俺たちは海老天に背伸びをさせてしまっている。
【507むすび】俵大名(大宮)海老天
えび天よ、すまなかった…
このおむすびチャレンジの中で、いくつか研究テーマを持って進めていることがある(なんとなくシリーズ化)。
その中でも、なぜか反響が大きいのが、えび天おむすびの尻尾の向きを調べていくシリーズだ。
そもそもの発端は、いろいろなお店のえび天おむすびを食べていく中で一つの説に気づいたこと。
それは、「えび天おむすびはいつも右曲がり」
この説に関して、フォロワーの方が検証に協力してくださり…
実は、左曲がりのえび天もあるということがわかる。
こんな、しょうもない説に一緒に検証に動いてくれた方がいること。本当に嬉しかった。
しかし、話はまだ続く…
実は、まっすぐ直立系えび天が増えてきているらしいのだ!
えびと言えば、その滑らかなカーブという概念が、変わってきているのだ。
と、ここまで1年以上かけて、えび天について調べてきた。
最近では、えび天はまっすぐに立っているのが普通だ。もう、当たり前になってきていると書いてしまったりまでしている。
しかし、もしかしたらこれは世のえび天達に大きなプレッシャーを与えていたのかもしれない。
大宮そごうの地下にある俵大名。
ショーケースの中に一際目立つおむすびが!
それは、タワーのようにそびえ立つえび天おむすび。
見るからにうまそう。
自宅に買って帰って食べようっと。
俵大名のケースを開けると
そこにそびえ立つえび天が…
一瞬、自分の目を疑った。
そっ、そびえ立っているえび天が…いなくなっている。
いや、たしかに店頭のショーケースの中に入っていたえび天おむすびは全部垂直立ちをしていた。
そのおむすびを買ったはずなのに…
そこには、ぐにゃり右曲がりのえび天しかない。
そっかあ。
えび天達は、本当は曲がっていたいのではないだろうか。それをデパ地下のショーケースという場所で無理にピンと背筋を伸ばして、よく見せようと努力していたのではないだろうか。
買われたことによって、ホッとして元の自分に戻ったのに違いない。
人の世界も一緒かもしれないなあ。
自分に、ずっとプレッシャーをかけ続けてしまうとどこかで崩れてしまう。やっぱり息抜きできる場所を作ったり、できれば等身大の自分でありたいものなのだ。
気づかせてくれた、えび天よありがとう。
カリッと香ばしいえびの尻尾をかじりながら、そんなことを考えていた。
ご馳走たまでした!
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