手。大谷翔平のような人はいないけど、それぞれに魅力があって見ていて楽しい。そりゃ勝負の世界だから面白くない試合もあったりする。でも手を抜いたりしてるわけではないのもわかるから、また次の試合もみる。自分の人生と少し重ねな

        • 10月3日

          最近買ったマイクが自分の想定を超える音を出してくれてとても嬉しい。またひとつ自分の力で自分が好きな音を掴んだことがとても嬉しい。 頼まれてる編曲のためにあぁでもないこうでもないとたかだか45秒の尺に頭を抱えていた。かれこれ1週間。 クライアント側の意図と自分の解釈が合わない、そして今までやってこなかったリズムの楽曲だったことで正解がなにもわからない、っという時間を延々とすごしていた。 もう一回楽曲を分解して自分で弾いてみて1から作り直そうと動いた今日、ようやく正解に少し

        マガジン

        • 制作日誌
          80本
        • Discography
          9本
        • lyric
          12本
        • コラム
          11本
        • ひとりごと
          109本
        • biography
          2本

        記事

          9月28日

          なにか部屋で音楽を流したり、集中したいときにまず言語がない音楽をよくかけるようにしている。無作為にプレイリストに突っ込んでいた現代ピアニストやアンビエンス作曲家たちの言語無き音楽はいつも程よい距離を保って自分と向かい合ってくれる。 今夜はとても眠れなくて、ゆっくりと音楽をかけながら寝るのを諦めて考え事をしていたら坂本龍一氏のAquaに聞き惚れてしまって、しばらくリピートして聴いていた。 今からピアノを始めたら、いつかこれが弾けるようになるのかな。 なんて、ふと思ったりした

          9月27日 新曲リリースについて

          やっと発表できた。 グローバルショートドラマアプリ #vigloo にて 【HENGEN ~毎朝髪型が変化する男~】の主題歌を担当しました。 viglooはショートドラマアプリ、そこから配信されているドラマの主題歌の話をいただいた時はシンプルに嬉しかった。 もちろん、ドラマメインなので使われる秒数は僅かな時間だけど、それでも不特定多数の今まで出会うことがなかったかもしれない人に音楽が届くと思うったらやっぱり嬉しかった。 『心がささくれ立つ』という言葉に目がいった、この

          9月27日 新曲リリースについて

          Sasakure

          くだらないと決めつけた 僕に一体どれくらいの 価値があるのだろう 思い続けることに疲れた あと何回繰り返せば こんな毎日は終わるのかな 空っぽのままの僕等は 前に進むしかない いつか消えてしまうものばかり探していた 落書きばかりのルールに 続きばかりを描いている 不確かなものを 此処にあるものを愛すると知って いつまで経っても 僕等そんなものを大事にしてさ なにもなかった僕達が 愛を歌にするんだ。 全部消えてしまう その前に伝えなきゃな 落書きばかりのルールに 続く未

          9月23日

          綺麗な景色の丘で写真を撮ってもらった 松本晃尚さんに撮影してもらった写真はどれもはじめてみるような自分の姿だった。 ライブという活動が以前と比べるととても少なくなったなかで、完全に制作業へと打ち込んでいた僕は、9月ようやく1本発表できることになった。 人に歌ってもらう曲が多かった中で、自分が歌唱したものが世に放たれるのが随分と久々すぎてとてもむず痒い。でも聴いてくれている人たちに届いたり、まだ見ぬ新しい出会いがこれからあると思うと嬉しい。 弾き語りは好きだ、ギター1本

          9月22日

          今年見た映画のなかで自分てきに見てよかったものに『ルックバック』がある。 自分の絵が一番うまいと思っていた藤野が、不登校の京本に出会い挫折し、悔しさから絵に没頭、周囲から理解されないなかでも若かりし初期衝動から成熟していく二人、そして二人が別々の道を選び大きく人生が動き始める。 音楽もとても美しかった、今も散歩や自転車に乗っているとき聴いたりしている。絶妙な質量感でメッセージを置いているピアノたちが、自分から見える景色や状況にうまく馴染んでくれる。 もちろん、自分が良か

