竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」 寂しいも悲しいも嬉しいも悔しいも言葉に唄に、聴手に紡いでいく。 Twitter:@ShoTuna27

竹崎 彰悟

1993.11.05佐賀県鳥栖市生まれ 旅をしながら唄を紡いでいく「旅するうたうたい」 寂しいも悲しいも嬉しいも悔しいも言葉に唄に、聴手に紡いでいく。 Twitter:@ShoTuna27

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    ただの一日

    朝日はあんなに眩しく、始まりを教え 昼間の太陽は人が生きることを照らしてくれ 夕暮れはいつも柔らか。身体を包み込んでくれるようだ。 些細な連続、人の目以上に自分にしか最近は目がいけない。周りが見れない、先輩や自分が育った街だったり、ある種の繋がりみたいなものを深くしないように、いつでも離れることがくるその日の為に準備だけは怠らないように無意識にそうしていた。これが本音だった。 歳老いていくことよりも、歳を重ねて終わりがちゃんとくるということを知ってしまってからそうなった気

      • 2月 Live schedule

        HPのパスワードを忘れてすっかり更新できなくなってしまったので、しばらくはこっちでライブ情報などを載せます。予約はTwitterやInstagramのDMもしくはsho.tuna2727@gmail.comまでよろしくお願いします。 ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ◽️ ▶︎2023.2.5(日) 京都/二条nano 「nano 19周年月間第0話」 〜のりさん企画JADE BOX5〜 ゾッキ Pines. 孕ませの翁 THE

        • BRIDGE vol.35 -終亥-によせて

          かがっちょさんはおっちょこちょいだし どこか抜けてるおじさんです。 その正体は大半のバンドマンが友人のような付き合いのできるブッカーで、お髭がチャーミングなおじさんです。 たまに僕も言いたいことを言わせてもらう時もあったり、側からみたら舐めくさった態度をとってるように思えるかもしれませんが一重に積み重ねてきた日々が長いからです。 23歳ぐらいから知り合い、このBRIDGEにださせていただくたびに新たな挑戦と無茶振りの数々に不満たらたらだったのですが振り返ると、とてつもなくそ

          • 関西途中下車③ 完結 『成長するってこと』

            前回記事 京都に石庭未来というシンガーソングライターがいる。 同い年のミュージシャンで、出会いは京都のライブハウスだった。 頻繁にライブを色々なところでしているのもあって名前だけはよく見かけていた。初めて対バンしたのを調べてみたら2018年の夏だった。ということは24歳くらいで出会っている。 初めて共演した時、石庭はギラついてた印象があった。パンクだ、誠心誠意真っ直ぐな人間としてのエネルギーを放っていた。(それはnanoのmoguraさんも同様に同じことを公式サイトでコメ

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            関西途中下車②

            前回記事 僕の旅の目的は残すところ2つ。 6〜7日に飲んだアルコールがまだ身体に渦巻いている8日の朝、僕は随分と懐かしい天井を見つめていた。 ここは天神橋筋商店街、別名日本一長い商店街の一角の地下にあるライブハウス扇町para-diceの楽屋だ。ここに泊まるのは2年半ぶりとなる。僕は昨晩泥酔した身体でそのまま扇町para-diseの楽屋で眠っていた。 僕の入り時間(ライブハウスにリハの兼ね合いで入っておかなければいけない時間)は8日の13:00となっていたが、僕は7日の

            関西途中下車 ①

            毎年8月6日は関西にいる。前年度から出演のやりとりを泥酔しながら決める。 25歳くらいから続いている行事のようなもので、僕自身もこの関西遠征のことを夏休みと捉えてスケジュールを組んでいる。 例に漏れず今年も僕の夏がやってきた。今回の目的は3つあった。夏休みというよりも、約束を果たす為にこの街に帰ってきたのだ。 きっかけなんてものは偶然なもので、たまたまライブの打ち上げで同席した隣のおじさんと話がはずんで2日間シークレットで開催するこの街や隣県のミュージシャンが参加するイベン

            漂流回想日誌-まるで漫画みたいな出会い②-

            前回までの話 僕はあれから自分の街に帰った。 そして待っていたのは色々な現実だった。 此処には書けないような喪失ばかり続いていた、自分の中の考え方やライブというものへ対しての在り方、音楽に対する気持ちにも良くも悪くも変化が芽生えていた。 ツアーによる長年のテンプレ化したセットリスト。一度ウケたネタを何百回も続けることは自分の現状の停滞を意味していたと思う。毎日続くライブに新しいことをしようとすることへのアクションが取れなくなっていた。そしてまったく新曲を作っていなかったこ

            漂流回想日誌-まるで漫画みたいな出会い-

            僕は親しみを込めて彼のことを京さんと呼んでいる。 この人の周りには人間が集まる、いつの間にか周りが笑っている。 彼は1人のうたうたいだが、時にその編成を変え5人〜20人くらいの大所帯の編成に変わったり曲のサウンドで言ったら色々なアプローチをしているが奥山京が綴った歌詞とピアノで彩られた楽曲たちが最大の魅力だ。 奥山漂流歌劇団(奥山京)と出会ったのはいくつもの偶然が巻き起こした出会いだった。 2019.08頃だった、僕は深居優治さんと北の地へと目指して旅をしていた。 お金も

