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真夏の昆布のミステリー

【744むすび】伊勢屋(芝銀座)こんぶ


和の味の中心にあって、誰もが知る身近な食べ物。

それは昆布。

実は、この昆布には大きな謎があるという。

実は、昆布という知られた名前がどこから来たのか、その由来がハッキリしていないらしいのだ。


先日、昆布検定を合格したハスつかとしては、この謎を突き止めないと。

ということで、この昆布検定を行なっている日本昆布協会のサイトを調べてみた。



こんぶの名前の由来

日本の味としてすっかり食生活に定着している昆布ですが、その歴史はあまりに古く、確かな記録は残っていません。
縄文時代の末期、中国の江南地方から船上生活をしながら日本にやって来た人々が、昆布を食用としたり、大陸との交易や支配者への献上品としていたのではないかと言われています。

昆布という名の由来は、はっきりしませんが、アイヌ人がコンプと呼び、これが中国に入って、再び外来語として日本に逆輸入されたと言われています。


日本昆布協会もハッキリしていないらしい。
うーん。

北海道→中国→日本に逆輸入!?


では、公的な見解はどうなっているのだろう。

そこで宗谷総合振興局のホームページで調べてみることにする。


コンブの語源

アイヌ語の「コンプ(konpu)」だといわれています。
しかし、昔(平安時代)は海藻類は布のように薄く幅広いことから「め(布)」と表され、今でもワカメなど、「め」の付く海藻がたくさんあります。
中でもコンブはその幅が広いことから「ひろめ(広布)」と呼ばれていたそうです。また、蝦夷(北海道)で獲れるので「えびすめ(夷布)」とも呼ばれ、七福神の恵比須に掛けて「福を授かる」意味としても捉えられていたようです。

 万葉仮名では「比呂米(ひろめ)」「衣比寿女(えびすめ)」と表され、奈良時代にはコンブが珍重されていた中国との主要交易品目だったそうです。
「昆布」は、その中国で当てられた漢字だと云われています。しかし、実際に中国では昆布はワカメのことを指し、コンブは「海帯」と云っていたそうです。


なるほど、昆布は奈良時代には主要交易品目だったのか。その中で呼び方が当てられたのかな。

北海道(日本)→中国
(ワカメとごっちゃになりながら、呼び方が日本に逆輸入)

このあたりが真相なのかなあ。

アイヌや日本、中国の歴史と文化に複雑に絡み合ってきた昆布だからこそ、わからない謎なのかもしれない。


そんな謎を楽しみながら…


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芝銀座なある和菓子の伊勢屋の昆布おむすび!
真夏の陽射しを浴びながら。

醤油で味つけられたごはんに、刻まれた昆布の佃煮がたっぷり混ぜ込まれている。

噛むたびに、その旨みがじわっと口の中に広がっていく。
昆布おむすびって、やっぱりいいなあ。


真夏の昆布の謎。
さらに追いかけていこう。


ご馳走たまでした!



引き続き、昆布を深掘りしていきます!



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