          9月19日

          この仕事に就いて、初めてどうでもいい理由で休んだ。 グループLINEで『竹崎は休ませました』と同僚が話してるのをみて申し訳ない気持ちになった。 休んだ理由は端的に言うと『著しいやる気の欠如』だった、生きてたらそりゃ色々ある。 ChatGPTに色々相談した履歴が残ってるのを同僚が目撃して結構深刻に思われたのがことの発端だった。誰にも相談できないことをAI相手に話しているのは中々末期に見えたのだろう。 夕方になって同僚がスクショを送ってきた。 部屋は散らかったまんまで、重

          4月14日

          僕が知りたかったことは 君が何処に辿り着いたのか 暗い闇の底じゃないことを 願うばかりです 魂の行き先は何処か 神様に初めて願った どうか穏やかな光のある方へ 導いてあげてくれませんか 僕が知りたかったことは 君が何を思っていたか 馬鹿げた最期と言ってやるさ 答えの出ない問題を 解けないまま そちらには行けないさ もしもハッピーエンドと呼ぶなら 覆したくてしかたない 君に手向けるこの日が 悲しみで埋め尽くされないように どうかまた会えたその日は 笑っていてほしい 君

          9月5日

          誰かに頼まれたわけではないのに、ブログが続いてる。 多分、他人のことを指差している間は自分のことを棚にあげている時だ。 自分を自分以上に見せたい時は焦っている時だ。 なんとなく、違和感がとれなくてそのモヤモヤに立ち向かっている。 結局、音楽をするとは地続きなんだと思う。生活を続けて、破綻していようが平穏だろうがその時々の取り繕うことをしないものが今はとてもほしい。 佇む、をとても最近意識している。小さな葉っぱが水面につく、風が吹くと自分の思う方向にいくのではなく風に身

          9月4日

          なにをしてもうまくいかないってことはやっぱりある。 うまくいかない、うまくいってる時もいつかうまくいかない時がくると怯えてる。 例えばどんなに悲しいことがあっても、製作や仕事としてうけたものに没頭していると忘れられるわけではないけど気はまぎれる。でも、そこから離れて夜道を歩いてるとき、とても取り残された気になる。昨日から今日へ、今日から明日へいけなかったような何処か言葉では言いようがない何処でもない場所にいるような気になる。 バイクとかの免許持ってたらこんな夜に思いっきり

          9月2日

          TVをつけるとBUMP OF CHICKENが番組に出演していた。30分たっぷりつかった。新曲たちのお披露目と天体観測の詰め合わせだった。 今年のHOMESICKEISEI 2024を見に行って以来、BUMPからは足が遠ざかっていた。前もって断りをいれとくと飽きたとか聞けなくなったとかそういうのではなくて、いつもそれくらいの距離で生きている。 中学生の頃、まわりはワンオクだRADだと流行っていたときに一人深々とBUMPを聴いていた。同じものを味合う友達がいなかったからもあ

          9月1日

          急に秋っぽい風が吹いた。 家から出る時の扉を開いたときの熱波はもうどこにもいなくなってしまった。それはそれでなんだか寂しくもある。ある時は駄々を捏ねて、なくなったら寂しい。随分と気温に対してワガママを言ってることは自覚している。 勉強を自発的にするようになった。勉強や授業は嫌いだったんだけど、それは何のために必要だったかわからなかったからだとおもう。今は必要だからやるしかない。今は思う、あの時頭が良い奴だったりテストの成績がいいやつだったり。そういう人たちは日頃から学ぶこと

          8月31日

          今日は家に帰ったら洗濯物を回して乾燥機にいれる。 すべての電気を消して玄関のドアをあけると涼しい風が身体を通り抜けた、一瞬その心地良さに戸惑う。それでもその心地良さがすぐに身体に馴染んでいった。もう夏が終わるのだ。 8月31日は相変わらずだった、起きて働いて気づいたら夕暮れ頃に一服していつのまにか夜になって。小学生のときは31日が無性に悲しかった、楽しかった夏休みは永遠に続け、なんて思ってた。 中学にはいってからは部活動が忙しくて夏は満喫できなかったな、好きな女の子が花