            2022.02.24

            文字を何度も書いたり消したり、結局作っても人の目に留まるところに置かなかったり。もったいぶっているわけではない、言葉を吟味しているわけではない。ただ、残すという行為を自分にいつの間にか習慣付いているのだと感じている。 最近はもっぱら長い文章を書こうとしている。歳を重ねると、長い文章を書くことも読むことも段々と疎遠になっていくのような気がしている。こうやって文字に起こす行為や、読むというのは長い年月をかけて身につくものに思える。ただ書くも、ただ読むとも違う。思っていることを文

            2022.02.14

            ある日ライブがまったく楽しくなくなった時があった、もっと沢山の人に聴いてもらうためのアイデアや歌を思いついた。 でも自分を変えてしまうみたいで、変わった自分をみて今まで足繁く通ってくれた人にアイツは変わってしまったと思われたりなんか違うなっと思われるてしまうことだったり、今まで応援してもらった人達や仲間を裏切るんじゃないかとただそれが怖くてしかたなかった。 心は左を向いてるのに身体は右を向いてる、そんなちぐはぐした状況の中、とても目の前の状況に集中できる状態ではなかった。

            ワンマンライブ延期のお知らせ

            福岡市は新型コロナウイルスの感染急増の状況をみて24日からまん延防止等重点措置を要請することで話が進んでいることを受け、きたる1/29のワンマンライブは開催を延期することにしました。 この文言のメールを送る日がまた来るとは正直思ってもいなかった。思い出す昨年の苦い記憶、胃がキリキリする思いだ。あーもぅ、と割とデカめの声を家の中でだして黙々と予約してくれていた人にメールを送信する為に文章をつくりはじめた。誰のせいなんだろう、国のせいでもない気がする、行政のせいでもない気がする

            2021.11.06

            書きかけて寝落ちしていた文章を今更投稿してみた。 手紙の返信を書いた、日々に追われていた中でどうしてもその書き出しを記すことができなかった。 思考を止めてこなさないと耐えようがないと身体の内側が叫んでいるようで毎日がこなすという言葉にぴったりの日々が続いている。出来上がりがまだ程遠い、進展しない日々に苛立つ。だからと言ってこれ以上の変化を採算の取れないことをしたくないと望んで動けない雁字搦めの毎日に負け続けていく感覚で、最近ふと最早自分はミュージシャンではないのではないか

            2021.08.30

            2021,08.27 真夏の炎天下の中草むしりをした、滝のように流れる汗と身体の節々が悲鳴をあげていた、学生の頃は白球を追いかける球児で丸一日中暗くなるまで野球をする生活が毎年の夏の過ごし方で(それも小学4年生から高校3年生までずっと)外で過ごすことなんて慣れたもので力強くグラウンドを駆け抜けていた。しかしそれは昔の話であって今年で28歳、野球生活を終えて10年は経つ。よくもう若くないという言葉を使うけれど、自分の体が思った以上に動かなかったことに驚いた。熱中症の軽症状に見舞

            2021.08.21

            大人になると日々はあっという間だ。 子供の頃はあんなに楽しみでキラキラとしていて、じわっと滲む暑さと喉を通り過ぎるサイダーに夏を感じていたのに、今日歩いてる時にふと気付いたことがあった。蝉の鳴き声を今年聞いたっけ。 ずっと毎日それはできる限り、今までnoteに書き記す暇もないほど、途中経過の意気込みも吐き出せないほど耳には音楽ばかり付き纏っていた。自分が作った曲、人に作った曲、誰かの曲、流行りの曲、時代を超えても変わらない曲、歌のない曲、耳を塞いでる瞬間のみ生きた心地がして

            2021.06.10

            最近よくBUMP OF CHICKENの『天体観測』を聴いている。 2003年releaseから18年経った、この曲をはじめて聴いたのは多分TVだった、なんとなくチャンネルを変えずに流し見していた時この曲のサビが流れてきてTVを見入った記憶がある。きっかけはそこにある。 その当時、流行りのJーpopしか知らなかったし今思えばTVで流れてくる音楽しか知るすべを持っていなかったから当たり前なんだと思う。けれど、あのライブハウスからお茶の間へとやってきたあの曲がブラウン管の向こう

            最近のこと2021.05.31

            去年はなんとなく沢山のことを考えてて、でも来年カタチにしたらそれいこうは無心で走りつづけることになるんじゃないかって勝手な期待をしていた。 でも思うほどそんなうまい話ではなく、今最近思うのはやっと準備が終わってはじまったばかりで、これからが本番なんだと思っている。当たり前のことなんだけど、実際走ってる最中は見落としてしまうもので、次の給水地点がはるか彼方にある気がしてしまう。止める足はないのだ。 夜になるととても悲観的になってしまう、とても悲しくなったり寂しくなったり、良