「もう少しだけ横にいて欲しい」今にも消えてしまいそうなか細い声。私は黙って頷き、彼に寄りかかった。もう少しではなく、ずっと横にいて欲しい、と言って欲しかった。けど口にしない。贅沢な要望であり、彼からしたらわがままに聞こえてしまうから。幼なじみという関係性が、私から本音を奪った。 6 朝比奈ケイスケ 2018年11月28日 21:48 【140字小説6】 #小説 #恋愛 #ショートショート #物語 #ショートストーリー #恋愛小説 #140字小説 #超ショートショート #片思い #140字SS #140字 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート