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創作大賞のいっぽんマガジン

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創作大賞にチャレンジしているクリエイターさんの素敵な作品を応援します
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記事一覧

"#創作大賞のいっぽん"素晴らしすぎる結果がでました!【入選1名、中間選考突破5名、…

《連続1572日目!》 ハッピーハロウィン〜!!! (テンション高めに) 今日は、ハッピーな…

ハスつか
6か月前
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速報「note創作大賞2023」#創作大賞のいっぽんの仲間たちは・・

《連続1525日目!》 速報です! 本日、「note創作大賞」の中間選考結果が発表されました! …

ハスつか
8か月前
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迷ったら、観覧車に乗って。

あらすじ  水を張ったボウルの中でブリのえらをゆすぐ爽の長い指が、時々もてあましてるよう…

リリカル・スペリオリティ! #1 「悪魔ちゃんは、新宿に住んでいる」

(※こちらの作品は、創作大賞2023 イラストストーリー部門の応募作です。募集内容・お題のイ…

おかゆ
10か月前
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雨の詩 【詩】

いい天気 けむる霧雨 しっとりとぬれた木々 真っ黒な枝々 その黒さは やさしい いい 天気…

nepa
1年前
87

「孤の家」第1章│自由のローン

小鳥のさえずりと朝日が私の目覚まし時計だ。この生活は、私が自分の力で手に入れたものだと毎…

宿木ゆき
10か月前
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「硝子の鳥籠」 第1話 ざらついた平穏(1)

 創作大賞2023イラストストーリー部門応募作です。  よろしければ、こちらの記事をご覧になりお進みください。 *☼*―――――本編―――――*☼*  窓を叩く雨音に、余裕を失った、切なげな声が混じる。 「千影……っ」  むき出しの肩に、耳に、熱い吐息がかかった。  どこまで本気なのかわからない情熱を注がれながら、千影の視界は漆黒に染まっている。  いつだってそうだ。  この少年と身体を重ねるとき、千影は身の内に響く声を殺すため、目を閉じ唇を引き結ぶ。 ――殺せ

【追悼 渡辺雅弘】Girasoul ~聴く者の魂を揺さぶるヴォーカリストMamiと、パーカッ…

2023年4月25日に急逝した渡辺雅弘。 雅弘が遺した楽曲を歌い続けることを表明したMami。 事務…

五辺宏明
10か月前
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ゴールマウスの恋人【前半】創作大賞2023応募作品

【あらすじ】 岡部鞠菜は、大学のゼミの教授から貰った、サッカーJ2リーグのチケットを手に…

YOKUMI
1年前
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「星雲乱破ナイファス」第一話

西暦2210年2月10日、地球の旧東ヨーロッパ上空3000メートル。 時刻は13:20、非公式の私設軍組…

雲州鳩
10か月前
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【小説】アラサー公務員と仕事サボりのプロ・第1話【フィクション】

6月下旬、まだまだ梅雨空が続く金曜日。 この日の鈴木は、とても憂鬱だった。 「これ、絶対佐…

【小説】松田とマユ #1

 世界の終わりを目前にしつつ、私は本当に愉快だった。  私の名前はマユ。  この高校に通…

保坂歩
1年前
370

最先端の原価計算と都市伝説(監査法人1年目の教科書)

 1962年で当時の大蔵省より公表された『原価計算基準』。現在も製造業の個々の条件に応じて、…

ただ、欲しかった。

窓の外には雪が降り始めている。 ガラス窓のサッシ部分は結露して、丸い粒々がたくさんくっついている。暖かさと冷たさの境界線に偶然できた粒々の美しさに、心を奪われた。 年明けだった。私は仕事場で、PCに向かい残業していた。どんどん考えが深みにはまっていった。同じことを何回も何回も。ぐるぐると。 ──あの人と結婚するにはどうしたらいいのかなぁ。 私は、結婚を反対されていた。 👓 そもそも、彼と出会ったのは、この広大なインターネットの宇宙内だった。ガラケーしかなかった200