浦和の涙とブーイングと三色おこわと

【149むすび】三色おこわ(サミット)浦和

朝からの冷たい雨も試合前にやんだ。気温は昼間でも5度。真っ白な息に包まれるように、スタンド全体から地鳴りのような応援が始まる。
Jリーグ最終節。浦和レッズ対ガンバ大阪。
浦和レッズは最終節まで降格プレーオフの可能性がわずかながら残っているが、大差で負けない限りは大丈夫という状況。
どちらのチームも今シーズンの集大成として、いいプレーをサポーターに見せなくてはならない。

思うようにならない展開。
パスがつながらない。走り勝てない。オフザボールでの動きが全くない。

今シーズンは、こういう一方的にやられる試合が多い。
結局、2-3で敗戦。ガンバ大阪のサポーターが喜ぶ声だけがスタジアムに鳴り響く。

これで今シーズンは終了。
何ヶ月も勝利の歌を歌わないまま、終わってしまった。

試合後はセレモニー。
浦和レッズの代表社長の挨拶は、ブーイングの嵐でかき消されていた。
上部だけの言葉や行動は、見透かされているようだ。
サポーターは、みんなわかっている。

その後は、今シーズンで退団する森脇選手と岩館選手のセレモニー。
「浦和に残してくれたのは最後まで諦めない強い心。ありがとう森脇」この言葉がすべてだろう。

サポーターは、みんなわかっている。
その行動、その言葉、そのキャラ、本当に愛される選手の退団は寂しい限りだ。
最後まで涙と笑いで終わることができた。ありがとう森脇選手。

今日の勝負飯は、スタジアムに来る途中で買った三色おこわ。
気温が低くて、さすがに冷たくなっているが、モチモチ感があって、美味しく食べることができた。

Jリーグの方では、三色のトリコロールカラーの横浜Fマリノスが優勝したらしい。おめでとう！

来シーズンは、お赤飯が食べられるように赤い色のチーム浦和レッズがタイトルを獲りたいものだ。
また、熱いサポートをしていこう。

**ご馳走たまでした！そして、お疲れさまでした！ **

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