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秉燭夜遊

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人生は儚く短い。暗くなったら明かりを灯し、夜まで遊んで生涯を楽しもう。
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2023年3月の記事一覧

弥生が散った、卯月が咲いた。

弥生が散った、卯月が咲いた。

三月もお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
こんばんは綴音 夜月です。

三月は皆さんにとってどのような月でしたか?
私の周りには新しい世界に踏み込んだ人が多くいたような気がします。

期待と憂鬱を心地よく兼ね備えた季節を『春』と呼ぶのだと思います。

三月は綴音自身、思うように活動できない時間でした。

これは二月の最終日、三月に向けて書き出した目標です。
この書きだしをみては劣等感に

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消えるにはまだはやい気がした

消えるにはまだはやい気がした

こうしてしっかり文章として自分自身のことをお話しするのは
久しぶりな気がしています。
こんばんは、綴音 夜月です。

三月も本当にあと少しで終わるなと思う度に、
春の空気への多幸感と変化への憂鬱で息が詰まります。
『桜は飽きられる前に散って恋しく想われるから美しい』
とどこかで読んだことがあるのですが、
飽きられる前に去って、延命を望まれる存在って本当に一握りというか
選ばれし存在だなと、自分と対

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合格発表で迷子センター並みの対応を受けた話

合格発表で迷子センター並みの対応を受けた話

タイトルの通りです、はい。
無事第一志望校合格したわけですが
こんな日にまで珍事件(伝説)を残してしまうのが綴音です(誇れない)

発表時間に志望高校に行ったんですけど、掲示されてる場所がわからず
不審者並みにウロウロしてたんです。

教員「入学生の子かな…?」
ー 掲示場所わからず未確認 ー
綴音「えっと…入学したい人です」
教員「???」
教員「ここは合格した人しか来れないブースなんだけど…」

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サヨナラは通過点

サヨナラは通過点

本日、綴音夜月は中学校を卒業しました。
『三年で人は変わる』
その言葉を実感する三年間でした。

私の青春はコロナ全盛期に幕を開けました。
『転校生』として入学した学校に正直期待はしていなかった
というか、できていませんでした。
生徒数も多くないので、その集団の中に入ることが怖かったんです。

ただそんな不信感を解いてしまうほどに、
私の辿り着いた場所はあたたかい場所でした。

ここ以外、というか

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またここに戻ってきた時に

またここに戻ってきた時に

『一年後の自分へ』
節目を迎えるごとに書くには丁度いいテーマです。
私の通う学校の国語科の教諭は毎年新しい年度を迎えるごとに
生徒にその手紙を書くよう指示します。
その手紙が今日返却されました。
正直書いたことすら忘れていたのですが読んでみると感じるものもあったので
ここに残しておこうと思います。

一年前の自分は自分が想像しているよりも幼くて
でもその幼さを隠し通したい背伸びが余計幼さを増してい

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